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このブログについて

みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2006年1月22日日曜日

スキーに行く

Photo_1Pict0003_15  昨日の予告どおり、今日はスキーに行った。場所はゼメリンク(Semmering)のステューレック(Stuhleck)というところ。ウィーンから100㎞足らずの所にある、ウィーン人にはポピュラーなところ。 



 職場の同僚から誘われたのだが、彼らは朝8時前には出発という若さを発揮した行動(とはいえ、数歳しか違わないんすけどね)に出ており、到底着いていけない僕と娘は10時ちょい前に出発し現地で合流という脱力モード。



 朝起きてみると気温マイナス5℃、かなりの雪で先が思いやられる。高速道路も吹雪状態。すぐさま引き返したくなる。スキー場に着き、用意をしているうちに先発組から電話が入り、レストランにいるから合流せよとのこと。何もしないうちに昼食に突入。



 満腹になったところでスキー開始。なおリフト券は早じまいして帰ろうとするおやぢが安く売りつけてくるので、それで済ませる。娘(7歳)はウィーンに来てスキーを初体験。この年齢だとこれからいろいろな初体験(いやらしい意味ではなく)をするのだろうが、僕のような年齢になると今後は退職、還暦、長生きしよう会入会、老人ホーム入所、遺言執筆、死亡、葬式くらいしか初体験は残っていない。



 それはともかくとして、娘は一昨年初めてスキーをした時は、Bad Gasteinというスキーリゾートに1週間滞在したことから、スキー場付属のスキー幼稚園に入れ、基礎を教えてもらった(親が遊びたいからというわけではない。断じてそうではない)。そのせいか、すいすい滑り、ついには大抵のスキー場に行っても頂上から転ぶことなく一人で下まで降りてこれるようになった。それが去年、Tバーリフト(あのピッケルみたいなのをおしりに引っかけて登る奴)で転び、それがトラウマ化して1シーズンを完全に棒に振るという事態であった。



 今年はどうか。そろりそろりと滑らせてみる。やはりトラウマは残っており、一人で滑れない。仕方なく僕のストックを握らせ、ゲレンデの厄介者、超低速連結蛇行走行を行う。プルークボーゲンはできるのだが、時たま転ぶ。そうすると起きれずにパニックになる。その繰り返し。転ぶのは全く恥じることではないし、ある程度転ばないとうまくはならないものだが、トラウマのせいか、転ぶことを必要以上に怖がっている。したがって、転んだ時は優しく接し、もう滑りたくないなどと甘えたことを言っている時は叱る。なだめすかされ、時には叱られ、子供は涙を凍らせながら滑る。



 こっちも欲求不満がたまってきたこと、子供を落ち着かせる意味もあり、中腹で一休みさせ、同僚に見ていてもらう。その間に短か目のリフトで2回滑る。納得。子供の所に戻ってみると、すっかり落ち着きはしたが寒さで震えている。ごめんごめん。再度だんご2兄弟で滑る。すっかり落ち着いたせいか、今度は1回も転ばない。滑りながら「上手くなったよ」とか「○○さん(僕の同僚の名前)、どこで滑ってるのかな」などとしゃべり始める始末。こうなるとうちの娘は強い。結局1回も転ぶことなく下まで降りる。最後は僕のストックを離し、一人で勝手に滑る。もう1回滑って自信をつけさせてあげたかったが、暗くなってきたので残念ながらおしまい。子供は「また来たいね」などと言っている。さっきもう絶対スキーなんてしないなどと泣き叫んでいたのはどこのどいつだ。



 ということで、今回は写真を撮るゆとりがほとんどなかったっす。ほとんど滑っていないのにどーっと疲れた1日でした。



2 件のコメント:

  1. お疲れ様です。
    いや~スキーですか。 いいですね。うらやましいです。
    自分ドイツ来てからまだ一度も滑ってないです(嘆)。
    アルプスでスキーが私の昔からの夢なんですが、 
    簡単そうで意外に実現しないのが夢ってものですよね・・・(涙)

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  2.  お店とかだとなかなか休みにくいですもんね。でもやっぱりヨーロッパのスキー場は日本のと比べていいですよ。まず日本のより混まないです。まあ北海道のスキー場は除きますが。あと、料理が圧倒的においしいです。あのカレーとうどんくらいしかない、しかもそのうどんもいい加減な作り方でありながら高いという日本のやり方は許せないものがあります。
     シトさんも時間を見つけてジョゼッペさんたちと行かれてはいかがですか?

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