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みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2006年1月18日水曜日

鬱とオカルト

 すいません、今、鬱です。



 あまり天候に左右されることはないので、周期的なものなんだろうと思い、こちら(http://www.kampo.japanpost.jp/bio/)のバイオリズム診断をやってみたら、なんと身体と感情が最低。やっぱり当たるのかな?



 今日も職場でいやなことがあって、頭に来て勤務時間が終わった瞬間に仕事を中断してとっとと帰宅してしまいました。いつもはサービス残業をやるんですけどね。いやなことといっても普段なら気にもとめない程度のもの。そう分かっているんですが、鬱な時期はどうしても頭に来てしまい、「こんなことで頭に来るってことはやっぱり鬱なんだ」と自分で分かってしまいさらに鬱状態になるという悪循環。



 鬱だと毎日が楽しくないだけでなく、僕にはおまけでさらにいやなことが起こりがち。それは・・・見てしまうんです。そう、オカルト的なものを。



 僕も技術者の端くれですから、オカルトは原則的に信じません。が、時としてあらぬものが見えてしまいます。今までの経験上、鬱の時期にその経験が多いようです。昔学生の頃に心理学をかじったことがあるのですが、学問的には霊体験とかデジャ・ビュとかは心理的な抑圧を無意識のうちに解放しようとする「適応機制」の結果の幻であると説明されています。ですから学問的にも鬱状態の時に見てしまう(見た気になってしまう)のはある面自然なんですが、幻とはいえ、見えてしまう自分にとってはイヤなもの。ああ、さらに鬱になる・・・



 今までで最も怖かったのは学生の時のこと。2人連れでドライブをしていて札幌郊外の月形という所を通った時。僕(運転手)がふとバックミラーを覗くと、灰色の服を着た女性が車のすぐ後ろを横断していくのが見えたのです。これだけなら特段驚くこともないのですが、時速100キロ近くで走っていたのにバックミラーに写る大きさは全然変化せず、車のすぐ後ろを右から左(運転席側から助手席側)に移動していく姿。



 思わず「うっ」とうめいて助手席の奴に「実は・・・」と言いかけたところ、そいつも真っ青な顔をしている。理由を聞いたら、助手席の後ろのドアの窓を誰かがノックしたというのです。いつ?と聞いたら、僕が「うっ」と言ったのとほぼ同時だというのです。2人でエヴァンゲリオンのシンジ君のような叫び声を上げ続けたことは言うまでもありません。今思い出しても背筋がさむーくなります。ただこの時は鬱というわけではなかったはずだし、2人それぞれが論理的に整合性のある連続した事柄を別個に認識したというのは、学問的に説明が付きにくいと思っています。少なくともこれはホンモノの・・・・・かも・・・。



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