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みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2005年12月5日月曜日

オーストリアの高速道路の料金

Pict0002_2  アパートの駐車場に車を止めて部屋に向かおうとしたら、お向かいの家の車がおもしろかったので、失礼ながら一枚撮らせてもらった。



 オーストリアの高速道路(アウトバーン、Autobahn)には料金所がなく、使う人は予め高速券(ビニエット、Vignette)を買って、フロントガラスにくっつけておく必要がある。写真の中段左のが今年の1年間ビニエット。下段のが2ヶ月間有効の去年版ビニエット(毎年色が変わる)。1年分のものは約73ユーロ(約1万円)で国内乗り放題。2ヶ月のは約22ユーロ(約3000円)。この他に10日間券もあるらしい。僕は毎日通勤でアウトバーンを使うから、このやり方はとてもお得。絶対元を取ってるな。



 年間券は前年の12月から翌年の1月末まで、約14ヶ月有効。ということは当年の2月1日からは確実に新しいものに換えなければならず、2月の初めは警察がアウトバーンで検問をやったりかなり厳しく取り締まる。そのほか、年間を通してアウトバーンの休憩所の駐車場などで止まっている車をチェックするようだ。見つかると400ユーロから4000ユーロの範囲で罰金がかかるので、後悔感が強かろう。



 ヨーロッパの高速道路は国をまたいで走っている。特にシェンゲン協定締結国間は国境のゲートが撤廃されているから、welcome to XXXとかの看板を見逃すと他国に入ったということに気が付かないくらいあっけない。ここからだとドイツに入る時が特にそう。おまけにドイツは高速料金が無料(?)なのか、オーストリアと同様に料金所もないので、本当にシームレスに越境できてしまう(イタリアは日本と同様に料金所がある)。ということは、ドイツ人がオーストリアに来る時はオーストリアのビニエットを買わなきゃいかんということか。



 写真の上段と中段右はスイスのビニエットだろう。オーストリアのビニエットは当然オーストリア国内しか有効でないので、スイスに入ったら、スイスの料金を払わなきゃいかんのよね。考えてみたら、この前リヒテンシュタインとスイスに車で旅行した時には買わなかったなあ。リヒテンシュタインは非EUだから、国境のゲートもあったのに、なんも言われなかったなあ。



Photo  なお、来年用のビニエットは写真のとおり黄金色になるとのこと。別にどうでもいいのだが。ちなみに写真はそのCMのコピーであり、この女性は妻でも娘でもないし、いわんや僕をやであることに注意が必要。



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