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このブログについて

みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2012年4月8日日曜日

イースターでも何もすることなし

 イースターと言っても、日本人には別にすることも何もなし。



 ここのところ寒気が入ってきているのか寒くて曇り時々雨みたいな天気が続いているのだが、例によって朝はお犬様の散歩。



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 近所の空き地の木々も随分葉っぱが出てきた。



 お散歩から帰ってきて、友人に紹介された無農薬野菜の農家のショップに行ってきた。



 http://www.feigenhof.at/index.html



 あのー、こういうことを言うのもアレなんですが、どうも日本だと無農薬とか有機栽培とかって、なんていうか、love & peaceとか反戦活動やってそうとか絶対にフォークギターで戦争を知らない子供たちを歌っていそうとか廃材にペンキで料金表が書いてありそうっていうかいうイメージ(偏見)があるのですが、こっちの人は極普通の人で、お店もきれいですごく愛想が良くサービスも良かった。自家製のワインなんぞも振る舞ってくれたし。トマトを買ってみたところ、確かにおいしい。味が濃いというよりもクリアな感じでばくばく食べてしまう。これはなかなかはまりそうな予感。



 明日から北イタリアの方に旅行してきます。



2012年4月7日土曜日

夏タイヤに履き替える

 オーストリアでは、法律だか規則だかで冬タイヤを履かなければならない期間が決まっている。4月15日、あでは冬タイヤでなければならないらしい。



 この期間、路面の雪やら氷やらが起因して事故を起こした場合、保険金が支払われないので非常につらい思いをする。



 とはいえ、今年は市街地はほとんど雪が降らなかったので、氷点下10度以下が続いた週も含め、路面はほとんどずっとドライ状態。スタッドレスタイヤの状態が気になってしょうがなかった。



 現地の人に話を聞くと、ルールで決まってはいてもとっとと夏タイヤに履き替えても問題ないらしい。



 今日はイースターの祝日だったので、今朝夏タイヤに履き替えにタイヤ屋さんに行った。自分で履き替える作業をいとわない人を除き、タイヤ屋さんにタイヤを預かってもらうのが一般的。



 アパート地下の車庫から車を出そうとしたらなんか異常な振動。あれ?と思って確認すると、右前輪がパンク!あれえ?昨晩までは問題なかったのに。がたがたいいながら近所のタイヤ屋までなんとか自走した(レッカー呼んだらいくらかかることか)。工賃やら冬タイヤの保管料やらで100ユーロ弱かかってしまった。おまけにタイヤ屋のおっさんたちはパンクのタイミングが良かったとげらげら笑われるわパンクしたタイヤはバースト状態でもはや修理不能で冬になったら1本冬タイヤを買わなきゃいかんわで散々。



2012年4月6日金曜日

イースター

 4月6日から9日はイースターということらしく、国連もお休み。ということで、今週来週はイースターウィークってことで休暇を取る人間が多い。特に金曜月曜に引っかけて連休をとるため、今日は国連都市はすっかすか。



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 普段はがやがやしているロトンダも閑散としている。



 イースターでは、復活ってことから、生命繁栄の象徴である卵やらウサギやらのお菓子が季節ものとしてたくさん売られている。



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 僕もなんだかよくわからんけど、1個買ってみた。若干不気味なウサギ形のチョコである。ただどうしていいのかよくわからんので、テーブルの上に放置されている。



 しかし、イースターって日本人にはまだなじみが薄いですね。クリスマスやらハロウィンやら、洋モノのイベントは節操なく取り入れている日本の次のターゲットはイースターじゃないかと思ってるのですが、クリスマスのように日付がきっちり決まらないところがマイナーである所以なのかもしれん。まあどうでもいいことですが。



2012年4月3日火曜日

夕方の飛行機雲

 今週からイースターに突入していて、休暇を取っている人も多い。日本じゃイースターなんて全く関係ないっすけどね。



 家に帰ってきても外はまだ明るいので、お犬様の散歩がてらぶらぶらしてみる。



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 いつものポプラ。うーん、男らしいねえ。上の方に鳥が巣を作ってるけど。右に見えるのは通信用だか何かのポール。じゃまだねぇ。



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 ふと空を見ると、きれいな飛行機雲。



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 ちょっと引いて撮ってみると日没前の空に溶け込んでいく。



 ここhttp://www.jal.co.jp/entertainment/knowledge/agora54.htmlに書いてあるように、飛行機雲というのは特定の条件がそろわないと見えないものなんだそうだ。日本だと、飛行機雲だ!と思わず言ってしまうくらいの珍しさかもしれないけど、ヨーロッパではとてもよく目にする。ほぼ毎日見ます。気象条件が違うのか、飛行機の高度が違うのか・・・?



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 桜っぽいけどなんだかよくわからん花。薄暗いのに今日はうまく撮れた。



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 右上に見えるのは火星ではなく、月。火星がこんなにでかかったら困るし。ピントを手前にあわせたんでボケたんですな。



新しいカメラが欲すぃぃ

 ブログをやり始めてから写真を撮ることが増えてきて、どんどん写真にはまりつつあり、ブログなんか関係なしにカメラおやぢ化しているわけです。特にヨーロッパは写真を撮る対象がたくさんありすぎ。必然的にカメラもいいのを欲しくなるお年頃。



 ウィーン第1期は今は無きコニカミノルタのA200というハイエンド(当時の)コンデジを使っていた。これはこれで当時は非常に良かったけど、やっぱり暗い場所ではつらかった。



 今はキヤノンの一眼、Kiss X3をメインに、鞄の中にはSonyのCyber-Shot DSC-HX5を常に入れている。そんで何かあったらぱちりぱちりやっているわけだ。



 SonyのHX5は非常にできたコンデジで、静止画も動画も非常に良く撮れる。特に動画はフルHDできれいに撮れる。ただ、やっぱり風景や犬の走行中写真などはつらいっすね。



 そういう時に頼りになるべきはずのX3が、いまいちなのである。特に普段から付けているSIGMAの高倍率ズーム18-250HSMとの相性がどうも良くなく、ピントが甘いのだ。特にワイド側がひどい。ちゃんと調整してもらったんだけどなあ。



 ってことで、新しいカメラが欲しいのだ!嫁、見てるか?欲しいのだ!



 特に先月末に発売されたオリンパスのOM-Dを1ヶ月以上前からずーっと追い続けていて、とても良さそうなので、これが欲しいのだ!小さいし絵もすごく良さそうなので、これが欲しいのだ!



 と熱病のような物欲ゲージ振り切れ状態が続いていたところ、今日ふっと賢者モードになり、「考えてみたらオリンパスのレンズって1個も持ってないじゃん。キヤノンなら高倍率ズームと標準レンズの2本を曲がりなりにも持っているし、ミドルレンジの本体と風景に最適な超広角レンズを買ってもオリンパスのよりも安く済むし、今のX3という超エントリーモデルからステップアップできるじゃん」と思いつき、キヤノンのEOS 7Dが欲しくなったのだ!嫁、見てるか?欲・し・い・の・だ!いつまでも夫にKissなんて恥ずかしい名前のカメラを使わせたくないだろ?うん、きっとそうに違いない。なあ、嫁。



 いずれにせよ、カメラはヨーロッパで買うと目玉が飛び出て鬼太郎!と叫ばれてしまうくらい値段が高く、日本で買うのが一番なので、日本出張の機会がある7月まで待つしか無いわけで、せっせとお小遣いを貯めているのだが。



2012年4月2日月曜日

BisambergとAdlerwarte Lreuzensteinに行く

 午前中は極寒で雪まで降ってきたのに、午後になると急に良い天気に。



 とはいえ、今からニラを摘みに行くのはめんどくさいし、このままだらだらしているのもナニなので、時間つぶしにどうでもいいところに行ってみようということになり、それじゃ、先日上ったLeopoldsburgから見たドナウ川の向こう側の山に行ってみようということになった。



 適当に山の方に車を走らせていると、Bisambergというところに出たので、んじゃ山の中にでも行ってみるかということに。



 ここはウィーンの外れ(ていうか、部分的にNiederÖstreich州だし)のレクリエーション地域なんだそうな(http://www.wien.gv.at/umwelt/wald/erholung/bisamberg.html)。まあ、レクリエーションっていったって、こっちによくある「きれいな散歩道が整備されてますよ」っていう程度なんだが。本当にこっちって娯楽が少ないなあ。まあそれがいいところなんだけど。日本だとすぐに愚にもつかないハコモノができたりまずい観光料理屋ができたりして台無しになるものだけど、こっちは自然、それだけ。潔いっす。



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 山道を登る。だらだらとした緩い上り坂。なんか僕はいつもこんなところを歩いているなあ。



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 嫁が写した僕とお犬様。いつもは僕が撮るだけなので僕の写真が極めて少ないので、ボケ気味ではあるけどそれなりに貴重ではある。



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 どこか景色のいい展望台でもあるのかと思ったら単なるハイキング道。でも森林浴効果抜群で空気がうんまいや。



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 林の中で妙に心惹かれた場所。僕はある条件が整うと非常に霊感が強くなる。何かが呼んでいるのかもしれない。ここを十数枚撮ったのに、なぜかほとんどピントがずれている。この2枚だけがまあまともに撮れているもの。なんか変だ。じっくり見る勇気がない。



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 山を下りると周りはブドウ畑と草原。気持ちがいい。



 まあ森林浴も十分済ませたのでちょっと遠回りしつつどこかで晩ご飯でも食おうかと。



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 途中で見つけた小さいけどきれいな教会。周囲の風景もなかなかよろしい。



 車を走らせていると、山の上に大きなお城が見える。そんじゃちょっと寄っていってみようということに。



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 あれえ、なんか記憶があるなあと思ったら、日本でいえば鷹匠みたいな人がショーをやるAdlerwarte Kreuzensteinのお城だ。ウィーン第1期生活時に見に来たことがあったことを思い出した。ああここだったんだ。



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 堀の吊り橋を渡った門の上のレリーフ。神聖ローマ帝国・ハプスブルク・オーストリア帝国のシンボル、双頭の鷲を天使が支えている図。でも考えてみると、こんな鷲がいたらすごく気持ちが悪いし、天使も羽根の付け根がどうなっているのか見てみたい。



 ちなみに、鷲と鷹、基本的に大きいのを鷲、小さいのを鷹と総称しているだけで、生物的な違いはないそうですね。



 残念ながら、鷹のショーの時間はもう終わっていた。また今度来ることにしよう。



2012年4月1日日曜日

今更雪が降る

 昨日はヒーターを入れなきゃ済まないくらいに寒かったところ、今朝起きたら気温3度。寒の戻りってやつですかね。



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 どんよりと曇って寒くて風が強いという救われない状況。10時過ぎでも気温5度。久しぶりにダウンを着て散歩に出かける。



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 そんなのお構いなしにお犬様はデイリーエクササイズ。散歩道の脇でやっているので道行く人の目を引くわけだが、なぜこの犬はダッシュで行ったり来たりしているのかすぐ事情をつかんで笑っている。徐々に犬を通じた知り合い(犬脈?)もできている。



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 今日はいつもと違う雑木林に行ってみる。こっちは道なき道度が高い。



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 こっちの桜は先週前半までの初夏の陽気と後半からの暴風雨の影響で葉桜状態になってしまっている。19日に恒例の桜祭りが開かれるhttp://www.wien.gv.at/bezirke/floridsdorf/veranstaltungen/kirschenhainfest.htmlというのに大丈夫なのだろうか?



 とことこ歩いているうちに顔に冷たいものが。ありゃ、雨か?と思ったらなんと雪。雪が降ってきましたよ。まあ数分でやんだんですがね。やっぱり大陸性の気候はなめちゃいかん。



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 公園にいた変な小鳥。ぴよぴよ鳴いてました。