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このブログについて

みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2006年5月8日月曜日

春の味 Spargel

 今ウィーンは春たけなわ。春と言えば以前、ニラ摘みの記事を出しましたが、今回は春の味の王道、スパーゲル(Spargel、アスパラガスのこと)を買いに出かけました。



Pict0009_17Pict0001_34   場所はウィーンの郊外にある小さな村、Aderklaa。畑の中にぴょこんと出現する村です。周囲の畑では菜の花が満開でした。ここは農家から取れたてのスパーゲルを直買できるので有名らしく、村にはいるとスパーゲル農家の場所を記した看板がすぐ目に入ります。今回はここが美味しいという紹介を受けて、Harbichさんという農家に行く。



Pict0004_25  中庭に入ると売店があり、たくさんの新鮮なスパーゲルがありました。本命の白アスパラの他に、日本でも買えるグリーンアスパラ、あと紫色のアスパラも。



 



Pict0015_11  結局、白を1㎏と紫を4本買ってみました。これで11ユーロ(約1600円)。大きさの比較のためにボールペンを置いておきましたが(この小さな気配りを評価して欲しい)、とにかくでかいし太い。おまけに硬い。アスパラって缶詰のイメージで細くてぐずぐずと思っていたので、ちょっとびっくり。太さなんて、大人の男の親指の倍くらいあります。なんか「立派なモノをお持ちで」という感じ。ちなみに紫のアスパラ、どうやって食べるのか不明です。



Pict0006_22Pict0007_24Pict0008_20    購入後、お腹が空いたので、近くのDeutch-Wagramという町にあるMarchfelderhofというレストランに行く。ここはやはりスパーゲル料理で有名らしい。なんというかよく言えばきらびやか、悪く言うと悪趣味まであと1歩という感じのレストラン。内部の撮影はちょっとためらわれたのですが、内部の方がもっとそんな感じでした。店の前ではスパーゲルが実際に生えている!あとスパーゲルのモニュメント。店内は日曜の昼前にも関わらずとても混んでいて、なおかつみんな着飾っていてびっくり。ジーンズ姿がちょっと恥ずかしかったです。スパーゲルのスープがおいしかったです。でも全体に高め。



Pict0016_11  さて、家に帰って晩ご飯の用意。昼食でスパーゲル食ったんだよなあと思いつつ、せっかくの朝摘みのを食わない手はないということで、数本を茹でて食うことにする。まずは皮むき。穂先は残し、その下から皮をむく。皮むき器で十分。下に行くほど厚くむくべし。沸騰したお湯に塩、砂糖、バターを入れ、スパーゲルを投入。取れたてでない場合はアク抜きのためにパン(センメル)を入れる必要があるらしい。再沸騰したら火を止め、ふたをして余熱で茹で上げる。だいたい30分くらいで完成。適当にソースを作ったりマヨネーズだけでも十分。



 日本だと白アスパラはまず缶詰くらいでしかお目にかかれませんが、缶詰のだとぐずぐずで変なニオイがあって、強制的に食わされていた子供の頃のつらい思い出がありますが、生だと歯ごたえもしゃきしゃきして、香りも味もすっきり。うまいなぁ。缶詰のものとは別の食べ物という感じです。旬はもうそろそろ終盤戦。もうすぐ初夏です。




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 応援よろしくお願いしまーす。







7 件のコメント:

  1. うわぁ、スパーゲルですかぁ。
    おいしそうですね。紫もあるとは知りませんでした。
    それにしてもでかい。
    レストラン前のモニュメントは下手すると国際秘宝館
    ��ちょっと地方ネタ?分かります?)になっちゃいますね(爆)

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  2. あ、それだけは言わないでおこうと思ったのに(笑)。
    まあここだけの話、ちょっと形がね、何というか、アレっぽいっすよね。

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  3. あ、ちなみに紫のやつを食べてみたんですが、一皮むいてみると、うすーい緑色っぽくなりました。でも緑のは別に置いてあったしなあ。もしかして日焼けした緑なのか?そうなのか?

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  4. すみません、もう少し品位ある発言をします。(^^;
    一皮むけば緑ということは紫のは緑の味?
    ウウム、緑のもよく見ると日本のものより断然でかいなあ。
    それと比べると日本のはツクシに毛が生えたようなものですね。
    ヨーロッパはキュウリ(グルゲでしたっけ)もでかかったし、野菜が全般的に大ぶりなんですかね。

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  5. 品位の無さについては誰にも負けないという自負がありますので、全くOKです(笑)
    紫のやつですが、味も確かに緑のっぽい感じでした。「一皮むくと緑」について捕捉しますと、皮をちゃんとむくと白くなるんですが、ちょっと皮を薄くむいたところは緑っぽくなるんです。
    大きさはとにかくでかいです。太いし長い。あやかりたいものです(?)。でかくても決して大味になるわけでもなく、おいしいです。白アスパラなんて、缶詰のとは比べものにならないです。
    他の野菜はというと、じゃがいもは同じくらい、ニンジンは日本のよりもっと細いというか、貧弱です(自然っぽく見えますが)。それ以外は確かに大きいかも。

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  6. うらやましいなあ。ウィーンに住んでるんですか。私は今年から大学で2外でドイツ語を取ってるんですが、いつかドイツ語圏の国を旅行したいと、期待に胸ふくらませつつ勉強してます。これからもヒマな時にちょくちょく覗かせてもらいます。大学生って結構ヒマなので。では

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  7. takuさん、初めまして。ようこそ。
    僕も大学時代はドイツ語を第2外国語としていました。必修以外にも選択でドイツ語特講とかいう会話の授業にも出たり、院試の時も理系にも関わらずなぜかドイツ語が試験科目だったので、比較的勉強したつもりですが・・・実際に住んでみると全然だめです。ほとんどわかりません(大学の勉強をすっかり忘れたというのが大きいのでしょうが)。
    ということで、是非ともしっかり勉強していただき、将来のご旅行に役立ててください。ドイツ語圏の国って楽しいですよ。自然もたっぷりですし。

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