ウィーンはクリスマス後から冬物セールが始まっており、私のような貧乏人はじっと手を見ながら(こればっかり)、掘り出し物を探しに街中を探索するのである。
ということで、今日は街中に出た。自動車を新王宮前の駐車場(本当は置いてはいかんという噂もあるのだが、よくわからん)に止めてお目当てのお店に行く。
ま、そのついでに王宮(Hofburg)を見物したわけで、タイトルは間違っているのかもしれない。
しかし、ここは何度来てもすごい。この周辺がウィーン観光の最大の目玉なんでしょう。
たぶん観光で来た人とルートが逆になるんだと思いますが、まず、環状道路(ring)からブルク門を通って新王宮前に来る(すんません、これは既に入ったところからの写真)。ぴょこんとデベソみたいなのがringの向こう側にある自然史博物館ですかね。
そんで新王宮前。なんともすんごい建物(ボキャブラリが貧弱ですが、責めてはいけない。だって理系だから)。一番上にはハプスブルグの象徴、双頭の鷲が。ちなみに、双頭の鷲ってすごく勇ましいですけど、よく考えてみるととてもキモチワルイ。要は奇形ってことですわな。ま、それはどうでもいいとして、新王宮前にはオイゲン公の銅像。
その前方にはカール公の銅像。写真では銅像の後方に私の好きな市庁舎が見えます。
そこを突っ切ると旧王宮に。これは天井ドームを見上げたところ。なんとなくボケて見えるのは、鳥が中に入らないようにネットが張ってあるから。腕が悪いわけではない。きっと。
さらに突っ切るとミヒャエル門がある。お茶の水のニコライ堂みたいな青銅の丸屋根がさっきのドーム。この門の前にはローマ時代の遺跡が残っているのだが、イマイチ見栄えが悪いのでカット。
ここから伸びているのがコールマルクト通り(Kohlmarkt)。ブランドもののお店がひしめいている。写真はコールマルクトの逆端からミヒャエル門を見たところ。
とことこと数百メートル歩くと、ウィーンの銀座(?)、グラーベン通り(Graben)に出る。
しかし、ここは何度来てもすごいと思うのだが、どうも落ち着かない。観光客だらけ、それを狙ったオペラの券売りの若者などでわさわさしているからかな。僕にはやっぱりウィーンの森とかの方が向いているのかも。
やっぱり街中の写真一つ取っても、綺麗ですね?
返信削除日本の街はとにかくごちゃごちゃしすぎです。
建物に統一感があるのでそう感じるのでしょうね?
ウィーン、いってみたいなぁ~。
小さいときに母から言われたのですが、「ウィンナーコーヒー」って、ウィーンが発祥の地って本当ですか?
・・・すみません・・・こんな質問・・・
MEGUさん、どーもー。
返信削除ウィーンのコーヒーだから、そういう名前なんでしょうね。
たぶん、こっちでいう「メランジェ」のことなんだと思います。特徴は、コーヒーに泡立てた牛乳をかけたものです。非常にポピュラーなもので、カフェでもレストランでも出てきます。
ただ、日本のウィンナーコーヒーって、コーヒーの上に泡(場合によってはホイップクリーム)だけ乗っていた気がしますが、こっちのは牛乳の液体部分もかなり入ります。ですから、カフェオレとそれなりに似ています。