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みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2014年11月14日金曜日

冬の食べ物 その1 クラプフェン


 先週あたりから、こいつを目にすることが多くなった。





 そう、クラプフェン(Krapfen)である。

 周りの白いのは長期熟成の結果発生した白カビであり、これが多いほどにおいはきつくなるものの味がまろやかになる。そのきついにおいがたまらないという人間も多い。オーストリア人の伝統的な革の半ズボンよりもにおいがきつくなれば食べ頃と言われている。ちなみに写真のものは5年モノ。そろそろ食べ頃である。

 職場のカフェテリアでも今週から大々的に売り始めている。5年モノにも関わらず、国からの補助金が出ているので1個1.3ユーロという安値。EUではこの補助金制度が常に問題となっているが、オーストリア政府は鉄道の民営化阻止、シュワルツェネッガーのオーストリア国籍維持とともに3本の矢として位置づけており、これらの一つでも維持できない場合はEU離脱も辞さない構えである。


長期熟成の結果、パンに含まれるタンパク質が変質して液状化している。


 この白カビは抗酸化作用があり、ガンの予防効果もあるらしい。あとオレンジ色の液状化したものは胃腸を整え二日酔い防止効果があるようで、オーストリア人はこのくさいシロモノを来年の幸運となる方角を向きながら赤ワインとともに無言で食べ、来年1年の五穀豊穣と神聖ローマ帝国の復活を願うのが慣わしである。カビの白とワインの赤がオーストリアの国旗の元になったという説もあるほどだ。
最近では、コンチータが真っ赤なドレスを着てひげを真っ白くしながらクラプフェンを食べ、ドイツなめんなよ、こっちが本家本元だ!と絶叫するCMをやっていて話題になっている。ドイツとの微妙な関係を示しており、異邦人としては興味深い。

 









 ・・・すいません、嘘です。なんか急に嘘をつきたくなってしまった。しかしこんなもの、1年中あってもおかしくないのだけど、寒くなると見かけることが多い。なぜだろう?






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