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このブログについて

みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2014年2月15日土曜日

雪のないウィーンから大雪の日本に出張します


 昨日の午後にスーダンから戻ってきて、どうしてもやらなきゃいかん仕事を片付け、これから日本にまた出張します。
 ウィーン滞在は正味2日。きっついなあ。
 ところで、ウィーンは本当に雪がない。完全な異常気象でござる。
 日本は大雪だとか。通常は逆なんすけどね。

 

2014年2月14日金曜日

お犬とラクダ


 スーダンからウィーンに戻るときはドバイ経由。スーダンと違ってドバイの空港の中はたくさんのお店がひしめいている。
 そんで、娘用にラクダのぬいぐるみを買ってみた。
 娘がお犬にラクダを見せて反応を試してみたところ、お犬大反応、強奪してしまったとのこと。

 これがその証拠写真。

ひゃっはー!

どうも、胴体の太さやらサイズやらがお犬の口にジャストフィットらしい。

あ、あの、これをぴょーっと放り投げてくれると、ぼ、僕はそれを取ってくるからそれをまた投げてほしいなと思うんですが。

 うーん、目的外使用だなあ。


2014年2月12日水曜日

スーダンから帰国


 一週間の出張を終え、オーストリアに帰国する。

 最終日は総まとめの議論と成果文書の作成。

だいたいこんな感じで会議をやってます。

スーダン人は結構押しが強いので、うまいこと着地させるにはテクニックが必要。一週間こういうことをやっていると本当にへとへとになる。

双方それなりに満足いく会議で、最後は笑顔の記念写真。

 読者の中には日本人を探した人もいるかもしれない。でもこの写真は僕が撮ったので当然この中に僕はいない。 僕が入った本当の全体写真は面が割れるのでさすがにオープンしない。


 スーダンで電気にアクセスできる人の割合は40%。ということは60%の人はランプで暮らしていることになる。同時に、40%の人も常に使えるわけでもない。電気が足りなくなったら停電するわけだ。ということで、大きなビルには必ず自家発電設備がある。
これがそれ。かなり年季が入ったシロモノである。


  スーダンはアフリカの中では最も水に恵まれている国の一つ。緑がたくさんある。
これはマンゴーの木。初めて見た。

 最後に、青ナイルと白ナイルの合流点を見せてくれる、という。このためにでかいカメラを持参したのだ。
 現地に着いてカメラを持ち出そうとしたら、No photo!だって。話を聞くと、合流地点は軍事利用されるので事前に許可を得ておかないと写真は撮れないんだそうだ。「次は許可を取っておくよ」とカウンターパートのおっさん。 実際に見てみると大変雄大な景色。特段軍事基地とかはないけど橋の上には確かに警備兵の小屋があった。

車の中からなら写真撮ってもいいよ、ということだったので撮ったのがこれ。わかりにくいけど手前が白ナイル、右奥から青ナイルが合流して奥の方に大ナイルとして流れていくわけだ。


走っている車。結構新しいのがおわかりいただけるだろう。先日も書いたけど、スーダン人は交通ルールを守るので接触事故とかが起きにくいのだ。バングラデシュではみんなぼろぼろだけどね。

無事ドバイに向けて出発。ドバイの空港そばのホテルで仮眠できる。

なんとホテルに着いたら激しい雷雨。UAEで雨なんて初めて出くわした。



2014年2月10日月曜日

ナイル川直送の魚を食べる


 今晩はスーダンのカウンターパートが魚料理のお店に連れて行ってくれるそうな。会議が長引いたのでホテルに寄らずそのまま直行した。ということでカメラがなくiPhoneで撮ったぶれぶれ写真でご勘弁を。

うん、魚料理っぽい看板。何て書いてあるかはまるっきりわからんけど。

 店内はこんな感じ。なかなか素朴でよろしい。床は砂。埃は立たない。

待つことしばし。出てきましたよ。

おお!

基本、レストランで食べ物の写真を撮るのは好きじゃない私ですが、これはつい撮ってしまいました。
これで4人用。すべてナイル川からの直送だそうだ。まあ目と鼻の先に流れているから、きっとそうなんだろうけど。
なんか、小さいのと中くらい(テラピア)と大きいのがスパイスを付けてこんがりと揚げてある。あつあつである。こいつらを手でむしってソースを付けて食べる。パンに挟んでもよし、ライムを搾って食べてもよし。ライム+生のタマネギで食べるとさっぱりといただける。

これ、テラピア。白身の淡泊な味でなかなかイケる。

まあ、3種類の魚、調理法もスパイスも同じなので基本みんな同じ味ではあったけど、おいしかったです。若干川魚っぽい苦みがあったけど、手づかみむしゃむしゃでワイルドだったし。ビールがあれば最高だったんだろうけど、ムスリムの国では無理ですわな。
残念なのが、おしぼりも何もなかったこと。トイレで手を洗おうか悩んだけど、その水自体が信頼できないので、結局洗わないで食べるという選択にした。次回行くときはウェットティッシュを持って行こう。


2014年2月9日日曜日

ハルツームの朝

 この時期の(っていうか初めて来たから他の季節はわかんないんだが)ハルツームの朝は極めて爽快。日中も温度的には30℃近いんだけど、空気が乾燥しているので日陰にいると大変気持ちがいい。まあこっちでは真冬に近い時期らしいのでさもありなんというところだけど。

 ホテルの窓から。夜は蚊が怖くて窓は開けられないけど、朝なら大丈夫(だろう)。

この写真を見てあれ?と思ったら、途上国事情に詳しい人。
 こっちにきてびっくりしたのが、車が信号をちゃんと守ること。バングラデシュではそうはいかない。赤でも青でも突入します。失敗国家のワースト3に必ずランキングされるスーダンだけど、政権が変わったら結構イケるかもしれない。やっぱりルールを守る国は伸びます。
 ちなみに、車の4割方は日本車、3割くらいが韓国車って感じ。政府の公用車も含め、お金持ちはトヨタのランドクルーザーに乗るみたい。ただし、エネルギーも含めた経済一般は中国との関係がすごく緊密。
 
抜けるような青空。昔チュニジアに行ったときも同じ空だった。やっぱりアフリカなんだなあ。

2014年2月8日土曜日

Road to Sudan

 ドバイ経由でスーダンに向かう。

 途中、ドバイで8時間のトランジット。エミレーツ航空さんの御厚意で空港の目の前のMeridien Hotelで仮眠することができた。

暑すぎずちょうどいい気候。東京は大雪で大変そうですが、ここは太陽いっぱい。この時期が観光のおすすめなのかなあ?

 ドバイ空港のエレベーター。これを見ると毎回不安な気持ちになる。

 ハルツームに向かう。途中気圧が不安定らしく結構揺れた。

 数日前のハルツームの天気予報。「ほこり」って天気は存在するのか?と思っていたら・・・

あ、こーゆーことなのね。

ハルツームの街並み。ナイル川が見える。

 イリューシン76が多数駐機していた。やっぱりソ連の飛行機ってなんか変。

国連の飛行機もあった。このままこれに乗って帰りたい気持ちでいっぱい。

 イスラムの国は週末は金・土曜。明日は日曜だけど、仕事を始めますよ。

2014年2月7日金曜日

スーダンに出張してきます


 今、空港です。これからスーダンに出張です。
 現地では4泊ですけど、ドバイでトランジット往復各1泊なので、結局ほぼ1週間という行程ですな。
 別にPKO要員というわけではなく、普通の技術協力調査ミッションです。なので是非とも誘拐等はおやめいただきたい。

2014年2月5日水曜日

疲れた時は温めるに限る


 疲れが結構ひどい。

 いつもは首筋がかちんかちんになるんだけど、今回は目に来た。

 てことで、以前日本で買った、なんか小豆かなんかが入っていてそれを電子レンジで温めると蒸気が出てなんちゃらとかいうやつで目を温める。

 ついでに、体はお犬で温める。

 えらい迷惑です

  目は結構楽になったけど、犬の毛が顔や首筋に当たってかゆかった。


2014年2月4日火曜日

9―3÷1/3+1=?



 プレゼン資料作りがなかなか進まないので、気分を変えて(現実逃避ともいう)つまらんことを書いてみよう。すんません、ウィーンともお犬とも何の関係もありません。


 最近、この手の記事が目立つ。

 これでも理系出身(実は隠れ文系)にして工学博士(実は学位論文には数式が一つも出てこない)という私、そういう記事が出ると心の中で計算してみるのだが、自信が無いので大声で答えは言えず、しかもこういう記事に限って正解が付いていないことが多く、もやもやとしていた。

 でも今回の朝日新聞の記事は正解が付いていた。
 答えは1なんだそうだ。

 ・・・え?

 じつは、この記事が言っている数式は中部経済連合会が例示しているものらしいんだけど、同連合会のオリジナルの数式は1/3が分数になっている(3分の1ね)。それなら答えは1だろう(汗)。

 でもね、朝日の記事では1/3となっている。「/」は÷だから、これを普通に計算すると、9-3÷1÷3+1となるので、答えは9になるはず(たぶん)。

 分数を1行に書けないので3分の1を1/3と書いたのだろうけど、オリジナルどおりに書くのならば、
9-3÷(1/3)+1としなきゃいかん(はず)。そうじゃないととても紛らわしいことになる、てゆーか、答えが変わってきてしまう(気がする)。


 さらに言うならば、数式の数字を半角文字でなく全角で書くセンスのなさ。

 なんてゆーか、やっぱ朝日ってだめだわ、と思った次第。

 えっと、こういう時の諺って、なんだっけ?紺屋の白袴?門前の小僧がなんとか?医者の不養生?どれも違う気がする。ああ、おいらって文系でもないや。トホホ。


 さらにどうでもいいことを書いてみる。

 これは日経の記事。貝印が高機能ハサミを発売するそうだ。

 これ、イイ!ウィーンってなんていうか、創意工夫から三千里ほど離れている街。従来品をどよよーんと売るだけ。おしゃれなPOPなどもなし。

 やっぱ日本っていいなあ。文房具マニアとしてはたまらん新商品だす。今度の日本出張の時に買おうっと!え、3月4日発売?だめじゃん。2日の飛行機でこっちに戻ってこなきゃいかんのよ。ん?サークルKで先行発売?これって4日より前に発売するってこと?先行で4日から?うがあ、わかりにくいなあ。大丈夫か、日経?






2014年2月3日月曜日

パワポ奴隷がマラリアの薬を処方される


 2月は忙しい。外は寒いし陽は差さないし仕事でもするか、とみんなが思うからだ。
 明日から私のグループの年1回の大きな会議があり、金曜から1週間スーダンに出張し、その次の週から2週間、日本で出張と自分の学術的な活動があるのだ。
 そんなことで、4週間で8本のプレゼンをしなきゃいかん。
 ということで、ここ2週間ほどパワーポイントのプレゼン資料作りで日々が過ぎている。だんだん夜も眠れなくなり眠れても変な夢で目が覚める。先日は時計の山の夢を見た。よほど時間にせっつかれているようだ。

 さて、スーダンに行くには、黄熱病、肝炎、ジフテリアなど最低7本の予防接種を受けなきゃいかん(うちの職場のルール。ブースター込み。法的にはもっと少なくてもいいのかも)。これまで痛みに耐えて打ってきましたよ。黄色の手帳にすべての記録が残り、入国審査の時に提示しないと入国できない。
 そんで最後はマラリアの薬。ようやくここまで来たか。
国連都市のメディカルセンターで処方されたのはマラロン(マラリアだからマラロン。なんという安易な)という薬。耐性ウィルスも少なく、副作用もない大変いい薬のようだ。ちなみに日本ではまだ未承認らしい。
 これを入国2日前から滞在中と出国後1週間後まで1日1錠飲むのがお約束。
 一応、調査団長役なので、現地で高熱を出しでもしたらしょうがないし、まじめに飲みます。

 まあ、スーダン自体は心躍るわけでもなく、むしろ身の危険を感じるというのが正直な感想なわけだけど、未知の国に行くのは、おら、ちょっとわくわくしてきた(前日記事に引き続き悟空です)!

2014年2月2日日曜日

お犬の毛刈りにチェコまで別ルートで行ってみたけど


 昨日の記事で宣言したとおり、お犬の毛刈りに出かけた。
 僕は今度の金曜から3週間出張という高校野球期間中の阪神のような死のロードなので、今日しかチェコまで行ける日がなかったのだ。
 Google mapで所要時間を確かめていると、なんか別ルートがある。
いつもは左のルートで行くんだけど、今回は右ルートで行ってみよう。いつもは1時間で行くところを30分ほど余計にかかるみたいだけど、新しい道を行くのは、おらなんかワクワクしてきた(悟空)!

 とはいえ、今日は雨。気温はマイナス3℃。

車の外に出たくないお天気。

 ・・・すんません、なんかあまりおもしろい道じゃなかったです。
 おら、がっかりだ(悟空)。

でも、きれいになりました。

 おしりもまるまる。

なのに釈然としない顔をしている。

 なんで釈然としていないのだ。39.5ユーロもかけたのに。飼い主の床屋代より高いのに。飼い主より高頻度で毛刈りするのに。
 おら、がっかりだ(しつこい)。

2014年2月1日土曜日

いじましい犬発見


最近は最高気温がマイナス4℃とか5℃くらいの日々となっている。雪はあまり降らない。
おまけに今日は風が吹きすさび、とても寒い。

裏の農園もまだら雪。余計寒々しい。


近所の空き地も寒々しい。


どこかの犬が掘ったと思われる穴。雪の下は乾いた土。フリーズドライ状態なんだろう。

暖冬だと騒いでいた頃、とち狂って咲き出した花も

すっかりとしおれてしまった。君、ちょっと早すぎたよ。


散歩から帰ってきてダノンが出しているActimelというヨーグルト飲料を飲んで一息ついていたら、お犬が物欲しそうに見上げている。試みに空き瓶をあげてみると、

なめる


前足で抱えてなめる

なめまくる

瓶が倒れても顔を倒してなめる

ふと正気に戻る


またなめに戻る


また正気に戻る


まだまだなめる

味がしなくなったのか


ちょっと噛んでみる

また正気に戻る

・・・飽きてきました


zzz

まるで餌をもらっていないかのようないじましさである。でもなめている最中は静かでよろしい。
しかし、随分毛が長くなってきた。明日は毛刈りに行くことに決定。