韓国人家族のさよならパーティー

　今日はまた暖かく、日中は５℃くらいまで上がりました。僕の車の温度計は２度以下になると凍結注意のマークが点灯するのですが、今日は朝から久しぶりに凍結マークがない状態で出勤しました。

　

　夜は知り合いの韓国人家族が転勤で中東に行くので、我が家とさよなら会。ここの家族とは、夫同士は仕事で関係があり、子供は元同級生、奥さん同士もめちゃ仲がよいという、家族みんなが仲が良いという関係。

　最近、政治レベルでは韓国との関係がぎくしゃくしていますが、こういうヨーロッパなどにくると、一番最初に仲良くなるのは韓国人であることが多いようです。やっぱり同じ極東のアジア人、それでいて価値観が近いとなると、自然とお互いに引かれ合うみたい。

　今日も話をしていると、韓国人にとって、中国人はやはり何かが大きく違う、日本人との方が余程近いとのこと。それに、第二次大戦の時の侵略行為が取りざたされますが、韓国人にとっては中国からの侵略の方が歴史上比べものにならないくらい多かったとのこと（当然我々も反省すべきですけどね）。価値観については僕も全く同感。仲の良い中国人はたくさんできましたが、でも日本人にとって中国人は韓国人と比べて随分違う民族だなあと思います。

　それに、血気盛んな学生や鬱憤のたまった人たちとは違い、この家族を始めいわゆる知識階級の韓国人には反日感情はほとんどない印象を受けます。

　それぞれの国の政治家はパフォーマンスとしていろいろと変なことを言ったりしますが、僕らはそれにつられる必要は全くないし、つられるとかえって逆効果になると思います。

　まじめなことからくだらないことまでべらべら喋りながらお腹いっぱい御飯を食べ、お酒を飲み、それぞれ奥さんの目を盗んでタバコを吸い、最後に男同士hugをして再会を期しました。日本人同士ではこうも自分をさらけ出して友情を表現することはかえってできないかも。相手もたぶん同じでしょう。こういう点で、外人の友人を持つのはいいなあと思いました。

　外に出ると吹雪。明日はちょっと寒くなるとの予報。春になるにはまだ早すぎます。

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