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このブログについて

みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2005年12月31日土曜日

無謀・ナポリまで車で行く(その1・ナポリ)

 いやいやいや、ナポリまで自動車で行きましたよ。貧乏人はじっと手を見ながら体を使うわけです。



 まず初日はフィレンツェで1泊。実はフィレンツェは既に来ており、朝6時ウィーン出発・午後4時フィレンツェ到着の10時間ドライブで疲れていることから、私は観光することなくベッドに倒れ伏す。ということで、フィレンツェについての記事はなし。ただ思うに、フィレンツェあたりが日本人にとっては一番快適なのかもしれない。ドイツ的な文化もそれなりに浸透しており、イタリアの中ではそれなりに秩序が保たれているから。あと、個人的には大学の時に入り浸っていたレストラン兼喫茶店(社長兼店長はなんと高校の大先輩)がフィレンツェという名前だったこともあり、なかなか好きな街。イタリアンも当然おいしいしね。



Pict0010_4Pict0016_1   翌日、ナポリまで行く。着いたらなんと大雨。雷は鳴るし風もものすごい。神はなぜ貧乏人にここまで鞭打つのか。高速の出口から中心部までがスラム街かと思うばかりのひどさ。道は穴ぼこだらけの水たまり、ゴミは散乱、壊れた自動車は道をふさぐ。どこにもこういう所はあるんだねなどと話をしていたら、街全体がこんな感じだった!昔タイにODA関係の仕事で数週間出張に行ったことがあったけど、タイより全然ひどい。なんというか、古代の都市にいい加減な後世の人間が寄生して好き勝手をしているというか、街自体も自浄作用を失った汚物垂れ流しの醜い老生物がのたうち回っているという感じ。この町、もう少し都市衛生面に投資するか住民の意識を変えないとまもなく滅びるのではないか。正直幻滅しました。とはいえ、ここのイタメシは最高。安いわうまいわ(スパゲティ・ナポリタンはなかった)。まあ、こういう所なんでしょうな。下町っていうか。これを許せる人ははまると思われますが、残念ながら僕はちょっと、ね。だって僕はノーブルだから。



 



Pict0019Pict0020_3   翌日、サンタ・ルチア地区に行く。ここは中心部からはちょこっと遠く、当然海っぺり。この辺は町並みもきれい。要は日本の地方都市みたく、中心部は放棄され、郊外に投資が進むという感じなんでしょうか?右の写真は卵城です。卵でできているのか?それとも地下に卵の秘密生産基地があるのか、はたまたハンプティ・ダンプティがいたところなのか?由来をどなたか教えてちょ!



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