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みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2015年2月15日日曜日

Gasometer-cityに行ってきた


 空港に行くアウトバーンからよく見えるレンガ造りの旧ガスタンク。これがGasometer-cityとしてショッピングセンターやらアパートに転換されているということは昔から聞いていたけど、なかなか行く機会が無かった。
 一昨日、娘が唐突に「行ってみたい」と言い出したので、いい機会だと出かけることにした。



 ドイツ語でGasometerというとガスの計量器っぽい感じもするけど、その意味もある。でもガスタンクの意味もある。きっとこの場合、ガスタンクの意味なんだろう。

 Wikiによると、1896年から99年に建設され、石炭をガス化したものを低圧で貯蔵していたらしく、高さ70m直径60m、容量は1基あたり90,000 m³でそれが4基。1978年に石炭ガスから天然ガスに転換した際に無用の長物となって廃止。有害物質を除去した後に住宅や商業用施設に転換し2001年にオープン、ということらしい。ということは、第1回目の赴任の際には既にオープンしていたということか。知らなかった。

 ここは地下鉄U3線の駅(その名もGasometer)もあるし、アウトバーンのランプも近い。住むとしたら通勤通学には非常に便利だと思われる(有害物質があったってのが引っかかるところではあるけど)。
 
 これがGasometerだ。円筒形のレンガ造りの中にタンクがあったんだろう。


 タンクBには変な形の建物がくっついている。宇宙戦艦ヤマトの第3艦橋みたいなもんか。


 基本的にタンクAに商業施設が入っている。とはいえ、2階建て。お店の数は少ない。

1階部分。


2階部分。

こんな店も入っていた。こっちではナルトが人気があるようだ。


 そんで、その外周部が住居になっている。商業スペースの天井はガラス張りになっていて上が透けている。

別に魚眼レンズを使っているわけではない。


4つのタンクは渡り廊下でつながっている。


  それぞれのタンクの外壁にこういうのがそれぞれくっついている。

時計ではなく、きっとガスタンクとして使われていた際にタンク内のガスの量を示したもの。最大値が90になっているのは容量90,000 m³だからだろう。


 噂ではオープン時は物珍しさからかなり繁盛したけど今はすっかり寂れてしまったと聞いていたんだけど、そのとおり。お店に活気がまるでなし。土曜なのにかなりのお店が休業していた。
 まあそんなもんなんでしょうな。
 でも建物としてはとてもおもしろいもので、お時間の余裕がある場合は是非どうぞ。





4 件のコメント:

  1. こんにちは。いつも楽しく拝読しています。
    ガソメーターのSparを時々利用しますが、リニューアル前はもっと寂れた感じでした…。ガソメーター上のWohnungに住んでいる知人によると、お家賃月1600ユーロだそうです…!広さに比べると随分お高めな気がしますが、造りはしっかりした感じでしたよ〜。

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    1. こんにちは。
      どの程度の大きさか見当が付きませんが、1600ユーロとはなかなかのものですね。

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  2. はじめまして。Gasometerの知名度は意外と高いのですね。

    直接、お聞きしたいことがあるのですが、個人的に連絡させていただく方法はありますでしょうか?

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    1. 申し訳ありません。御用件もわからない匿名の方にメアドをお教えするようなことは、私だけでなく通常どなたもおやりにならないのではないでしょうか。

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