about




このブログについて

みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2013年2月13日水曜日

番外編 サウジアラビア出張 その6(最後)

 今日は最終日。

例のKingdom Tower。今日の空は小さい雲が散らばっていて、タワーの表面の色がそれを映していつもと違っている。なんかより非現実的な感じ。


なんとかうまいこと議論を終了した。とりあえず何もやることはなし。
そうすると、サウジのカウンターパートが「おもしろいところに連れて行ってあげる」という。らっきぃと車に乗り込む。

30分ちょっと車に乗り、着いたのは・・・キャメルマーケット!
広大なエリアに山ほどラクダがいる!
 

好奇心旺盛なラクダ。見ているとのそのそやってきて首を伸ばしてくる。
上唇が柔らかくておもしろいのだが、油断していると舐められて臭くなる。
 

ラクダの表面。羊のように沈み込むのだが、あれよりはもっと固い。

ラクダ、買ってどうするの?と聞くと、観光用途やベドウィンが生活のために用いる他に、なんと食べるんだそうな。味はとてもおいしいらしい。食べる気にもならんけど。

また10分ほど車に乗ると・・・今度は、いわゆる本物の砂の砂漠!岩石砂漠主体のリヤドとしては比較的珍しいようだ。



場所はこの辺だ。
娯楽の少なさのせいか、若者が4WD車やバギーを乗り回していた。
真ん中の黒い車が砂にスタックしていた。周りの車は救助部隊。10分以上格闘してなんとか脱出したら、今度は救助部隊だった手前の銀色の車がスタックしてしまっていた。
 
 

砂漠の砂。目が粗く色はかなりの茶色っぷり。

これは誰だろう???
サウジの若者はとても人なつっこく、日本人か?日本人だな?と話しかけてくる。
 
 
砂の丘の向こうに日が落ちていく。
 

ちょっと車を走らせて、丘の向こう側に行ってみた。
太陽の光のせいか、すごく赤っぽい!これが「赤の砂漠」なのかな?サウジ人に聞いてみたらそういう言い方はしない、と言っていたのだが。
 
 頼みもしないのに、サウジ人が「家を建てているから見に来てくれよ」という。ほんじゃ行こうか、と。
いわゆる郊外の新興住宅街ですな。街全体が建設中。
王国の場合、土地を買うとその所有権はもらえるのか、それとも王様から借りるのかと聞くと、ちゃんと所有権はもらえるんだそうな。
ただ、現在リヤドは人口急増中で、土地がどんどん値上がりしているとのこと。数年前に買ったこの場所は1㎡で400ドルくらいだったのが、今は600ドルだって。
これってバブルだよなあ、と思いながら、バブル景気ってきっと和製英語だよなあと思い何も言わなかった。
 
ちなみにこれがサウジの番地標識(ホテルの隣の建物のだけど)。

雑感として、レストランの店員も含め、ほとんどのサウジ人が英語を極めて流ちょうに話す。これは素晴らしい。日本もこうならないといかんと思う。
あとリヤドはネット情報よりもずっと開放的だった。街の風景の写真を撮っても何も言われない(保証はできませんよ)し、カップルが普通に並んで歩いていた。とはいえ、女性は例によって目だけ出してあとは真っ黒だったけど。
あと、この時期のリヤドは気候的にもとても過ごしやすかった。ただ極度に乾燥していること(湿度10%台)やホテルの中などは不必要に冷房ガンガンなので、のどを痛めている人が多かった。これが夏になると、日向にちょっと立っていることさえも困難になるんだそうな。
今度は4月にまた出張しなきゃいかん。その時はどんな感じなんだろう?
 
Posted by Picasa

0 件のコメント:

コメントを投稿