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このブログについて

みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2013年5月7日火曜日

日曜日に買い物をしなきゃいかん場合、どうするか?

 これまで何回も触れたように、オーストリアでは日曜日はレストランなどを除くほとんど全てのお店がお休みとなる。これが政府の規制で行われているのか、たまたまみんなそうしているのかはよくわからない。なぜなら、僕自身まだ調べたことがないからだ。ただ、たまたまで全部閉まるこたぁないだろう。ってことで、やっぱり政府の規制と考えるべきだろう。ただそうなると、信教の自由との関係で、なぜ非キリスト教徒が経営するお店がキリスト教の安息日に合わせて休まなきゃいかんのか、という問題が発生する。むしろ土日は開業して稼ぎたい、平日に休みたいと思う人もいるだろう。その辺はどうなっているのか、知り合いのオーストリア人に聞いてみると、みんな「よくわかんない」と答える。みんな深く物事を考える習慣がないみたいだ(たまたま僕の周りの人間がそうなのかもしれない)。
 そんな国を挙げてのカルテル体質の国において、もし日曜日に「あ、子供にあげる牛乳がない」「あ、パーティーなのにビールがない」などということになったらどうするのでしょうか?
 僕が知る限り、やり方は3つ。
①日曜に開いているスーパーに行く。
 スーパーも原則全てのお店が日曜日はお休みなのだが、非常に限定的な例外が存在する。例えば、空港やとても大きな駅の中にあるスーパーは休日も営業しているのだ。ただしものすごく混むのは推して知るべし。僕は嫌ですね。
②外国に行く
 とはいえ、チェコもスロバキアも日曜はお休み。ただたびたび登場するチェコとの緩衝地域にあるフリーポートは日曜もやっている。とはいえ、ウィーンからだと片道1時間半はかかりますよ。
③ガソリンスタンドに行く
 実はこれが正解。
 
 
 
 
 ・・・と非常に長い前振りになったけど、以下ガソリンスタンドの売店がどんな感じになっているのかご紹介しよう。さすがに店内をD800で撮影するわけにはいかないので、iPhoneで隠し撮りっぽく撮ったのでひどい写真なことをお許し願いたい。


牛乳、ヨーグルト、ソーセージなどが置いてある。牛乳ってなぜか日曜とか月曜の朝に切れますよね。
 

パンも各種。
 
冷凍食品もたくさん。
 
キャットフード、ドッグフードも多種取りそろえております。ネコはわがままですからね、日曜にお気に入りのキャットフードがないと凶暴化したりしますからね。
 
・・・と、ここまでは、まあドライブ途中のお客へのサービスとして、まあぎりぎりわからんでもないのかもしれない。
でも売っているのはそれだけじゃあない。
 
 
ビールが山ほど!
 
 ワインなんてラックに入って鎮座ましましてますよ。
日本人の感覚だと、飲酒運転につながるようなアルコール類がガソリンスタンドにすっごく置いてあるのはちょっと理解に苦しむ斜め上の現象である。
全体的に、品揃えや値段も含め、ちょっと小さい規模のコンビニと思って間違いない。

規制が厳しいほどアングラ化サブカル化するとはよく言われることだが、たぶん規制のぎりぎりの線をねらっている(一部はみ出している気がしないでもないが、こっちは多少の飲酒運転はOKなのでまあいいのか)んでしょうな。
 ってことで、買い物かごを下げたおばあちゃんが徒歩でガソリンスタンドに入っていく光景がまったく違和感のない、でも日本人としては違和感たっぷりな国なのです。 
Posted by Picasa

2 件のコメント:

  1. もう慣れましたが、土曜日はいつも買い忘れがないよう気合い入れて買い物してます(笑)年間数回ショッピングセンターの日曜オープン日(ウィーンもありますか?)に混雑する店内を見ながら、需要が十分ありそうなのにと思う私です。でも宗教に基づく文化なんでしょうね・・・。

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  2. 日曜に開く日、ウィーンにもありますよ、確か。ただ我が家はみんなうっかりしているので、いまだかつて行ったことがありません。
    しかし日本で日曜一斉閉店、なんてことやると非難囂々でしょうね、国内外から。
    ただ、どっちが幸せかと尋ねられると正直ぐっと詰まってしまいます。少なくともこっちで過労死なんて言葉は無縁ですし。

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