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このブログについて

みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2005年12月31日土曜日

サンタ・ルチアにいるような気分になる(かも)

 それではお待ちかね(と言って誰も待ちかねていないのは、笑点の大喜利と一緒か。山田君、全部取って!)、サンタ・ルチアでさぁんたぁるぅちぃあぁーと歌うような気分になれる!(かもよ)。



 下のリンクをクリックしてくらはい。ちなみに歌は入っていませぬ。



「PICT0029.mpg」をダウンロード



サンタ・ルチアにいるような気分になる(かも)

 それではお待ちかね(と言って誰も待ちかねていないのは、笑点の大喜利と一緒か。山田君、全部取って!)、サンタ・ルチアでさぁんたぁるぅちぃあぁーと歌うような気分になれる!(かもよ)。



 下のリンクをクリックしてくらはい。ちなみに歌は入っていませぬ。



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無謀・ナポリまで車で行く(その1・ナポリ)

 いやいやいや、ナポリまで自動車で行きましたよ。貧乏人はじっと手を見ながら体を使うわけです。



 まず初日はフィレンツェで1泊。実はフィレンツェは既に来ており、朝6時ウィーン出発・午後4時フィレンツェ到着の10時間ドライブで疲れていることから、私は観光することなくベッドに倒れ伏す。ということで、フィレンツェについての記事はなし。ただ思うに、フィレンツェあたりが日本人にとっては一番快適なのかもしれない。ドイツ的な文化もそれなりに浸透しており、イタリアの中ではそれなりに秩序が保たれているから。あと、個人的には大学の時に入り浸っていたレストラン兼喫茶店(社長兼店長はなんと高校の大先輩)がフィレンツェという名前だったこともあり、なかなか好きな街。イタリアンも当然おいしいしね。



Pict0010_4Pict0016_1   翌日、ナポリまで行く。着いたらなんと大雨。雷は鳴るし風もものすごい。神はなぜ貧乏人にここまで鞭打つのか。高速の出口から中心部までがスラム街かと思うばかりのひどさ。道は穴ぼこだらけの水たまり、ゴミは散乱、壊れた自動車は道をふさぐ。どこにもこういう所はあるんだねなどと話をしていたら、街全体がこんな感じだった!昔タイにODA関係の仕事で数週間出張に行ったことがあったけど、タイより全然ひどい。なんというか、古代の都市にいい加減な後世の人間が寄生して好き勝手をしているというか、街自体も自浄作用を失った汚物垂れ流しの醜い老生物がのたうち回っているという感じ。この町、もう少し都市衛生面に投資するか住民の意識を変えないとまもなく滅びるのではないか。正直幻滅しました。とはいえ、ここのイタメシは最高。安いわうまいわ(スパゲティ・ナポリタンはなかった)。まあ、こういう所なんでしょうな。下町っていうか。これを許せる人ははまると思われますが、残念ながら僕はちょっと、ね。だって僕はノーブルだから。



 



Pict0019Pict0020_3   翌日、サンタ・ルチア地区に行く。ここは中心部からはちょこっと遠く、当然海っぺり。この辺は町並みもきれい。要は日本の地方都市みたく、中心部は放棄され、郊外に投資が進むという感じなんでしょうか?右の写真は卵城です。卵でできているのか?それとも地下に卵の秘密生産基地があるのか、はたまたハンプティ・ダンプティがいたところなのか?由来をどなたか教えてちょ!



無謀・ナポリまで車で行く(その1・ナポリ)

 いやいやいや、ナポリまで自動車で行きましたよ。貧乏人はじっと手を見ながら体を使うわけです。



 まず初日はフィレンツェで1泊。実はフィレンツェは既に来ており、朝6時ウィーン出発・午後4時フィレンツェ到着の10時間ドライブで疲れていることから、私は観光することなくベッドに倒れ伏す。ということで、フィレンツェについての記事はなし。ただ思うに、フィレンツェあたりが日本人にとっては一番快適なのかもしれない。ドイツ的な文化もそれなりに浸透しており、イタリアの中ではそれなりに秩序が保たれているから。あと、個人的には大学の時に入り浸っていたレストラン兼喫茶店(社長兼店長はなんと高校の大先輩)がフィレンツェという名前だったこともあり、なかなか好きな街。イタリアンも当然おいしいしね。



Pict0010_4Pict0016_1   翌日、ナポリまで行く。着いたらなんと大雨。雷は鳴るし風もものすごい。神はなぜ貧乏人にここまで鞭打つのか。高速の出口から中心部までがスラム街かと思うばかりのひどさ。道は穴ぼこだらけの水たまり、ゴミは散乱、壊れた自動車は道をふさぐ。どこにもこういう所はあるんだねなどと話をしていたら、街全体がこんな感じだった!昔タイにODA関係の仕事で数週間出張に行ったことがあったけど、タイより全然ひどい。なんというか、古代の都市にいい加減な後世の人間が寄生して好き勝手をしているというか、街自体も自浄作用を失った汚物垂れ流しの醜い老生物がのたうち回っているという感じ。この町、もう少し都市衛生面に投資するか住民の意識を変えないとまもなく滅びるのではないか。正直幻滅しました。とはいえ、ここのイタメシは最高。安いわうまいわ(スパゲティ・ナポリタンはなかった)。まあ、こういう所なんでしょうな。下町っていうか。これを許せる人ははまると思われますが、残念ながら僕はちょっと、ね。だって僕はノーブルだから。



 



Pict0019Pict0020_3   翌日、サンタ・ルチア地区に行く。ここは中心部からはちょこっと遠く、当然海っぺり。この辺は町並みもきれい。要は日本の地方都市みたく、中心部は放棄され、郊外に投資が進むという感じなんでしょうか?右の写真は卵城です。卵でできているのか?それとも地下に卵の秘密生産基地があるのか、はたまたハンプティ・ダンプティがいたところなのか?由来をどなたか教えてちょ!



なんとか無事帰宅

 無謀なイタリア旅行でしたが、つい先ほど(当地時間朝5:30)帰ってきました。いやあ、長かった。なんやかんやあって、結局ローマを15:30に出発したので、徹夜状態です。



 ということで、これから寝ます(笑)。すいません。記事、コメントへのレスポンスはその後ということで。なんとか日本時間の大晦日中には起床したいな、と。



なんとか無事帰宅

 無謀なイタリア旅行でしたが、つい先ほど(当地時間朝5:30)帰ってきました。いやあ、長かった。なんやかんやあって、結局ローマを15:30に出発したので、徹夜状態です。



 ということで、これから寝ます(笑)。すいません。記事、コメントへのレスポンスはその後ということで。なんとか日本時間の大晦日中には起床したいな、と。



2005年12月25日日曜日

臨時休業のお知らせ

 日頃御愛顧を賜り、誠にありがとうございます。



 さて、明日よりイタリアに旅行することが急遽決定しました。ルートとしてはまずフィレンツェで1泊、そこからナポリまで行って1泊、次にローマに戻って2泊で、全行程自家用車です(涙)。貧乏人は体力と車を使え、ということでしょうか。働けど働けど・・・なので、じっと手を見たいと思います。ああ、この前のみずほ証券の値段間違い株でも買っておけば、今頃ファーストで大名旅行だったのになあ。



 行きはフィレンツェまで約10時間だし、今年の春に38.5℃の熱が有りながらも解熱剤を飲んで走破(よゐこはまねしないようにしませう)したので、まあなんとかなるかなって感じですが、帰りのローマからウィーンまで、14時間とか15時間かかるんだろうなぁ。腰がもつか大心配。少なくとも、長距離ドライブ自己ベストであることには間違いないでしょう。



 とゆーことで、事故がなければ30日お夜には戻って来れると思いますので、それまではブログの更新をお休みさせていただきます。よろしければ大晦日にチェックしてみてください。



 ではではー。



臨時休業のお知らせ

 日頃御愛顧を賜り、誠にありがとうございます。



 さて、明日よりイタリアに旅行することが急遽決定しました。ルートとしてはまずフィレンツェで1泊、そこからナポリまで行って1泊、次にローマに戻って2泊で、全行程自家用車です(涙)。貧乏人は体力と車を使え、ということでしょうか。働けど働けど・・・なので、じっと手を見たいと思います。ああ、この前のみずほ証券の値段間違い株でも買っておけば、今頃ファーストで大名旅行だったのになあ。



 行きはフィレンツェまで約10時間だし、今年の春に38.5℃の熱が有りながらも解熱剤を飲んで走破(よゐこはまねしないようにしませう)したので、まあなんとかなるかなって感じですが、帰りのローマからウィーンまで、14時間とか15時間かかるんだろうなぁ。腰がもつか大心配。少なくとも、長距離ドライブ自己ベストであることには間違いないでしょう。



 とゆーことで、事故がなければ30日お夜には戻って来れると思いますので、それまではブログの更新をお休みさせていただきます。よろしければ大晦日にチェックしてみてください。



 ではではー。



1000アクセス達成御礼

 ちょっと遅くなりましたが、アクセス数が1000件を超えました。11月25日からスタートして、4週間弱での1000件。多いのか少ないのかはよく分かりませんが、私としては嬉しい限りです。皆様、ありがとうございました。



 これからもがんばっていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。



1000アクセス達成御礼

 ちょっと遅くなりましたが、アクセス数が1000件を超えました。11月25日からスタートして、4週間弱での1000件。多いのか少ないのかはよく分かりませんが、私としては嬉しい限りです。皆様、ありがとうございました。



 これからもがんばっていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。



冬のドナウ川

 今日は車にガソリンを入れた帰り、ドナウ川岸のお気に入りの場所に寄ってみた。



Pict0006_10  夏ともなれば緑にむせかえるほどの川岸も、





 



 



Pict0009_1  今は寒々としている。





 



 



Pict0003_8  川の水は別に木みたいに葉っぱが落ちるわけでもないけど、やっぱり冬っぽい。



冬のドナウ川

 今日は車にガソリンを入れた帰り、ドナウ川岸のお気に入りの場所に寄ってみた。



Pict0006_10  夏ともなれば緑にむせかえるほどの川岸も、





 



 



Pict0009_1  今は寒々としている。





 



 



Pict0003_8  川の水は別に木みたいに葉っぱが落ちるわけでもないけど、やっぱり冬っぽい。



すいません、またクリスマスマルクトに行ってしまいました・・・

 いやあ、前の前の記事で「最後のあがき」などと書いておきながら誠に申し訳ないんですが、また市庁舎前のクリスマスマルクトに行ってしまいました。



Pict0007_11  だって、「24」のところがめくれるとどうなるか気になっていたんですもん(左の写真は19日のもの。真ん中の塔のところに24というマスがあります。クリスマスツリーの左右に縦長の色つきの窓っぽいところと、20とか数字が書いてあるところがありますよね。これが日めくりみたいになってるんです)。



 ほんでどうなったかというと、



Pict0008_7  ???なんだこりゃ。なんかクリスマスに似つかわしくない禍々しいものを感じるのは気のせいでしょうか?





 



Pict0010_3  ところで、今日が最後のせいなのか、えらい人出でした。日本人もたくさん。ツアーで来られた人かも。



 あ、よく、団体旅行をするのは日本人の特質だなどと揶揄されることがありますが、ご安心を。ドイツ人も団体旅行が好きです。いろんなところでぞろぞろと歩いています。ですから、もしそんなことを言われたら、日本人だけじゃないときっぱりと反論しましょう。相手の誤りを正すのは自然なことです(でも、先頭の人が旗を持つのは日本人だけかな?ドイツ人は帽子とか折りたたみ傘だったりします。あと、みんなが胸に○○観光とかのバッチを付けているのも日本人とか中国人くらいかな)。



 まあ、なんにせよ、クリスマスマルクトは今日でおしまい。大晦日まではちょっと落ち着くのでしょう。今晩は知人宅で飲んだくれました。ということで、メリー・クリスマス。



すいません、またクリスマスマルクトに行ってしまいました・・・

 いやあ、前の前の記事で「最後のあがき」などと書いておきながら誠に申し訳ないんですが、また市庁舎前のクリスマスマルクトに行ってしまいました。



Pict0007_11  だって、「24」のところがめくれるとどうなるか気になっていたんですもん(左の写真は19日のもの。真ん中の塔のところに24というマスがあります。クリスマスツリーの左右に縦長の色つきの窓っぽいところと、20とか数字が書いてあるところがありますよね。これが日めくりみたいになってるんです)。



 ほんでどうなったかというと、



Pict0008_7  ???なんだこりゃ。なんかクリスマスに似つかわしくない禍々しいものを感じるのは気のせいでしょうか?





 



Pict0010_3  ところで、今日が最後のせいなのか、えらい人出でした。日本人もたくさん。ツアーで来られた人かも。



 あ、よく、団体旅行をするのは日本人の特質だなどと揶揄されることがありますが、ご安心を。ドイツ人も団体旅行が好きです。いろんなところでぞろぞろと歩いています。ですから、もしそんなことを言われたら、日本人だけじゃないときっぱりと反論しましょう。相手の誤りを正すのは自然なことです(でも、先頭の人が旗を持つのは日本人だけかな?ドイツ人は帽子とか折りたたみ傘だったりします。あと、みんなが胸に○○観光とかのバッチを付けているのも日本人とか中国人くらいかな)。



 まあ、なんにせよ、クリスマスマルクトは今日でおしまい。大晦日まではちょっと落ち着くのでしょう。今晩は知人宅で飲んだくれました。ということで、メリー・クリスマス。



2005年12月24日土曜日

ベルベデーレの庭園で周囲をぐるっと見回したような気になれる(かも)

Pict0005_10Pict0009  ベルベデーレ(Belvedere)宮殿は シェーンブルン宮殿に比べると小さいけど、街中にぽっかりと存在するところで、周辺住民はジョギングとか散歩とかで非常に重宝するそうな。



Pict0012_3Pict0014_2   庭園がとてもきれい。







 それでは、先日の地下鉄編で御好評だった、「・・・したような気分」プロジェクトの第2弾、いってみよう!今回のお題は「ベルベデーレの庭園で周囲をぐるっと見回したような気分になれる(かも)」だす。下のリンクをクリックしてくらはい。目を回さないようにご注意を!



「PICT0015.mpg」をダウンロード



・・・今回は失敗かな?



ベルベデーレの庭園で周囲をぐるっと見回したような気になれる(かも)

Pict0005_10Pict0009  ベルベデーレ(Belvedere)宮殿は シェーンブルン宮殿に比べると小さいけど、街中にぽっかりと存在するところで、周辺住民はジョギングとか散歩とかで非常に重宝するそうな。



Pict0012_3Pict0014_2   庭園がとてもきれい。







 それでは、先日の地下鉄編で御好評だった、「・・・したような気分」プロジェクトの第2弾、いってみよう!今回のお題は「ベルベデーレの庭園で周囲をぐるっと見回したような気分になれる(かも)」だす。下のリンクをクリックしてくらはい。目を回さないようにご注意を!



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・・・今回は失敗かな?



2005年12月23日金曜日

最後のあがき またもやクリスマスマルクトに行く

 明日はクリスマスイブという行事があるそうな。クリスマスマルクトはイブの昼には終わってしまうので、今日は事実上のラスト・チャンスである。



 ということで、ベルベデーレ宮殿のマルクトに行ってきました。



Pict0004_4Pict0006_8Pict0007_10    これまで行った市庁舎やシェーンブルン宮殿のマルクトに比べると、かなりの小規模。またオランゲンプンシュを飲みながらぐるっと廻りました(マグカップもゲット) 。



Pict0008_6  これは小さな人形によるキリスト生誕の光景なんでしょうな。







 





最後のあがき またもやクリスマスマルクトに行く

 明日はクリスマスイブという行事があるそうな。クリスマスマルクトはイブの昼には終わってしまうので、今日は事実上のラスト・チャンスである。



 ということで、ベルベデーレ宮殿のマルクトに行ってきました。



Pict0004_4Pict0006_8Pict0007_10    これまで行った市庁舎やシェーンブルン宮殿のマルクトに比べると、かなりの小規模。またオランゲンプンシュを飲みながらぐるっと廻りました(マグカップもゲット) 。



Pict0008_6  これは小さな人形によるキリスト生誕の光景なんでしょうな。







 





ウィーンの寿司屋

 ここウィーンでも日本食ブームであり、その代表例が寿司である。街中には至る所に「SUSHI」という看板を掲げるお店がある。



 でも、そういう店に入ると、東洋系の顔をしたおじさんが作っている(握っているではないところに注意)のだが、日本人ではない。大抵が中国人、または韓国人であり、当然のように日本語は話せない。ドイツ語で注文するのである。まあ、それはそれで我慢するとして、メニューを見ると、ホイコーロー、麻婆豆腐、ビビンバなどが並んでいる。要は、寿司を代表選手とする極東料理屋という店がほとんどである。時にはこれにトムヤムクンやホーなどの東南アジア料理まで加わり、気分は拡大ASEAN外相会談である。寿司のシャリもおそらく機械か型抜きで作っているのではないだろうか。



 こういう店のネタは大抵決まっている。サーモンとマグロの赤身と謎の白身である。普通はこいつらしか出てこない。この白身がくせ者で、これは何だと聞くとブッターフィッシュ(Butterfisch)だという返事。要は「バター魚」ということ。食べてみると身は柔らかく、味は確かに水っぽいバター。ネットでいろいろと検索してみると、ようやく正体を突き止めた。日本名「あぶらぼうず」。こいつの身はそのあまりに多すぎる脂肪(成分はグリセリド)含有量ゆえに食べ過ぎると激しい食中毒症状を起こすと言う、命にこそ支障は無いが結構危険な魚なのだ(http://izumo.cool.ne.jp/soukaibluesea/aburabouzu.htmより)。なお、サーモンは日本よりおいしいかも。



 でも、店を選ぶとちゃんとしたおいしい寿司が食べられる。僕が知っている限りでは、3軒ある。一番高いのがグランドホテル(昔の全日空ホテルね。ANAがウィーンから撤退して地元資本になった)にある雲海。まあ、これは別格として、僕らレベルの人間が身銭を切って食べられるのはショッテンリンクの「えん」と、ホテルドフランスの中にある「大八」であろう(それでも高いけど)。この3軒ではいろんな種類のネタが楽しめる。



Pict0002_7Pict0003_7    僕は大八が好き。ネタもいいし、お店もきれい。大将のパンさん(台湾の人)が日本できちんと修行した人で日本語もちゃんと話せるし、人柄もいい。なじみになるといろいろとサービスしてくれるし、夜は11時を過ぎると大宴会モードになり、酒(なぜかいつもテキーラ)を振る舞ってくれるなど、とてもいいお店である。



 もしウィーンに来られて寿司を食べたくなったら、一度行かれてはいかがでしょうか?



 なんか、大八の提灯記事みたいになっちゃった。サービスしてもらおっと。



ウィーンの寿司屋

 ここウィーンでも日本食ブームであり、その代表例が寿司である。街中には至る所に「SUSHI」という看板を掲げるお店がある。



 でも、そういう店に入ると、東洋系の顔をしたおじさんが作っている(握っているではないところに注意)のだが、日本人ではない。大抵が中国人、または韓国人であり、当然のように日本語は話せない。ドイツ語で注文するのである。まあ、それはそれで我慢するとして、メニューを見ると、ホイコーロー、麻婆豆腐、ビビンバなどが並んでいる。要は、寿司を代表選手とする極東料理屋という店がほとんどである。時にはこれにトムヤムクンやホーなどの東南アジア料理まで加わり、気分は拡大ASEAN外相会談である。寿司のシャリもおそらく機械か型抜きで作っているのではないだろうか。



 こういう店のネタは大抵決まっている。サーモンとマグロの赤身と謎の白身である。普通はこいつらしか出てこない。この白身がくせ者で、これは何だと聞くとブッターフィッシュ(Butterfisch)だという返事。要は「バター魚」ということ。食べてみると身は柔らかく、味は確かに水っぽいバター。ネットでいろいろと検索してみると、ようやく正体を突き止めた。日本名「あぶらぼうず」。こいつの身はそのあまりに多すぎる脂肪(成分はグリセリド)含有量ゆえに食べ過ぎると激しい食中毒症状を起こすと言う、命にこそ支障は無いが結構危険な魚なのだ(http://izumo.cool.ne.jp/soukaibluesea/aburabouzu.htmより)。なお、サーモンは日本よりおいしいかも。



 でも、店を選ぶとちゃんとしたおいしい寿司が食べられる。僕が知っている限りでは、3軒ある。一番高いのがグランドホテル(昔の全日空ホテルね。ANAがウィーンから撤退して地元資本になった)にある雲海。まあ、これは別格として、僕らレベルの人間が身銭を切って食べられるのはショッテンリンクの「えん」と、ホテルドフランスの中にある「大八」であろう(それでも高いけど)。この3軒ではいろんな種類のネタが楽しめる。



Pict0002_7Pict0003_7    僕は大八が好き。ネタもいいし、お店もきれい。大将のパンさん(台湾の人)が日本できちんと修行した人で日本語もちゃんと話せるし、人柄もいい。なじみになるといろいろとサービスしてくれるし、夜は11時を過ぎると大宴会モードになり、酒(なぜかいつもテキーラ)を振る舞ってくれるなど、とてもいいお店である。



 もしウィーンに来られて寿司を食べたくなったら、一度行かれてはいかがでしょうか?



 なんか、大八の提灯記事みたいになっちゃった。サービスしてもらおっと。



やっぱりアクセス数が

 先日、アクセス数が20数件に戻ったと書きましたが、実はたまたまその時だけの現象で、その翌日からまた80件前後のアクセスを毎日いただいているようです。



 いや、当然うれしいんですが、あのー、そんなに大したこと書いてないんですけど・・・。世の中そんなに娯楽が少ないんでしょうか?娯楽が少ないのなら、出生率はもっと向上するはずなんですが・・・。あ、もしかして、このブログのために出生率が落ち込んでいるとか!?(そんなわけないだろ>俺)



 まあ、飽きられるまでがんばりますか(なーんて言いながら、実はものすごくうれしい)。



やっぱりアクセス数が

 先日、アクセス数が20数件に戻ったと書きましたが、実はたまたまその時だけの現象で、その翌日からまた80件前後のアクセスを毎日いただいているようです。



 いや、当然うれしいんですが、あのー、そんなに大したこと書いてないんですけど・・・。世の中そんなに娯楽が少ないんでしょうか?娯楽が少ないのなら、出生率はもっと向上するはずなんですが・・・。あ、もしかして、このブログのために出生率が落ち込んでいるとか!?(そんなわけないだろ>俺)



 まあ、飽きられるまでがんばりますか(なーんて言いながら、実はものすごくうれしい)。



大人の男の密かな愉しみ

 気品あふれる大人の男としては我が家ではトップクラスの実力を誇る私であるが、夜になり、妻子が寝静まった頃、密かなる愉しみに我が身を忘れることがある。



 それは、ポップコーンを食べること。しかも、子供の食べるような既製品の冷たいものではなく、熱いポップコーンを熱い中国茶とともに食する、これ以上の大人の男の愉しみはないのではないか。



 元来、私はポップコーンが好きであり、その度合いたるや、我が家では3本の指に入るほどであったが、ウィーンに来て、それと運命的な出会いをしてしまったのだ。それは、電子レンジで作るポップコーンなのだ!



Pict0003_6  それを袋から出す。とぼけた平べったい物体のように見えるが、侮ってはいけない。この中にはおそらくバター、各種調味料とともに出番を待つトウモロコシ君が多数存在しているであろうからだ。



  



 電子レンジに入れ、タイマーを3分半ちょっとにセットする。これは長い経験及び様々な試行錯誤により培われた職人としての研ぎ澄まされたカンによるものであり、その日の気象条件などによって若干の調整が加えられることは言うに及ばない。緊張を押さえつけ、決然とスイッチをONにする。すると日本では聞いたことさえなかったがこっちではそれなりに有名じゃないかと思われるZANUSSI社製電子レンジのターンテーブルが軽やかに回転し始めると同時に、マグネトロンからはマイクロ波(電子ではないことに要注意だ!)が止めどなく放出される。その途端!



 きゃーははは!



Pict0005_9  エネルギーを得たトウモロコシが急激に目覚め、躍動する。一方、これまでトウモロコシをまるで庇護するかのように身を固めていたバター、各種調味料も我が世を謳歌し始めるとともに、トウモロコシとの関係が新たな段階に突入したことを認識し、両者は恥じらうこともなく渾然一体となって外部に向かって膨張を開始する。



 胸が張り裂けそうなどという甘っちょろい比喩どころではないトウモロコシ君達の感情の高まりは一気に極限状態に達し、ぽんという断末魔の叫びとともに現実に破裂するに至る。その刹那、トウモロコシ君達の脳裏をよぎるは過去への郷愁かはたまた彼岸への憧れか。



Pict0006_7  ぽんぽこぽんぽこ若干間抜けな断末魔の叫びが終焉を迎えると同時に、ZANUSSIスーパー電子レンジからはチンという中年男性が最も嫌悪する音がなり、マイクロウェーブの放出も止まる。結果、当初の世を忍ぶ仮の平べったい姿は影を潜め、その実像たる極限状態まで膨張した雄々しい姿を見せつけることとなる。



Pict0007_9  この中には自らの殻を打ち破ることにより超高温状態となったポップコーン(旧姓:トウモロコシ君)が臨界状態に至るまで充填されており、極めて危険な存在と言える。俺に触れたらヤケドするぜ、往年の日活スターの再臨か。



 ということで、あとはヤケドの危険を冒しても熱いうちに食うが吉!既製品では味わえないおいしさがそこにある。



 とここまで書いてネットを検索したら、最近は日本でも電子レンジで作るポップコーン、あるんですね。あれー、少なくとも僕がこっちに来る2年前はこんなのなかったよなぁ。せっかくヨーロッパネタだと思ったのにぃ。こんなに書いて損したじゃん!いいや、投稿しちゃえ。でも当時は変なフライパン型の奴を火にかけるのがせいぜいで、あれがすぐ焦げるし、おいしくなかったんだよなー。



大人の男の密かな愉しみ

 気品あふれる大人の男としては我が家ではトップクラスの実力を誇る私であるが、夜になり、妻子が寝静まった頃、密かなる愉しみに我が身を忘れることがある。



 それは、ポップコーンを食べること。しかも、子供の食べるような既製品の冷たいものではなく、熱いポップコーンを熱い中国茶とともに食する、これ以上の大人の男の愉しみはないのではないか。



 元来、私はポップコーンが好きであり、その度合いたるや、我が家では3本の指に入るほどであったが、ウィーンに来て、それと運命的な出会いをしてしまったのだ。それは、電子レンジで作るポップコーンなのだ!



Pict0003_6  それを袋から出す。とぼけた平べったい物体のように見えるが、侮ってはいけない。この中にはおそらくバター、各種調味料とともに出番を待つトウモロコシ君が多数存在しているであろうからだ。



  



 電子レンジに入れ、タイマーを3分半ちょっとにセットする。これは長い経験及び様々な試行錯誤により培われた職人としての研ぎ澄まされたカンによるものであり、その日の気象条件などによって若干の調整が加えられることは言うに及ばない。緊張を押さえつけ、決然とスイッチをONにする。すると日本では聞いたことさえなかったがこっちではそれなりに有名じゃないかと思われるZANUSSI社製電子レンジのターンテーブルが軽やかに回転し始めると同時に、マグネトロンからはマイクロ波(電子ではないことに要注意だ!)が止めどなく放出される。その途端!



 きゃーははは!



Pict0005_9  エネルギーを得たトウモロコシが急激に目覚め、躍動する。一方、これまでトウモロコシをまるで庇護するかのように身を固めていたバター、各種調味料も我が世を謳歌し始めるとともに、トウモロコシとの関係が新たな段階に突入したことを認識し、両者は恥じらうこともなく渾然一体となって外部に向かって膨張を開始する。



 胸が張り裂けそうなどという甘っちょろい比喩どころではないトウモロコシ君達の感情の高まりは一気に極限状態に達し、ぽんという断末魔の叫びとともに現実に破裂するに至る。その刹那、トウモロコシ君達の脳裏をよぎるは過去への郷愁かはたまた彼岸への憧れか。



Pict0006_7  ぽんぽこぽんぽこ若干間抜けな断末魔の叫びが終焉を迎えると同時に、ZANUSSIスーパー電子レンジからはチンという中年男性が最も嫌悪する音がなり、マイクロウェーブの放出も止まる。結果、当初の世を忍ぶ仮の平べったい姿は影を潜め、その実像たる極限状態まで膨張した雄々しい姿を見せつけることとなる。



Pict0007_9  この中には自らの殻を打ち破ることにより超高温状態となったポップコーン(旧姓:トウモロコシ君)が臨界状態に至るまで充填されており、極めて危険な存在と言える。俺に触れたらヤケドするぜ、往年の日活スターの再臨か。



 ということで、あとはヤケドの危険を冒しても熱いうちに食うが吉!既製品では味わえないおいしさがそこにある。



 とここまで書いてネットを検索したら、最近は日本でも電子レンジで作るポップコーン、あるんですね。あれー、少なくとも僕がこっちに来る2年前はこんなのなかったよなぁ。せっかくヨーロッパネタだと思ったのにぃ。こんなに書いて損したじゃん!いいや、投稿しちゃえ。でも当時は変なフライパン型の奴を火にかけるのがせいぜいで、あれがすぐ焦げるし、おいしくなかったんだよなー。



2005年12月22日木曜日

えいごのおべんきょう(その2)

 英語のお勉強用の音源サイトについて先日はCNNとCBSをご紹介しましたが、それら以上に最強なのがNBC(http://www.nbc5.com/podcast/index.html)だということを発見しました。



 過去からの膨大な量のファイルがストックされていますし、いろんなジャンルに毎日多くのファイルが増えていきます。これはかなりのお宝サイトと言えるでしょう。



 こいつらを全部聞いたら、僕も英語耳になれるかな?



えいごのおべんきょう(その2)

 英語のお勉強用の音源サイトについて先日はCNNとCBSをご紹介しましたが、それら以上に最強なのがNBC(http://www.nbc5.com/podcast/index.html)だということを発見しました。



 過去からの膨大な量のファイルがストックされていますし、いろんなジャンルに毎日多くのファイルが増えていきます。これはかなりのお宝サイトと言えるでしょう。



 こいつらを全部聞いたら、僕も英語耳になれるかな?



2005年12月21日水曜日

晴れのち故障

 今日も晴れ。スノータイヤがどんどんすり減っている気がする。まあ、どうせ最後の冬だからいいかぁ。



Pict0001_9Pict0003_5Pict0005_8    ということで、お約束のオフィスからの風景。今回もRAWで撮影してからJPEGにしています。少しはきれいかしら♡





 ちなみに、真ん中の写真、手前がドナウ川、奥が新ドナウ川(Neue Donau)。真ん中の細長い島はドナウインゼル(Donauinsel)という長ーい中州です。ハプスブルクの時代から延々やった大治水工事の結果できた人工中州とのこと。



 家に帰ってきてみたら、食器洗い機が故障したとのこと。先日は冷蔵庫が故障したばかり。もう、こっちの電気製品の品質いとわろし!修理費も高いし・・・。ああ、また貧しくなってしまう(涙)。電球なんか、半年に1回は切れますよ、ほんとに。まだうちは天井が低いので取り替えも楽だけど、100年以上前の建物に住んでいるお金持ちなんかは、天井が高すぎていちいち業者を呼ばなければならないところもあるらしい。本当に日本企業に進出してほしいです。