Donauinselの下流側の突端に行ってみた

 朝、ふと思いついてドナウインゼルの下流側の突端に行ってみることにした。


 ちなみに上流側はこれまで何回か行っている（例えばこんな感じ）。Donauinselは治水目的でフランツ・ヨーゼフ治世下の頃から造成されてきたドナウ川の中州であり、当然上流側があれば下流側もあるはず。さて下流側はどんなふうになっているのかいな？

 こんな感じで進んでいきました。

まずは中州に渡らなきゃいかん。３０度近い暑さだったので、とにかく一番近い橋を渡る。

これがそれ。

新ドナウ川（Neue Donau）を渡る。ここは水が澄んでいて青い。

ずんずん突端に向かって歩く。 新ドナウ川の北側は小さな石油コンビナートっぽくなっていて、南側と北側を結ぶ水道管だかガス管だかが横断している。

 

工場地帯が終わり、護岸が変わる。

　さらに進む。途中で水を買ってきて良かった。お犬と水を飲みながら先に進む。中州の幅がどんどん狭くなり、新ドナウ川側から本流側にあっという間に横断できるようになってきた。

 これは本流。水が濁っている。遙か遠くにウィーン国際空港の管制塔が見える。

ありゃっとあっけなく突端に到着。

ここが突端。ドナウインゼルの最下流側である。

　上流側は本流から新ドナウを分ける大きな水門があったけど、ここはもう何もなし。あっさりとしたものである。

唯一あるのが、船への信号塔。

 風がとても気持ちよい。

 お犬もきっと大満足だろう。

暑くてえらい迷惑でしたわ。

 物思いにふけるようにみえるけど絶対何も考えていないお犬。

行きはアスファルトのサイクリングロードをお犬と歩いてきたのだが、途中から森の中を通るルートがあるのを発見。こっちで帰ることとする。

木陰で行きの数十倍涼しい。 初めからこっちを通ればよかったなり。

バッキリと折れた元大木を発見。

見にくいかもしれんですが、ポプラの綿毛で土が全然見えない。

　えー、初めに渡ってきた橋のたもとはドイツ語でFKKと呼ばれるヌーディストビーチとなっていてあせった。ヌーディストビーチと書くと特定の趣味嗜好を持った人と伝わってしまうかもしれんけど、そうじゃなくすっぽんぽんで日光浴を楽しむことができる場所。男も女も素っ裸でうろうろしていたり日光浴をしていたりする。
　とはいえ、下の光景にはぶったまげた。
［注意！誰しも見たくないものがぶら下がっているので、クリックすると見えちゃいますよ！］

 

なんていうか、両者とも平然としているのが立派。きっと日本人とは価値観が違うんだと思う。

素っ裸で日光浴をして、暑くなりゃ川で泳ぐ、と。ある意味超健康的なのかもしれん。それができればの話だけど。