about




このブログについて

みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2006年6月24日土曜日

【補完】引っ越しの済んだ部屋から

ようやく引っ越し終了。船便を最小化するため、日本でいらなそうなもの(電化製品、輸送中に確実に壊れるであろうIKEAで購入した家具などなど)は知り合いに叩き売り(日本人コミュニティの間でしばらくの間連鎖していくんでしょう)、その他は捨て、それでもかなりの分量がお船でどんぶらこと極東まで。新しい家にはいるのだろうか???



 オーストリア出国は明日。結局ホテルはとらずにアパートから直接空港に行くことにした。なので、今晩を越す最低限の荷物はあるけど、99%の荷物は日本に送ったか処分したことになる。



Pict0001s  僕の部屋はがらんどう。3年弱過ごした部屋の窓からの風景。慣れ親しんだ風景だけど、もう二度と見ることはないだろう。



 さようなら。



 とはいえ、引っ越し作業で疲労困憊であり、あまり感慨にふけるような気分でないのがある面救い。実は涙もろいもんで。



 ちなみに、今更ながら思うのだが、オーストリアの窓って、ほとんどが観音開き形式で、日本の横に滑るサッシのようなのはなかったなぁ。なんでだろ?



                                            補完:090517



【補完】引っ越しの済んだ部屋から

ようやく引っ越し終了。船便を最小化するため、日本でいらなそうなもの(電化製品、輸送中に確実に壊れるであろうIKEAで購入した家具などなど)は知り合いに叩き売り(日本人コミュニティの間でしばらくの間連鎖していくんでしょう)、その他は捨て、それでもかなりの分量がお船でどんぶらこと極東まで。新しい家にはいるのだろうか???



 オーストリア出国は明日。結局ホテルはとらずにアパートから直接空港に行くことにした。なので、今晩を越す最低限の荷物はあるけど、99%の荷物は日本に送ったか処分したことになる。



Pict0001s  僕の部屋はがらんどう。3年弱過ごした部屋の窓からの風景。慣れ親しんだ風景だけど、もう二度と見ることはないだろう。



 さようなら。



 とはいえ、引っ越し作業で疲労困憊であり、あまり感慨にふけるような気分でないのがある面救い。実は涙もろいもんで。



 ちなみに、今更ながら思うのだが、オーストリアの窓って、ほとんどが観音開き形式で、日本の横に滑るサッシのようなのはなかったなぁ。なんでだろ?



                                            補完:090517



2006年6月15日木曜日

ウィーンの森

 仕事帰りにちょこっと寄り道をして、ウィーンの森を通ってみる。



Pict0003_36Pict0006_24Pict0009_18Pict0012_15





    





  



 



 何も言うことはありません。僕の好きな風景がそこにあります。



Pict0022_7  水門のようなものが見えますが、これが新ドナウ川の基点。



 





  



Pict0016_12Pict0015_12   これはLeopoldsbergの中にある教会。入り口までしか入れませんでしたが、質素でなかなかいい感じ。



 



 今週は抜けるような青空の日が続いて、気温も30℃くらいまで上がりました。先週は最高気温13℃などという日もあったとても寒い1週間(ついでにブラジルに行っていたその前の週も同じような寒さだったとのこと)だったのに、この変わりようといったらまあなんでしょう。



ウィーンの森

 仕事帰りにちょこっと寄り道をして、ウィーンの森を通ってみる。



Pict0003_36Pict0006_24Pict0009_18Pict0012_15





    





  



 



 何も言うことはありません。僕の好きな風景がそこにあります。



Pict0022_7  水門のようなものが見えますが、これが新ドナウ川の基点。



 





  



Pict0016_12Pict0015_12   これはLeopoldsbergの中にある教会。入り口までしか入れませんでしたが、質素でなかなかいい感じ。



 



 今週は抜けるような青空の日が続いて、気温も30℃くらいまで上がりました。先週は最高気温13℃などという日もあったとても寒い1週間(ついでにブラジルに行っていたその前の週も同じような寒さだったとのこと)だったのに、この変わりようといったらまあなんでしょう。



2006年6月13日火曜日

悪口を書いてみる

 外国への引っ越しというものは本当に大変。特にオーストリアでは。



 引っ越しの各種手続きがなかなか終わらずかなりの欲求不満っぷりなので、今日はその不満をほんの少しぶちまけたいと思う。



 オーストリアという国はこれまで何回も書いてきましたが、競争というものが極めて希薄な国です。どこの店に行っても同じような高い値段。サービスもドングリの背比べ。飲み屋なんかでも、日本の思わず笑ってしまうような珍商売などとは対極の存在で、どこも酒を出すだけ。せいぜい内装が違うくらい。したがって、競争的なマーケットというものも存在しません。



 これは引っ越しにおいても感じること。今一番の悩みのタネ、自動車の売却ひとつとってもそう。中古車ニーズは極めて高いにも関わらず、中古車買い取り専門店はほとんどないし、ディーラーなどでも下取り以外は引き取らない場合がほとんど。たまに買い取りをやっていても腰が砕けるような安値でしか買い取らないし、その査定額の根拠もなし。公的機関の査定を得るには2週間待ち・・・。



 こういう環境の中で人々はどうやって中古車を買うか。多くの場合が個人間売買なのです。いろんなところの掲示板に広告を貼る。売ろうとする車の窓ガラスに値段や走行距離を書いた紙を貼って走る、得体の知れないブローカーがこそこそ暗躍する・・・一昔前の共産国家さながらの光景がここにあります。マーケット至上主義者ではないけれど、やっぱりマーケットが整備されていないと、選択の余地がない人々は手近なところで我慢するか、あるいはアングラに走るしかないんですね。



 きれいな自然の中でぼーっと静止している分にはいい国ではありますが、いざ何かをしようと動き出そうとするととてつもなく面倒くさく、時間がかかる国、それがオーストリアです。



 それを考えると、日本ってなんて住みやすいところだったんだろうと思います。何より選択の余地がある。お金を出せばすごくいいサービスを受けられるし、お金をかけたくなければそれなりものもある。しかもそれが幅広く提供されている。



 痒いところに手が届く日本と、身もだえながら我慢するオーストリア。いつまでもハプスブルクの栄光の残り香に酔ってないで、日本に学びに来いってんだ。



悪口を書いてみる

 外国への引っ越しというものは本当に大変。特にオーストリアでは。



 引っ越しの各種手続きがなかなか終わらずかなりの欲求不満っぷりなので、今日はその不満をほんの少しぶちまけたいと思う。



 オーストリアという国はこれまで何回も書いてきましたが、競争というものが極めて希薄な国です。どこの店に行っても同じような高い値段。サービスもドングリの背比べ。飲み屋なんかでも、日本の思わず笑ってしまうような珍商売などとは対極の存在で、どこも酒を出すだけ。せいぜい内装が違うくらい。したがって、競争的なマーケットというものも存在しません。



 これは引っ越しにおいても感じること。今一番の悩みのタネ、自動車の売却ひとつとってもそう。中古車ニーズは極めて高いにも関わらず、中古車買い取り専門店はほとんどないし、ディーラーなどでも下取り以外は引き取らない場合がほとんど。たまに買い取りをやっていても腰が砕けるような安値でしか買い取らないし、その査定額の根拠もなし。公的機関の査定を得るには2週間待ち・・・。



 こういう環境の中で人々はどうやって中古車を買うか。多くの場合が個人間売買なのです。いろんなところの掲示板に広告を貼る。売ろうとする車の窓ガラスに値段や走行距離を書いた紙を貼って走る、得体の知れないブローカーがこそこそ暗躍する・・・一昔前の共産国家さながらの光景がここにあります。マーケット至上主義者ではないけれど、やっぱりマーケットが整備されていないと、選択の余地がない人々は手近なところで我慢するか、あるいはアングラに走るしかないんですね。



 きれいな自然の中でぼーっと静止している分にはいい国ではありますが、いざ何かをしようと動き出そうとするととてつもなく面倒くさく、時間がかかる国、それがオーストリアです。



 それを考えると、日本ってなんて住みやすいところだったんだろうと思います。何より選択の余地がある。お金を出せばすごくいいサービスを受けられるし、お金をかけたくなければそれなりものもある。しかもそれが幅広く提供されている。



 痒いところに手が届く日本と、身もだえながら我慢するオーストリア。いつまでもハプスブルクの栄光の残り香に酔ってないで、日本に学びに来いってんだ。



2006年6月12日月曜日

この期に及んでシリーズその2・ザルツカンマーグートに行く

 ということで、今は引っ越しの準備におおわらわなのですが、その合間を縫って、ザルツカンマーグート(Salzkammergut)に行ってきました。例によって、先日のブラティスラヴァの時もご一緒いただいたI本さんご一家と一緒。



 さて、ザルツカンマーグートはサウンド・オブ・ミュージックの舞台として有名で観光スポットが多いのですが、湖あり山あり牧場ありと、かなり心和む場所でもあります。



Pict0001_37Pict0011_14   今回はザンクト・アガサ(St.Agatha)というところで1泊。ここはダハシュタイン連峰の麓にある小さい村。山と緑がとにかくきれい。僕は結局オーストリアのこういう所に惚れたんだと思います。



 夕食はホテルの隣のレストランで食べる。なんとそこにはオーストリア式ボーリング場があり、今回初めて挑戦。



Pict0030_5Pict0027_1Pict0028_6    オーストリア式ボーリング、普通のとは結構違う。まずピンの本数。普通は10本ですが、こっちは9本。あとボール。えらく小さくて指を入れる穴が2つしかない。さらにピンは上にひもが付いていて、シャッフルする時は倒れた奴も含めてひもでつり上げられる仕組み(写真で見えるかな?)。ついでに普通は1フレーム2回投げますが、こっちは1回(ストライクの時は2回)。あと、助走路と玉を転がすレーンの境目に玉の直径よりちょっと高い位のところにひもが張ってあり、投げる時はその間を通さなきゃいかん。ボーリング場と言ってもなんか細長い広間みたいな感じでとっても不思議。



Pict00105Pict00108   翌日は世界遺産・ハルシュタット(Hallstatt)に行く。ハルシュタッター湖(Hallstätter See)のほとりにかわいい建物が所狭しと建っていて、道路はまるで細ーい迷路。



 





Pict01018Pict00122   湖の遊覧船に乗ってみる。気持ちいいー。遊覧船には日本人の団体観光客と乗り合わせる。うちらのグループ(我が家:日本人、I本さん一家:旦那は今は日本国籍だけど生粋のオーストリア人、奥さん日本人、お小ちゃまはハーフ)が奇妙だったのか、下船時に日本人のおばさまが近寄ってきて、「あなたはあちらの外人の方のご親戚?」と聞いてくる。そんなわけないじゃん!



Pict00124  夜にうちの自動車を買いたいという人が来るので先を急ぐつもりが、ヴルフガング湖に行く途中で渓流を発見。子供が遊びたいだろーなーという口実で(実は僕が遊びたい)、立ち寄る。靴を脱いで仮名にはいるとしびれるほど水が冷たくてきれい。



 



 



Pict00125  今度は本当に先を急ぐ(お腹が空いたから。ビールが飲みたいからでは決してない)。ザンクト・ヴォルフガング(St.Wolfgang)で昼食。ここはサウンド・オブ・ミュージックの舞台であるからか、ハルシュタットよりももっと観光地化している。うちも何回か来ているけど、この辺は雨が多いらしく、晴れているのは初めて。



Pict00128  そそくさと帰路につく。これはこっちのアウトバーンの工事区間マーク。残りの距離によって氷上が変わる。初めは激怒の顔だけどだんだん終わりに近づくにつれてちょい怒り→普通→ちょい笑顔→うれしい顔と変化する。この写真は残り2㎞なのでかなり朗らか顔。なんかバカにされているような気がしないでもない。



 約束の7時の5分前に家に到着。でも待ち人来ず。30分遅れて到着。その挙げ句に「車種を間違えた、ごめん」だと!何のためにこんなに急いで帰ってきたのさ!



この期に及んでシリーズその2・ザルツカンマーグートに行く

 ということで、今は引っ越しの準備におおわらわなのですが、その合間を縫って、ザルツカンマーグート(Salzkammergut)に行ってきました。例によって、先日のブラティスラヴァの時もご一緒いただいたI本さんご一家と一緒。



 さて、ザルツカンマーグートはサウンド・オブ・ミュージックの舞台として有名で観光スポットが多いのですが、湖あり山あり牧場ありと、かなり心和む場所でもあります。



Pict0001_37Pict0011_14   今回はザンクト・アガサ(St.Agatha)というところで1泊。ここはダハシュタイン連峰の麓にある小さい村。山と緑がとにかくきれい。僕は結局オーストリアのこういう所に惚れたんだと思います。



 夕食はホテルの隣のレストランで食べる。なんとそこにはオーストリア式ボーリング場があり、今回初めて挑戦。



Pict0030_5Pict0027_1Pict0028_6    オーストリア式ボーリング、普通のとは結構違う。まずピンの本数。普通は10本ですが、こっちは9本。あとボール。えらく小さくて指を入れる穴が2つしかない。さらにピンは上にひもが付いていて、シャッフルする時は倒れた奴も含めてひもでつり上げられる仕組み(写真で見えるかな?)。ついでに普通は1フレーム2回投げますが、こっちは1回(ストライクの時は2回)。あと、助走路と玉を転がすレーンの境目に玉の直径よりちょっと高い位のところにひもが張ってあり、投げる時はその間を通さなきゃいかん。ボーリング場と言ってもなんか細長い広間みたいな感じでとっても不思議。



Pict00105Pict00108   翌日は世界遺産・ハルシュタット(Hallstatt)に行く。ハルシュタッター湖(Hallstätter See)のほとりにかわいい建物が所狭しと建っていて、道路はまるで細ーい迷路。



 





Pict01018Pict00122   湖の遊覧船に乗ってみる。気持ちいいー。遊覧船には日本人の団体観光客と乗り合わせる。うちらのグループ(我が家:日本人、I本さん一家:旦那は今は日本国籍だけど生粋のオーストリア人、奥さん日本人、お小ちゃまはハーフ)が奇妙だったのか、下船時に日本人のおばさまが近寄ってきて、「あなたはあちらの外人の方のご親戚?」と聞いてくる。そんなわけないじゃん!



Pict00124  夜にうちの自動車を買いたいという人が来るので先を急ぐつもりが、ヴルフガング湖に行く途中で渓流を発見。子供が遊びたいだろーなーという口実で(実は僕が遊びたい)、立ち寄る。靴を脱いで仮名にはいるとしびれるほど水が冷たくてきれい。



 



 



Pict00125  今度は本当に先を急ぐ(お腹が空いたから。ビールが飲みたいからでは決してない)。ザンクト・ヴォルフガング(St.Wolfgang)で昼食。ここはサウンド・オブ・ミュージックの舞台であるからか、ハルシュタットよりももっと観光地化している。うちも何回か来ているけど、この辺は雨が多いらしく、晴れているのは初めて。



Pict00128  そそくさと帰路につく。これはこっちのアウトバーンの工事区間マーク。残りの距離によって氷上が変わる。初めは激怒の顔だけどだんだん終わりに近づくにつれてちょい怒り→普通→ちょい笑顔→うれしい顔と変化する。この写真は残り2㎞なのでかなり朗らか顔。なんかバカにされているような気がしないでもない。



 約束の7時の5分前に家に到着。でも待ち人来ず。30分遅れて到着。その挙げ句に「車種を間違えた、ごめん」だと!何のためにこんなに急いで帰ってきたのさ!



2006年6月9日金曜日

この期に及んで美術史博物館へ行く。しかも初めて!

 月曜日は祝日。妻子はシェーンブルン宮殿の動物園に。時差ボケの僕を気遣っての措置らしい。ところが9時頃にすっぱりと目が覚めてしまい、さてどうしよう。



 せっかくなので、美術史博物館(Kunsthistroishes Museum) に行くことにした。なんと3年住んでいながらこれが初めて。お好きな方からはもったいないお化けコールが出る気もするが、だってしょうがないじゃん。灯台もと暗しって言うし。



Pict0023_5Pict0026_5   新王宮のブルク門(Burgtor)を越えて、自動車を新王宮前の駐車場に止める。相変わらず新王宮はいい感じ。



 



Pict0029_4Pict0002_24Pict0004_27   ブルク門からリンク(Ring。環状道路ね)を越えた真正面にあるのがマリア・テレジア像。この像の左右に同じ形の建物があって、像に向かって右が自然史博物館(Naturhistorisches Museum)、左が美術史博物館。



Pict0003_35Pict0005_30   さて、この写真のどっちが美術史博物館でしょう?



 



 



 美術史博物館に入る。入場料は10ユーロ。中に入って受付でオーディオガイドを借りる。残念ながら日本語のはありません。英語・ドイツ語・イタリア語のみ。とはいえ、英語があまり得意でない方も絶対に借りた方がいいです。理由は後でお話しします。値段も2ユーロだし。



Pict0006_23Pict0007_26Pict0011_13  中にはいると、室内装飾の豪華さに驚く。これだけでも見る価値はある(かも)。



 



 さて、展示場に行くと、写真やビデオを撮ってる人がいるのでびっくり。係員に聞くと、フラッシュを使わない限り撮影は原則自由(ダメなところもあるらしい)とのこと。日本じゃ考えられないっすよね。とはいえ、やっぱり抵抗があって写真は撮れませんでした。すいません、小心者で。絵画の所は部屋の真ん中にソファが置いてあって、気に入った絵をゆっくり見れます。なんとも贅沢。



Pict0017_12Pict0014_12Pict0008_22    疲れたので、カフェで一休み。このカフェはドームの真下にある。上から見るとこんな感じ。あと見上げるとこんな感じ。そうそう、お勘定は席で行いますよ。日本人観光客の人は慣れない人は大抵がカウンターに行って払おうとして席に帰されます。店員に「ツァーレン ビッテ」と言って座って待っていましょう。



 しかし、日本人の団体観光客が多い。それはそれでいいんですが、べらべら大声でしゃべったり(それも今日の昼食の感想とか)、フラッシュをたいて係員に怒られたり、一体何をしに来てるんじゃ!と怒鳴りたくなる団体も。興味がないのなら来なきゃいいのに。



 早足で4時間。それでも見切れない。じっくり見ると1日かかりますね。いやあ、目の保養になった(ような気もする)。



 さて、最後にオーディオガイドの話。主な絵画の横に番号が書いてあって、ガイド(細長い携帯電話みたいな感じ)のボタンを押すと説明が聞こえてくるシステム。ガイドの最後に「気に入った場合は黄色いブックマークボタンを押すと、最後にプリントアウトができる」という説明が流れる。何だろうと思ってとりあえずぽこぽこ押してみる。最後にそれを返却する時に「ブックマークってどうなるの?」と聞くと、「お前にお気に入りのカタログを作れるのでこっちに来い」と言われ、何のことやら分からずも端末の前に連れて行かれる。そんでガイドを専用の差し込み口に突っ込むと、ブックマークした絵がずらっと画面に出てくる。そんでメニューを渡されて、絵が9つまでだと8.5ユーロだと(もっと多いコースもある)。ブックマークの数が足りない場合はその場で全作品を絵付きで検索できて追加できるし、多い場合は削除もできるので、無駄がないです。あと自分の名前なども入力できます。



Pict0037Pict0038Pict0039    そんでできたのがこれ。頼んで10分弱でできます。その間はショップを覗いていたりすればよろしい。拍子を開いて1ページ目には名前(赤で塗りつぶした部分)と来た日付が入ります。2ページ目以降が絵(見開き右側)とその解説(同左側。オーディオガイドの言語で)が入ります。



 これはたぶん地球の歩き方にも載っていないんじゃないでしょうか?かなりいい記念になると思いますので、是非お試しを。