お昼ご飯はサラリーマンの仕事への活力維持回復のために重要な要素と言えるわけで、大食いの私としては、どんなに仕事が忙しくてもお昼抜きなどということは通常許されない。他人、往々にして上司から強要されて昼抜きで仕事してくれなぞと言われると、その仕事の発注者は後々非常に後悔する事態に陥りがちである。
私は忙しかったり、お金がなかったり、ご飯を速攻で食べて残った昼休み時間に昼寝をしたい時などは、近所のスーパーに行って写真のようなものを作ってもらうことにしている。これはケーゼレバーケーゼ(Kaese leberkaese、aeはドイツ語表記だとaウムラウト)というチーズ入りのハムっぽいミートローフをゼンメル(semmel)というドイツ圏で極めて一般的な表面が堅い、丸いフランスパンみたいなものに挟んだもの。こいつに適宜マスタードなんぞをつけて食うわけだ。肉の中に仕込んだ粒状のチーズがとろけてなかなか美味。
こっちのスーパーには大抵精肉売り場の片隅などにケーゼレバーケーゼの固まり(長い食パンみたいな形)などが熱々の状態で売られており、適宜スライスしてもらって買える。 写真の状態にしてもらうと、ゼンメル込みで1.8ユーロくらい(肉の重さで量り売り。店員は適当に切るので、豪快な人だと分厚くなり、結果として値段も上がる)。ウィーンだと、そこいらの普通のレストランでお昼を食うと、飲み物は頼まなきゃ格好は付かんわ、チップは出さなきゃいかんわで、1回10ユーロくらいは平気でかかるので、これだと安上がり(チップもいらないしね)。しかし、カロリー高いんだろーなー。日本でも、貧乏だとノリ弁ばっかし食べて太るという「貧乏は太る」法則がしばしば成立するが、ウィーンでもこんなもんばっか食べてると同様に成立しそう。
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