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このブログについて

みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2014年10月2日木曜日

建物の特徴


 田舎の方は別として、市街地ではアパートメントが圧倒的なわけですが、日本と違って特徴的な構造となっています。



 その特徴がこれ。

かまぼこみたい。

 日本的な感覚からすれば、こののっぺらぼうの所に窓を作ればいいじゃん、と思うわけですが、こちらは建物同士をくっつけて大きな口のようにして囲われた中庭を分割して利用する形態が一般的です。したがって、将来的に他の建物とくっつくであろう部分に窓を作ると無駄だし室内から見るとおかしくなるので、あえてのっぺらぼうにするわけです。
 上の写真はくっつく建物がないのでこうなっているわけですが、下の写真では若干状況が違っています。


くっつく建物がすっごく低くても・・・

でもやっぱりくっつけている!

 木に竹を接ぐっていうのはこういうことをいうのではないだろうか(違うか)。これだと、上の方の階は窓を付けても良さそうな気がしますけどね。

 なんというか、要塞のような建物の作り方。建物の隙間がない方が治安上はいいのかもしれないけど、外部の人を寄せ付けない威圧的な感じで、うーんどうなんだろ、って気もします。


当然、通りに面している時は窓がある。日本人の好きな角部屋♪




4 件のコメント:

  1. こんにちは。確かに側面がのっぺらぼうで異様な光景です。居間に飾り棚をずらりと置くことが多いことから窓の無いスペースが必要でこうなるのでしょうか。一番上の写真の”かまぼこ”は、両脇の家とは異なる時代に建てられたものでしょうが、上の小さい窓の部分から上は更に建て増しされたものですね。真ん中の写真の右側の2件も昔ながらの家で、私がウィーンにいた1975年半ば(大昔!)に住んでいた家にそっくりです。そんな家が並んで静かだった当時の路地(19区)は今やすっかり近代的になりました。現在私の住む所は都会でないので、隣の敷地との境界線から4m離して家を建てる規則です。つまり家と家は8m最低離れています。街によって規則が異なるのでしょう。

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  2. ayaさん、いらっしゃい。コメントありがとうございます。
    きっと、異なるタイミングで建設されたものと思われます。よく見ると、高い建物は色や窓周りのデザインがとかがまるっきり違うものの、同じような高さで作られてきっちりくっついていますよね。まるっきり整合が取られていないところがおもしろいです。
    おっしゃるとおり、低い方の建物は伝統的な感じなので、そっちの方が古いのかもしれません。それなら新しい高い建物はなぜ上部がのっぺらぼうなのか、という疑問も出てくるわけで、将来低い方が高く建て替えられた時を狙ったものなのかなんなのか、興味がわきます。窓なんて将来必要に応じて潰しちゃえばいいと思うんですけどね。
    19区は今や高級住宅街ですね。以前住んでいましたが、家賃が高いのに職場や娘の学校まで遠いので、今回家探しする際には初めから対象外でした。U1線が北に延伸したので、最近はそっちが開発されています。

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  3. ウィーンの地下鉄はどんどん開発されて、東京で電車に乗るのと同様、色分けされた路線を見ないと何に乗って良いかわからないこの頃。そのお陰で郊外の住宅事情も発達して楽に目的地に出られるようになりましたね。ウィーンに住み始めた当時はまだ今のような地下鉄がなく、もっぱらトラムやバス、そして車が無いと大変不便でした。(あちこち工事現場でした)今では渋滞や一方通行、駐車場のことなど、車で行動するほうがよっぽど不便ですね。家の中で音を出す音楽に携わるものは住居を探すのも一苦労で、練習の出来る壁の厚い古い建物または孤立した一軒家でないと無理でした。音を出す人の入居同様、ワンちゃんで難しかったということはありませんでしたか?

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  4. 犬は楽でしたね。ペット不可の物件はまれでした。うちの場合は家財保険に入れさせられましたが、それ以外は全く問題なかったです。日本だとこうはいかないでしょうね。

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