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このブログについて

みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2006年6月9日金曜日

この期に及んで美術史博物館へ行く。しかも初めて!

 月曜日は祝日。妻子はシェーンブルン宮殿の動物園に。時差ボケの僕を気遣っての措置らしい。ところが9時頃にすっぱりと目が覚めてしまい、さてどうしよう。



 せっかくなので、美術史博物館(Kunsthistroishes Museum) に行くことにした。なんと3年住んでいながらこれが初めて。お好きな方からはもったいないお化けコールが出る気もするが、だってしょうがないじゃん。灯台もと暗しって言うし。



Pict0023_5Pict0026_5   新王宮のブルク門(Burgtor)を越えて、自動車を新王宮前の駐車場に止める。相変わらず新王宮はいい感じ。



 



Pict0029_4Pict0002_24Pict0004_27   ブルク門からリンク(Ring。環状道路ね)を越えた真正面にあるのがマリア・テレジア像。この像の左右に同じ形の建物があって、像に向かって右が自然史博物館(Naturhistorisches Museum)、左が美術史博物館。



Pict0003_35Pict0005_30   さて、この写真のどっちが美術史博物館でしょう?



 



 



 美術史博物館に入る。入場料は10ユーロ。中に入って受付でオーディオガイドを借りる。残念ながら日本語のはありません。英語・ドイツ語・イタリア語のみ。とはいえ、英語があまり得意でない方も絶対に借りた方がいいです。理由は後でお話しします。値段も2ユーロだし。



Pict0006_23Pict0007_26Pict0011_13  中にはいると、室内装飾の豪華さに驚く。これだけでも見る価値はある(かも)。



 



 さて、展示場に行くと、写真やビデオを撮ってる人がいるのでびっくり。係員に聞くと、フラッシュを使わない限り撮影は原則自由(ダメなところもあるらしい)とのこと。日本じゃ考えられないっすよね。とはいえ、やっぱり抵抗があって写真は撮れませんでした。すいません、小心者で。絵画の所は部屋の真ん中にソファが置いてあって、気に入った絵をゆっくり見れます。なんとも贅沢。



Pict0017_12Pict0014_12Pict0008_22    疲れたので、カフェで一休み。このカフェはドームの真下にある。上から見るとこんな感じ。あと見上げるとこんな感じ。そうそう、お勘定は席で行いますよ。日本人観光客の人は慣れない人は大抵がカウンターに行って払おうとして席に帰されます。店員に「ツァーレン ビッテ」と言って座って待っていましょう。



 しかし、日本人の団体観光客が多い。それはそれでいいんですが、べらべら大声でしゃべったり(それも今日の昼食の感想とか)、フラッシュをたいて係員に怒られたり、一体何をしに来てるんじゃ!と怒鳴りたくなる団体も。興味がないのなら来なきゃいいのに。



 早足で4時間。それでも見切れない。じっくり見ると1日かかりますね。いやあ、目の保養になった(ような気もする)。



 さて、最後にオーディオガイドの話。主な絵画の横に番号が書いてあって、ガイド(細長い携帯電話みたいな感じ)のボタンを押すと説明が聞こえてくるシステム。ガイドの最後に「気に入った場合は黄色いブックマークボタンを押すと、最後にプリントアウトができる」という説明が流れる。何だろうと思ってとりあえずぽこぽこ押してみる。最後にそれを返却する時に「ブックマークってどうなるの?」と聞くと、「お前にお気に入りのカタログを作れるのでこっちに来い」と言われ、何のことやら分からずも端末の前に連れて行かれる。そんでガイドを専用の差し込み口に突っ込むと、ブックマークした絵がずらっと画面に出てくる。そんでメニューを渡されて、絵が9つまでだと8.5ユーロだと(もっと多いコースもある)。ブックマークの数が足りない場合はその場で全作品を絵付きで検索できて追加できるし、多い場合は削除もできるので、無駄がないです。あと自分の名前なども入力できます。



Pict0037Pict0038Pict0039    そんでできたのがこれ。頼んで10分弱でできます。その間はショップを覗いていたりすればよろしい。拍子を開いて1ページ目には名前(赤で塗りつぶした部分)と来た日付が入ります。2ページ目以降が絵(見開き右側)とその解説(同左側。オーディオガイドの言語で)が入ります。



 これはたぶん地球の歩き方にも載っていないんじゃないでしょうか?かなりいい記念になると思いますので、是非お試しを。





5 件のコメント:

  1. おーぱすわんわん2006年6月9日 10:27

    いいですね、このアイデア。私も行く機会があればこのサーヴィスを是非利用したいです。
    お引越し前にオペラは無理かしら??折角のモーツァルトイヤーですからねー。私などは喉から手が出て足が出てお尻まで出そうですよ~。滞在残り少なくなるといろいろ名残惜しいこともあるでしょうね。人生の一部をウィーンで暮らすことは大きな財産ですよ。

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  2. ウウム、もったいないお化けコール!
    ま、でも、確かに、赴任地の観光に目覚めるのは
    着任当初と帰国前なんですよね。
    残りわずか、楽しんでください。
    右の緑の旗の方がKunstかな?
    室内装飾すばらしいですね。
    ゆわぐいさんも男前っすね。(ブラジルの記事)

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  3. う、もったいないお化けコールやら尻が喉から出るやら、やっぱり非難GoGoですねー。
    オペラは、見ましたよ。随分前に1回だけ(笑)
    いいの。芸術のウィーンじゃなくて、自然のウィーンを堪能したから(負け惜しみ)。
    次にこっちに来たときに芸術を堪能します。
    ・・・やっぱもったいないなあ>俺。

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  4. I'm very happy((^_^))/
    Thank you! Yuwagui!!
    There pictuers are very good!
    I don't understand Japanese.
    But I can see good pictuers.
    Thank you!!!!! Yuwagui!!!(^U^)v
    Bye

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  5. お、ついに英語のコメントがつきましたね。なんか結構基本的な英語だから、アジア系の人なのかも・・・。でもうれしいもんです。
    Thank you very much for posting your comment, Mr.James! I hope you could enjoy my blog.
    Unfortunately, I have already returned to Japan, so basically I can't contribute a new article anymore. But anyway, I'd like to say thank you again!

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