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みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2005年12月16日金曜日

リヒテンシュタイン、ノイシュヴァンシュタイン城

 最近、寒いだけじゃなくてものすごい風なので到底外出することもできず、結果としておもしろい記事が書けない(言い訳)。ということで、10月の末に行ったリヒテンシュタイン周辺について書くことにする。



 今回の旅はオーストリア最西端の町、フェルトキルヒ(Feldkirch)まで行き、そこからリヒテンシュタインに入り、ドイツのノイシュヴァンシュタイン城を見て帰るというもの。うちの家族と私の勤務先の同僚1名の旅。



Pict0016  今までほとんど電車に乗って遠出したことがなかったので、今回は車を列車に乗せ、人間様は寝台車で行くことにした。西方面の長距離列車はウィーン西駅(Westbahnhof)から出る。料金は結構高い。大人3人と子供1名で自動車分も合わせ、400ユーロ近かった。



Pict0013  車をカートレインに載せたところ。ナンバープレートを墨塗りしてあるのが僕の車。幅が結構狭く、結構スリリング。寝台車両はこの前方に連結されている。





 







Pict0002_6  途中、ドルンビルン(Dornbirn)を通過する(写真ボケボケですんません)。ここはゴルゴ13が中国の亡命高官を狙撃した時に車に乗り換えた駅だ(文庫版だと第3巻、「狙撃のGT」参照)。同じ線路を私は観光に行く。



Pict0005_3  約9時間でフェルトキルヒに到着。静かで小さな駅。そこから10分で国境。パスポートを見せ、無事リヒテンシュタインに入国!本当は国境の検問所の写真を撮れば良いのだろうが、どうも恐ろしくて撮れない。





 







Pict00071  そこから10分でシャーン(Schaan)という町に到着。頭の中を新造人間キャシャーンという昔のアニメのタイトルがよぎる。シャーンに限らず、リヒテンシュタインという国は山脈と山脈の間の細長い盆地のような土地なので、すぐ間近に高い山がそびえ、威圧される。街中をちょっと散歩していると、「あいのり」とかいうくだらない番組の派手なマイクロバスが目の前を通り過ぎる。嫁さんと勤務先の同行者はきゃーきゃー騒いでいたが、何がうれしいのかさっぱり理解できない。



Pict0012_2Pict0015_2   そこからまた10分位走ると、首都ヴァドゥーツ(Vaduz)。ただ、市街地を見つけているうちにヴァドゥーツを縦断して通り過ぎてしまった。それくらい小さい首都。首都にも関わらず、至る所に牧草地があり、牛や羊が放牧されている。



Pict0020_1Pict0021   そのまま山の上まで一気に行ってみる。紅葉まっただ中。山頂に到着するとなんかとても雰囲気のある小さな教会を発見。勝手に中を見学。





 







Pict0032  山の上からのリヒテンシュタインの眺め。





 







 











Pict00351  ヴァドゥーツの目抜き通り。切手博物館や諸官庁などもこの通り沿いなのだが、なんとも寂しい。ここの人を歌舞伎町とかに連れて行くと発狂するんじゃないだろうか。





 







Pict0003_2Pict0004_1   シャーンで1泊。朝焼け。









 



 



 



                                        

















Pict0007_5Pict0010   いつの間にかスイスに入ったり出たりしながら周辺をうろうろし、ドイツのノイシュヴァンシュタイン城(Neuschwanstein)に向かう。途中、Sarganzという町で小さなお城に寄ってみた。マッチ箱のような町の小城主の居城だったんだろう。



Pict00021Pict0005_4   ノイシュヴァンシュタイン城のあるホーヘンシュヴァンガウ(Hohenschwangau)に到着。お城の見学にはチケットを買い、かつ見学時間を予約する必要がある。これで結構時間がかかるのだが、インターネットで予約ができる。日本からの観光の方は貴重な時間を浪費しないため、ネット予約をお勧めします(http://www.hohenschwangau.de/ticketcenter.0.html)。さてノイシュヴァンシュタイン城、シンデレラ城のモデルになったとおり、優雅な山城。なおこいつを建てたルードヴィッヒ2世は終生独身で、住んでからすぐに逮捕され、かつ禁治産処分となったそうな。



Pict0010_1  下まで降りてくる途中でホーヘンシュヴァンガウ城が見えた。こっちも見所らしいのだが、疲れたしちょっと地味なのでパス。



 帰りは自動車で一気にウィーンまで。お金もかからず、初めから車で来れば良かったと後悔。





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