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みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2014年4月30日水曜日

ナポリまで車で旅行(4日目 Alberobello)



 ナポリで(というかそこを拠点として)やりたいこと、僕も嫁もあいしいイタメシを食べること、それは共通事項。そこから先、嫁はカプリ島に行って青の洞窟に行きたい。僕はアルベロベッロに行ってムーミンの家みたいなのを見てみたい。


 まずは嫁に敬意を表して青の洞窟に行ってみることにした。が、もたもたしているうちにナポリの港に着いたのがお昼近く、しかも午後から雨の予報。これじゃあ無理だってんで急遽アルベロベッロに行くことになった。

 距離的にはナポリから300㎞、3時間くらいだったのでこれまでの移動距離から考えれば余裕、とか思って気軽にスタートしたのだが、走り出してしばらく経ってから思ったのが、考えてみればこれまでは進むだけの片道通行だったのに対し、今回はナポリまで戻ってこなきゃいかん、ってことは倍の距離、現地での観光時間を考えれば倍以上の時間がかかるってことだ。自分の浅はかさを呪いながら、乗りかかった船、腹を決めた。


地中海側からアドリア海側までイタリア半島を横断しなきゃいかんのだ。

途中のサービスエリアでの風景。イタリアの田園地帯が広がっている。

 あまり一般的に影響するもんじゃないんですが、北イタリアから南イタリアに来て劇的に変わったのが犬の地位。北イタリアではオーストリアと同様に基本どこにでも犬を帯同できるのに対し、南ではサービスエリアの建物の中にも犬を入れてはいかん。すごく不便。

 ということで、アルベロベッロに到着。ナポリの街中に慣れた身には、道中すかすかで非常に快適だった。
 
実物を見てみたかったトゥルッリ。


石が積み上がってます。


これが例の謎の模様ですな、ってこれって日本人的にはまずいマークなんじゃ???あ、横棒一本余分なのか。


いろんな模様が描いてあります。


 拡大してみると、白ペンキのようなもので描かれているんですな。


♡マーク。かわいい反面、きっと古代から描かれているんじゃなくて現代人が適当に描いた気がする。


 建物の高さはとても低い。


聖アントニオ教会。教会好きの血が騒ぐ。

 中に入ってみると、結構質素で好感を持てる。

 通りはお土産物屋さんがいっぱい。その中から日本語で声をかけられた。日本人の奥さんがやっているお店なんだそうだ。
 中に入れていただき、屋上に上がらせてもらう。

うわあ、にょきにょきがいっぱい。


屋上から建物の中を見るとこんな感じ。あ、なんか毛深い獣がいますが、無視してください。


 天井を内部から見上げるとこんな感じ。確かに石造りだ。


 トゥルッリの中は石造りの倉と同じでひんやりと涼しい。昔は食べ物を床に置いておけば立派に冷蔵庫の役目を果たしたんだそうだ。ただし冬は底冷えが厳しく、暖房全開にしないと厳しいそう。

 結局、アルベロベッロが家族の中では今回最も興味深かった場所で一致した。ああ良かった。

 いや、まじでおすすめです。なんか異次元空間に来たような不思議な気持ちになれます。あと、中国人であふれかえる有名どころと比べて、中国人はまだほとんどいません。ただ、彼らは日本人の行動を後追いするので、数年後にはどうなっているかわかりませんよ。早いとこ行くが吉!まあ不便なところではあるんですが。






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