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このブログについて

みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2006年3月13日月曜日

英語

 僕は仕事柄、いろんな人と英語で話をします。



 実はウィーンに来るまで英語を使うことはほとんどなく、留学とかもしたことがなかったので、来た当初は本当に苦労をしました。帯状疱疹にかかったりしましたから、そのストレスたるや、雅子妃殿下並と言えるでしょう(不敬罪でタイーホ)。



 ま、最近は慣れてきたというか、一部が分かれば全体を何となく推測できるようになったので、じっと手のひらを見ながらなんとか暮らしています。



 でも、やっぱりわかんない時があります。特に、相手の国籍によってそれは顕著に表れます。



 一番わかんないのが、インド人の英語。ちょうど、舌の短い人間が巻き舌で怒りながら早口で喋っている感じ。これはしんどい。これはわかんない。コミュニケーションというのは互いが分かり合うことだろ!と肩を揺さぶって問い詰めたくなります。



 次にわかんないのが、意外にイギリス人。特にロンドンなまりのイギリス人。なんていうか、激しくとつとつと喋るというか、ぶすぶす突き刺すように喋るというか、強烈にぼそぼそ喋るというかなので、やっぱり苦手。この前ロンドンからかかってきた電話、半分くらいしかわからず、適当に答えたら何となく当たらずとも遠からずだったようでよかったです。



 その次が南米人。こいつらの英語はスペイン語とかポルトガル語が入っているから、気持ちは分かるけど発音が変。伸びる「r」の発音が必ず「ル」になります。例えば、organizationは「おるがにぜーしょん」。harmonizationは「はるもにぜーしょん」。これだけならいいんですが、やっぱり早口で巻き舌。江戸っ子英語みたいな感じ。



 その次がオーストラリア。イギリスの発音が入っている上に、特殊な訛りがあります。この前オーストラリア人と話をしていたら、「アイアイイーアイの仕事は重要」と言われ、何のことか分からず瞬間凍結しました。結局、「IAEAの仕事は重要」と言ったようです。お猿さんじゃないんだから。まあ考えてみると、「Good day」のことを彼らは「グッダイ」とか言いますしね。でもアルファベットなんだから、ちゃんと発音してもいいのに。もしかしたらABCをアイビーシーと言うんでしょうか?



 僕にとって一番わかりやすいのは、アメリカ英語。やっぱ慣れなんでしょうね。でも奴らは自分こそグローバルスタンダードだと思っている不届きな連中ですから、僕に話す時も平気でネイティブスピード。ちったぁ手加減しろよ、と腹立たしくなります。



 あ、番外編として、アジア人の英語。これは原則とても聞き取りやすい。特に極東アジア人のは。やっぱアジアだよなぁと肩を組んで歌いたくなります。でも、ベトナムやタイの英語はしんどいです。なんかぺにょぺにょしていて、ちょうど薄い金属板をぽわんぽわん曲げたり伸ばしたりしているような感じ(わかるかな?)。



 はぁ、もっと英語を勉強しておけば良かった。



(ちなみに、上記のはあくまでも一般的に、というだけで、全部がというわけではありません。インド人でもとてもエレガントな英語を喋る人も(中には)いますョ)





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7 件のコメント:

  1. 英語については自分も共感する所ありって感じです。
    確かにアメリカ英語に慣れ親しんでいるけど、何か奴らって自分達は世界語を話しているんだから、お前たちが英語をしゃべって当たり前って感じで全然遠慮無しですよね。オイオイこっちはネイティブじゃないんだぞっていつも思っています。
    それと何か自分的には、やつら変なスラングとか、何か甘えっ子が親に駄々こねているように聞こえるやけに巻き舌発音とか、自分も英語ネタはいっぱいありますよ。

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  2.  南国さんの職務環境だと大変でしょう。スラングのオンパレードじゃないですか?
     だいたい奴らは日本に来ても平気で英語を話しやがるし、英語を話せないと小馬鹿にしたような態度をとりやがるし。
     やっぱ戦争には勝たないとだめだなあと思ってしまいます。

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  3. いつも楽しく読んでます。
    僕もウィーンに留学することになりそうです。
    普通に経営学を勉強しに。
    ドイツ語は全くできないので英語で用を足すことになると思いますが
    オーストリアの多くの人がちゃんと英語を話せることを願う日々。
    インド人はたしかに聞きづらいですね。

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  4. 英語できないのに、海外旅行行ってます。
    いつも、帰りの機内で英語勉強しないとと思いつつ、次の旅行の時にも同じことを。
    今日、ゆわぐいさんの記事のせさせてもらいました。

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  5. hideさん、こんxxわ。ウィーンの街中のお店なんかは英語はたいてい通じます。ただ、案外医者(確率4割)とか警察(確率7割)とか電気工事屋(確率9割)とか、時にものすごく必要な人達がしゃべれないことがありますので、ご注意を。あとレストラン。ウェイターは喋れてもメニューがドイツ語というケースが極めて多くあります。しかし、ウィーンで経営学とは渋い選択ですね。
    ダイアナさん、御紹介サンクスです。ま、コミュニケーションは最後はパッションですから(笑)。

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  6. 私もフランスに住んでるのに フランス語が駄目なので ついつい英語になってしまいます。
    フランス人の英語も なかなか聞き取りにくいです・・・って言うより あんまり喋ってくれない・・・
    電話で ペラペラ フランス語喋るので 分りませ~んと言うと何語が分る?って言うから英語って答えても 英語に変わらず フランス語を喋ってるのよねェ・・・・
    医者はスイスに行くので スイスドイツ人のお医者さんが多いから助かっています。

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  7.  あはは、フランス人は母国語にとてつもない尊敬と愛着と誇りを持ってますからね。
     でも、脳味噌が柔らかかった頃に、英語、特に聞くことと話すことをもっと一生懸命やっておけば良かったです。もう僕らの年齢になると、脳味噌は硬くなるばかりだし、下手に柔らかくなると脳軟化という立派な病気ですからね(笑)

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