about




このブログについて

みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2014年4月29日火曜日

ナポリまで車で旅行(3日目後半 Napoli)


 ということで、ペルージャからナポリまで移動する。今回は370㎞、約3時間半なので結構楽、のはずだったのだが・・・。


 ナビどおりに進むと、ホテルの影も形もない。あれぇ?
 ホテルの住所を調べると、Via Cesare Battisti,Torre del Greco Napoliとなっている。ナビの設定を見ると、Via Cesare Battisti, Napoliとなっている。要はナポリ県にあるTorre del Grecoという町に行かなきゃいかんのにナポリ市に来ちゃったということ。悲劇だったのはナポリ市にも Torre del Grecoにも同じ名前の通りがあったので、ナビがエラーを出さずに案内してしまったのだ。とほほ。

 しょうがないのでTorre del Grecoに向かう。その途中、しょうが無いのでナポリの街中を通らなきゃいかん。なぜこういう書き方をしているかというと、9年前にも自動車でナポリに行ったことがあり、その時にナポリの街中のあまりのひどさに閉口して二度と車で市内には行くまいと心に決めていたからだ。何せ当時はマフィアと政府が戦っていてゴミの回収がストップ、町中にゴミがあふれていた時だったから。

今回のナポリの印象。
1.ゴミの量は前回より断然減った。ただし、街中にゴミくずが至る所に散乱していた。
2.道路は相変わらずがたがた。
3.運転マナー最悪。車線は無視、信号のない交差点ではだれも一時停止しない、一方通行逆行、ロータリーではとにかくみんな突っ込んでくる。バス停の前でも駐車しまくり。
4.空気が排ガス臭い。

 疲弊した頭が混乱してきた。ここはもしかしたらバングラデシュのダッカではないのか?車も空気もそっくりだぞ。

これはまだいい方。
 

バス停が機能していない。ウィーンなら即座にレッカー移動。

 この街で5分運転すると他の町での2時間分くらい疲れる。車内で固まっていた嫁が思わず「9年経っても全く進歩しとらんのか、この街は!」と叫んだのがおもしろかった。


 ようやくTorre del Grecoに到着。へとへとだったけど、こんな時にでもお犬の散歩に行かなきゃいかん。ちょっと歩くと、防波堤の突端まで人が歩いているのが見えたので行ってみた。

場所はこの辺。左上がナポリ市。

夕暮れ時で雨雲と太陽がケンカ中、でも雨雲が圧倒的優勢という状況。要は不穏な空模様。

 地中海がきれい。

乱雑な街が太陽光線を浴びて一見きれいに見える。後ろにはヴェスビオ火山。


ここはどこですか?

 防波堤ですれ違う人が「ベッロベッロ」と言う。お犬のベロは出ているなあ、そのことかなあ?きっと違うなあと思っていると、英語の話せる人が話しかけてきた。その人曰く、ベッロってのはきれいとかかわいいとかいう意味なんだそうだ。きっとお犬ではなく僕のことを言っていたのであろう。



雨が降り出した。ひどいことにならないうちにホテルに帰ろう。



0 件のコメント:

コメントを投稿