about




このブログについて

みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2013年4月27日土曜日

たんぽぽ

家の近所の空き地に散歩の途中に立ち寄った。



ポプラが急激に葉っぱを出している。
 

僕のお気に入りの白樺君たち。その足下にはタンポポが群生している。
 

タンポポの中をふんふん臭いを嗅ぎ回っている。
 

戯れにタンポポの花を首輪にさしてみる。
 

・・・あまりお気に入りではないようだ。
 

桜がまだ満開。ソメイヨシノとは違って初めから葉桜である。

今日は暑いくらいで最高気温が29℃。ウィーンには春と秋がほとんどない。もはや初夏である。大陸性の気候のせいか、日本の四季の移り変わりとは異なり、大味である。
 
Posted by Picasa

2013年4月25日木曜日

【閲覧注意】これがツェッケンだ

 
 
ここのところ急激に春になって桜が満開だったりするのはありがたいのだが、一方で困ったことも起きている。
 
それは、ヨーロッパの風土病、ツェッケンが急発生しているのだ。
特に、藪とかに顔を突っ込んでふんふんと臭いを嗅ぎがちなお犬がここ数日で2つも噛まれているのを発見。
そして今日も、毛を何の気なしにチェックしていたら、イボのようなトウモロコシの様なものがくっついているのを発見。嫁に聞いたら、ツェッケンだ!とわめきだした。
 

専用ピンセットで反時計回りにくるっと回すとうまくとれた。
そ、それなんですか?
 

うぎゃあ。爪と比較していただくと大きさがおわかりになるかもしれない。トウモロコシの端っこの方に小さな粒がくっついているが、ちょうどあんな大きさ。僕は初めて実物を見た。血を吸っているから赤黒いのかと思っていた。
 

まるまるとパンパンだったのだが、ピンセットで挟んだ結果、なんかいびつになっている。
ぐへぇ、キモチワルイ。トイレに流して水葬の刑に処した。
 

お礼のつもりか、かしこまって座っていたので、しょうがなしに1枚撮ってあげた。なんのこっちゃ。 
 大丈夫なんだろうか?潜伏期間は1週間から2週間とのことなので、注意深く見守ることとする。とりあえずこれまで噛まれたところは腫れていないので大丈夫な気がする。

だいたい、このダニにしても蚊にしてもだ、単に血を吸いたいのならあげてやらんでもない。こいつらと来たら、血を吸うだけじゃなくて脳炎ウイルスを媒介したり痒くなったりと、追加でひどいことをするのが許せない。下等生物なくせに。まるで野良猫が家に入り込んできて置いてあったサンマを食った挙げ句にうんちまでして逃げるようなもんだ。抹殺すべきである。
Posted by Picasa

2013年4月23日火曜日

写真をおもちゃっぽく加工して遊ぶ

カメラのレンズにはいろいろあるけど、ティルトシフトレンズという特殊なレンズを使うと、撮影対象をおもちゃというかプラモデルっぽく見せることが出来る(本当はアオリ撮影をするものだけど)。

例えばこんな写真(出典:ここ
 
とはいえ、ビルの写真を撮る商業カメラマンでもなければ、こんなレンズは縁遠いもの。
でも世の中便利になったもので、web上で普通の写真をこういう写真に加工してくれるサイトがある。
 

例えば、先日の写真をいじくってみると、

こんな感じになる。列車がちょっとおもちゃっぽくなったでしょ?

てなことで、いろいろ試してみる。
陸橋の反対側から撮った動いている列車はこんな感じに。
 

クルージングでベネチアを出発したところ。
 

クロアチア・ドゥブロブニクもこんな感じ。
通常のレンズで撮った写真を加工するので、効果はイマイチかもしれんけど、普通の写真は当然残るので、そこがメリットか。あと特殊レンズも買う必要が無いし。
 あ、上の写真2枚を撮った昨年夏のクルージングツアーはまだ記事をアップしてないんだっけ?
 
Posted by Picasa

2013年4月22日月曜日

What's New




2013年4月21日付記事「ウィーンの日本由来の場所シリーズ(?)その1 カツシカ通り」を補完アップしました。


  

2013年4月21日日曜日

冷戦時の遺物・トーチカ再訪

どうにも風邪が抜けきらないのだが、お犬がなんとなくオーストリアの犬のような臭いになってきたので、チェコとの国境にあるフリーポートにあるトリミング屋に連れてきた。

ここは、2003年~2006年の前回赴任時もたまに来たのだが、当然その時お犬は卵にもなっていなかったので、買い物に来ていたのだ。なにせ当時の前半は商店は土日が完全休み、後半は隔週週休二日を経て土曜はお昼くらいまで開くようになったというひどい時期にも関わらず、ここはオーストリアとチェコのパスポートコントロールの間という緩衝地帯的な立地条件からか、治外法権年中無休という大変ありがたいショッピングモールだったのだ。


今はすごく立派な道路ができて、チェコのシェンゲン協定加盟に伴いパスポートコントロールも当然なくなったのだが、昔は曲がりくねった山道を越え、パスポート持参だった。上の地図の虫ピンのところが旧道、その左が新道ですな。
 
山道の旧道がまだあるのか気になったので、探検してみたらまだあった!遠くの右側に黄色いバスが走っているところが新道。
 
なんとなく昔の忌まわしい記憶がよみがえりつつあったところ、お犬が僕を呼ぶ。
ねぇねぇこっちに変なのがあるよ
 
 
う。思いだした。
 

US ARMYの文字。米軍の旧トーチカである。昔一度発見して驚いたことがあった。
その時は遠くからしか写真も撮れなかったほど怖かった(だってチェコはまだパスポートが必要な国だったし、もしかして使用施設だったりしたら銃殺されるかもしれんと思ったし)
さすがにいくらなんでももう廃棄されているんだろう、中を覗いてみることにした。
 
扉の丸穴の中。やっぱ怖いっす。
 

これは道路に面した方。
 

これはチェコ方面の方。なんか隙間が空いてる。
 

カメラだけ突っ込んで撮った。銃座ですな。



チェコ方面を見てみる。使用していた当時は枯れ草もなくばっちり見張っていたんだろう。



トーチカは穴蔵だから当然換気設備が必要となる。なんか昔のトイレに付いていたような感じの懐かしさ。これこれ、犬の宿命とは言え、何でもかんでもにおいを嗅いじゃいけません。


オーストリア側を望む。この山を越されたら、もはやウィーンまでは大平原。ワルシャワ機構軍機械化歩兵師団が得意とした大平原である。さぞかしトーチカ要員は緊張していたことだろう。
平和な世の中になってありがたいものである。


緩やかにうねる大平原。だんだん平衡感覚がおかしくなってくる。
 
Posted by Picasa

2013年4月20日土曜日

ウィーンの日本由来の場所シリーズ(?)その1 カツシカ通り

まだ風邪が完全に抜けきっていないので、恒例のサタデーナイトバドミントンは僕だけお休み。嫁も娘は通常どおり参加したので、お犬と留守番。夕方の散歩でもするか。


60mmを持ち出して接写をしてみた。

ふと思い立って、電車を見に行くことにした。別に鉄ヲタというわけではない。


場所はここ、Katsushika straße。グーグルマップではカウスヒカ通りとか訳のわからない日本語で書いてあるが、これは間違い。紛うことなくこれはカツシカ通りである。ウィーン21区Floridsdorfが葛飾区と姉妹都市提携をした際に、それを記念して名付けられたもの。

陸橋から電車の操車場が見渡せる。白青の旧型の列車と赤灰の新型が並んでいた。実は僕はあまり列車に縁が無く、これまで1回しか乗ったことがない。その時は赤灰だった気がする。

カツシカ通りの陸橋。広い歩道・自転車道となっている。
うちのお犬は何度も書くが内弁慶であり、こういう慣れないところに行くともう帰ろう攻撃をする。はっきり言って意気地なしである。
だって不安なんだもん。犬はテリトリーの中で生きる動物ですよ。

日本の通りに面しているからかわからんけど、謎の「日本食」レストラン、エビがある。
いくらなんでもエビってネーミングはないだろうと思うのだが、大きなお世話かもしれない。
1回だけ行ったことがあるのでわかるのだが、基本寿司の食べ放題である。店員はほとんどが東洋系だが当然一言も日本語を話せない。寿司の出来やら内装も含め何から何までがフェイクである。ここに行くと詐欺行為に荷担している気になるのでもう行かない。
Posted by Picasa

風邪がほぼ去った後のけだるさ

今週は火曜くらいからなんか具合が悪く、水曜から熱が出て、木曜の午後と金曜の午前を病休してしまった。忙しいのでそれ以上はさすがに休めなかった。
幸いなことに、ある日本人のお医者さんに以前もらった合成抗菌剤が効いて、8割方回復した感じ。こっちでは抗生物質や抗菌剤は頼んでもなかなか処方してくれないので、もらっておいて良かったと実感。
わずか数日でも熱に侵略されまくった体はやせていて、ジーンズがゆるゆる。体はまだふらふら。

ただ、外を歩くとやっぱり気持ちがいい。

白樺も葉っぱを出し始めました。
 

小さい方の森もこんもりし始めたけど、
 

まだ中身はすっからかん。
 

これは桜、かな?
 

似てるけどこれはきっと桜じゃない。理系ではあっても生物学とか植物学には無縁なので、日常生活では全く使えない僕なのであった。
 

まだ満開まで行かないけど、結構桜吹雪っぽい状態となっている。それをバックに撮ったつもりが、単にとぼけた犬のポートレートになってしまった。なぜだ?
 

牧草地も若草で充ち満ちてきた。
 

牧草に埋もれてみるテスト。まだ背丈が低いですな。もう少しすると犬が隠れるほどまで成長するんだろう。
Posted by Picasa

2013年4月14日日曜日

娘のおたんじょう会でなぜかニラ摘み

午後からはおともだちを呼んで娘のおたんじょう会である。

天気も良かったので、森に行ってみんなでニラ摘みをする。


親たちも交じって思い思いに摘みまくる。
 

頭に誰か花をくっつけた。なんか釈然としない様子。
 

そばにいるけど決して手伝ってはくれない。
 

その後、我が家でお食事。みんなでピザを作って食べました。ほぼ同年代の娘達が集まると、正直喋っている内容が怖かったり脱力したり日本人とは思えないような発言をしていたり。自分がこのくらいの時はどうだったろう?まあ環境がまるで違うから比較できないか。
 
Posted by Picasa