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このブログについて

みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2012年3月25日日曜日

ウィーンの森までニラ摘みに行く

 先日の予測どおり、やっぱりニラを摘みに行くことになった。



 でもその前に土日のお約束、お犬様の散歩に行く。



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 相変わらずの走りっぷりである。以前も書いたとおり、壁は1キロくらいあるのだからいろいろなところで走りゃあいいものを、激走する場所はいつも同じ。やっぱり犬ながらにしっくり来る来ないがあるんだろうか。今度聞いてみよう。



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 さんざん走ってご満足の後、雑木林の中を歩く。お犬ご本人としてはクールダウンというところであろうか。花が随分咲きつつある。これは梅?桜?春だなあ。



 ということで、今日の本題、ウィーンの森までニラを摘みに行く。食費が浮く訳だからそれなりに気合いが入る。



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 やっぱりすごく群生している。



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 近くに寄るとこんな感じ。いわゆる日本のニラとは全然形が違う。それもそのはず、ニラというのはウィーンの日本人コミュニティの中で勝手に言っている名前であり、本当はギョウシャニンニクのはず、と思っていたら、wikiを見たところどうもこれはラムソンという別種類の植物のようだ。でも、抜いてみると小さな球根がついていて、やっぱりギョウジャニンニクなのかもしれない。



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 今日はとにかく暖かい。摘んだ後、麓のレストランの屋外の席で昼食を取る。ぽかぽかでとにかく気持ちがいい。地震後ずっと忸怩たる思いがあって心が解放されることがなかったし、むしろ自分で解放しないようにしていたところがあったのだが、このレストランで春の日差しの下でビールなんぞを飲んで、地震から1年以上経って初めてほんわかした気分になった。



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 摘んだ「ニラ」は卵とじにして食べました。まだ若いせいか、強烈なにおいはしなかったのだが、おいしくいただきました。



 



2012年3月23日金曜日

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 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ブログ自体は2005年11月から書いていますので、昔の記事を御覧になりたい方は、左のカラムの「バックナンバー」をクリックしてください。



 生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。



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 ではでは。



2012年3月22日木曜日

病院の帰りにLeopoldsbergに行く

 今日は腰の検査のため、午後お休みをいただく。



 オーストリアの医療体制は完全分業のため、レントゲンを撮るときはそれ専用のところに原則行かなければならない。超めんどう。でも今回のところは非常にスムース。MRIとレントゲンを両方やって1時間くらいしかかからなかった。MRIやりながら、閉所恐怖症の人はつらいだろうなあと思いつつ、途中で熟睡してしまった。



 さて、時間が余っちゃったぞ。今から職場に戻ってももう休暇取っちゃったしなあ。今日は車もあることだし。ってことで、これまでウィーンの森ではKahlenbergまでは行ったけどなぜかその先のLeopoldsbergまで行ってなかったので、数年ぶりに行ってみることにした。



 場所はこの辺。http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=215152613324701472497.0004bb116d2e7878e73d0&msa=0&ll=48.28602,16.349287&spn=0.033325,0.058408



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 LeopoldsbergはKahlenbergとは違って観光地化されておらず、静かな小さいお城。でも、ウィーンの森の突端にあるので、眺めは最高。ここが一番好きだなあ。



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 Leopoldsbergから真北を見たところ。ドナウ島(Donauinsel)の北端が見える。ここでドナウ川がドナウの本流(手前)と新ドナウ(NeueDonau)に分岐される。Donauinselの北端にはまだ行ったことがないので今度行ってみよう。なお、本流のさらに手前にあるのはクヒェラウアーハーフェンという入り江のようなところのようだ。ここも今度行ってみよう。



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 南東を見たところ。国連都市が見える。ああ、休暇取ってしまってすいません。



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 街の手前にブドウ畑が広がる。のどかなもんだ。やっぱウィーンって田舎だなあ。まあだから好きだってのもあるんだけど。



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 今日は春爛漫で霞んで見える。峰が重なって見えるところを発見。霞でなんか水墨画っぽく見える。



 帰りはクロスターノイブルク(Klosterneuburg)にでも寄ってみようか。



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 峠の途中からみた教会。



 この教会に行こうと思ったら、道を間違えて逆方向に行っちまった。ありゃりゃ。僕の大好きな村Weidling(ここはまた後でゆっくり訪れることにしている)を通り過ぎて、またウィーンの森へ往きとはとは別ルートで突入。



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 まだ冬枯れの林。でも下草だけがばかに青々としているなあ。と思ったら、



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 あ、ニラ!ニラの大群生!!!第1期ウィーン生活時の2006年4月2日(http://yuwagui.cocolog-nifty.com/blog/2006/week14/index.html)にも書きましたけど、こいつはなかなかいけるんですよ。今週末に家族で摘みに来る可能性98%。しかし2006年の時には4月でまだ出始めと書いてあったけど、今年はもはや成長しまくっている。やっぱり今年は暖かかったんだなあ。ってことは、アスパラガスも早いのかな?楽しみ!



ツェッケンの予防接種

 オーストリアを始め、中欧・東欧ではツェッケン(Zecken)という森ダニがいて、噛まれると脳炎にかかって下手をすると死んじゃうという恐ろしい風土病があるhttp://www.at.emb-japan.go.jp/consulate/dani.htm。先進国なのに風土病があるなんて信じられないとか思ったりもするけど、考えてみれば日本もツツガムシ病とかあるよなあ。症状は日本脳炎に似ているとのことなんだけど、日本脳炎にかかったことがないのでよくわからん。



 夏になると被害が発生するようで、それまでに最低2回は予防接種をしておかないといかん。1回打って、2回目は1ヶ月後、3回目は9ヶ月後という感じで3回打つと3年は大丈夫、その後3年ごとに免疫を再活性させるブースターの接種を1回打たにゃいかん。



 僕は前回赴任の際に3回打ったんだけど、その後今回の赴任までに時間が開いちゃったので、また最初からやり直しである。



 予防接種は有料で、職場のキャンペーン期間では16ユーロで打てたんだけど、うっかり逃してしまった。そんで薬屋(Apotheke)でワクチンを買って医者さんに打ってもらったら30ユーロもかかってしまった。でも夏には間に合いそうだ。



 注射自体は小さくて細い針なんだけど、これが結構痛い。翌日になってもまだ痛みが強く残っている。注射ってもう少しどうにかならんですかね。



ツェッケンの予防接種

 オーストリアを始め、中欧・東欧ではツェッケン(Zecken)という森ダニがいて、噛まれると脳炎にかかって下手をすると死んじゃうという恐ろしい風土病があるhttp://www.at.emb-japan.go.jp/consulate/dani.htm。先進国なのに風土病があるなんて信じられないとか思ったりもするけど、考えてみれば日本もツツガムシ病とかあるよなあ。症状は日本脳炎に似ているとのことなんだけど、日本脳炎にかかったことがないのでよくわからん。



 夏になると被害が発生するようで、それまでに最低2回は予防接種をしておかないといかん。1回打って、2回目は1ヶ月後、3回目は9ヶ月後という感じで3回打つと3年は大丈夫、その後3年ごとに免疫を再活性させるブースターの接種を1回打たにゃいかん。



 僕は前回赴任の際に3回打ったんだけど、その後今回の赴任までに時間が開いちゃったので、また最初からやり直しである。



 予防接種は有料で、職場のキャンペーン期間では16ユーロで打てたんだけど、うっかり逃してしまった。そんで薬屋(Apotheke)でワクチンを買って医者さんに打ってもらったら30ユーロもかかってしまった。でも夏には間に合いそうだ。



 注射自体は小さくて細い針なんだけど、これが結構痛い。翌日になってもまだ痛みが強く残っている。注射ってもう少しどうにかならんですかね。



2012年3月19日月曜日

我が家のお犬様について

 我が家には1歳になるお犬様がいる。シェットランドシープドッグという犬種である。ウィーンにはあまりいないようで、散歩中よく言われるのが「小さいコリー」とか「赤ちゃんコリー」、ひどい時には「キツネ」とか呼ばれている(シェットランドって、耳を垂らすために赤ちゃんの時にそういう細工をするらしいんだけど、うちはやらなかったので、見方によってはキツネっぽく見えるかも)。



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 このすっとぼけた奴がそれである。



 このお犬様の過去に遡ってみよう。



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 これが買ってきた時のお犬様。生後1ヶ月、なんともはや、という感じである。この頃は地震対応で家に帰るどころかほとんど寝ることもできない状態だったので、家族からメールで送られてきたこの写真を見て大いに脱力したものである。



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 これが生後2ヶ月。ぬいぐるみ状態から生き物っぽくなっている。



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 生後3ヶ月。着実に大きくなっている。でも胸毛もなく、全体的につるっとしている。



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 生後4ヶ月。なんというか、今の原型ができてきた感じ。僕はこのもう少し後くらいまでは地震対応で1ヶ月に1回くらいしか家に帰れない状況で、お犬様が家に来てからこの時点くらいまでの一番かわいい頃の写真があまりない。やんちゃで大変だったそうだ。



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 生後5ヶ月半。胸毛が生えてきた。でも顔は子供から大人に切り替わる最中でなんというか間が抜けている中途半端な顔。この頃はようやく一緒に住み始め、甘噛みする癖を直そうと日々格闘していた。ちなみにこの半月ほど前に、大事な部分を手術して、「元オス」状態になってしまっている。同じ男として想像するだに恐ろしいものであるが、人間社会で暮らしていくためにはしょうがない。



 この半月後くらいに飛行機に乗ってウィーンに移ってきたことになる。とにかく検疫の手続きが大変だったけど、検疫所の担当官の方々はとても親切で丁寧だった。彼らの地道な働きのおかげで日本は狂犬病フリーの国として日本から外国に持ち込む際は最優遇措置が与えられている(例えば近場では韓国は最優遇待遇ではない)。公務員を十把一絡げに悪者扱いするA新聞なんぞはこういう実態を知った上で報道すればいい。まあ知っていたとしても敢えて書かないんだろうけど。だから日本のマスコミって大嫌い。この頃は引っ越しやら何やらで写真なんぞは撮っていない。



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 そんでこれが生後7ヶ月。胸毛も生えそろってきた。顔はまだ若い、かな。



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 生後10ヶ月。もう今と同じ。



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 生後11ヶ月。なんか顔がすっとぼけてきた。



 それで現在に至るわけだ。犬を飼うのは人生で初めてのことで、今や犬中心の生活と言っても過言でないくらい。お犬様にしても生後6ヶ月でヨーロッパに連れていかれるとは思ってもいなかったろう。お互いに大変ではあるが、お互いにこっちで暮らす方が総合的に見ていいと思う。お犬様なんか特にそうで、こっちは自然がいっぱいで走るところもたくさんある。ノーリードで散歩しても何も言われないし、慣れてしまえば気楽で健康的な暮らしが送れる気がする。まあ慣れるまでが大変ではあるのだが。



 



我が家のお犬様について

 我が家には1歳になるお犬様がいる。シェットランドシープドッグという犬種である。ウィーンにはあまりいないようで、散歩中よく言われるのが「小さいコリー」とか「赤ちゃんコリー」、ひどい時には「キツネ」とか呼ばれている(シェットランドって、耳を垂らすために赤ちゃんの時にそういう細工をするらしいんだけど、うちはやらなかったので、見方によってはキツネっぽく見えるかも)。



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 このすっとぼけた奴がそれである。



 このお犬様の過去に遡ってみよう。



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 これが買ってきた時のお犬様。生後1ヶ月、なんともはや、という感じである。この頃は地震対応で家に帰るどころかほとんど寝ることもできない状態だったので、家族からメールで送られてきたこの写真を見て大いに脱力したものである。



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 これが生後2ヶ月。ぬいぐるみ状態から生き物っぽくなっている。



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 生後3ヶ月。着実に大きくなっている。でも胸毛もなく、全体的につるっとしている。



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 生後4ヶ月。なんというか、今の原型ができてきた感じ。僕はこのもう少し後くらいまでは地震対応で1ヶ月に1回くらいしか家に帰れない状況で、お犬様が家に来てからこの時点くらいまでの一番かわいい頃の写真があまりない。やんちゃで大変だったそうだ。



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 生後5ヶ月半。胸毛が生えてきた。でも顔は子供から大人に切り替わる最中でなんというか間が抜けている中途半端な顔。この頃はようやく一緒に住み始め、甘噛みする癖を直そうと日々格闘していた。ちなみにこの半月ほど前に、大事な部分を手術して、「元オス」状態になってしまっている。同じ男として想像するだに恐ろしいものであるが、人間社会で暮らしていくためにはしょうがない。



 この半月後くらいに飛行機に乗ってウィーンに移ってきたことになる。とにかく検疫の手続きが大変だったけど、検疫所の担当官の方々はとても親切で丁寧だった。彼らの地道な働きのおかげで日本は狂犬病フリーの国として日本から外国に持ち込む際は最優遇措置が与えられている(例えば近場では韓国は最優遇待遇ではない)。公務員を十把一絡げに悪者扱いするA新聞なんぞはこういう実態を知った上で報道すればいい。まあ知っていたとしても敢えて書かないんだろうけど。だから日本のマスコミって大嫌い。この頃は引っ越しやら何やらで写真なんぞは撮っていない。



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 そんでこれが生後7ヶ月。胸毛も生えそろってきた。顔はまだ若い、かな。



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 生後10ヶ月。もう今と同じ。



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 生後11ヶ月。なんか顔がすっとぼけてきた。



 それで現在に至るわけだ。犬を飼うのは人生で初めてのことで、今や犬中心の生活と言っても過言でないくらい。お犬様にしても生後6ヶ月でヨーロッパに連れていかれるとは思ってもいなかったろう。お互いに大変ではあるが、お互いにこっちで暮らす方が総合的に見ていいと思う。お犬様なんか特にそうで、こっちは自然がいっぱいで走るところもたくさんある。ノーリードで散歩しても何も言われないし、慣れてしまえば気楽で健康的な暮らしが送れる気がする。まあ慣れるまでが大変ではあるのだが。