オーストリアの郵便局

 我が家にはお犬以外にもう一人すっとぼけた子供がいる。日本でいけば4月から中学3年生で、いつ日本に帰ってもいいように、日本風の学力もつけておかにゃいかん。ってことで、○○ゼミの通信教育を海外配達してもらっている。これが莫大なお金がかかるのだが、親の心なんとやらで日々迂闊に暮らしておられる。
問題はこの海外配達。2回に1回は届かない。そのたびに苦情を言って再配達してもらうのだが、3月号は2回苦情を言ってやっと到着した。その上、やるに事欠いて4月号に至ってはまた中学2年生講座を送って来やがった。ついに温厚な私もぶち切れて、まともに送って来ねぇばかりか留年扱いかよ！と激しい苦情メールを送ったところ、責任者が電話をしてきて平謝り。オーストリア国内の民間配送会社に問題がありそうなのでこれからはEMSでお送りします、いえいえ追加料金はいただきません、と。
先日不在中に配達に来たらしく、ポストに不在通知が入っていた。郵便局に取りにこい、と。ほんじゃ行くか。

これが郵便局。外見はうらぶれた感じではあるが、中身は日本の郵便局とはちと違う。

 

 

記念切手。まあこれは日本にもありそうですな。記念硬貨とかも売っている。こいつらは毎回つい財布に手が伸びそうになる魅力的な品々。

 

携帯電話が売られている。スマホが初期費用０ユーロですか。ただA1（日本でいうと通信品質でも値段でもドコモに相当する。ちなみにauはオレンジ、softbankはTmobile、emobileはdreiという気がする）だからランニングが高そうだなあ。
 

スマホのアクセサリも売っている。さほど安くも無いけど高すぎる程でもない。品揃えはさすがに大手電器屋には比べものにならんけど、なかなかポイントを突いたいい感じ。

 

 

DVDも売っている。
 

文房具も売っている。
 

ご贈答用の包装紙やらワインを入れる紙バッグやらも売っている。

 こういうのを日本でやると民業圧迫とかいろいろと批判されそうな気がするけど、利用者にとっては便利なんだしいいじゃんという気がする。
外見とは違い、内部は明るくなかなかのいい雰囲気。ただしやっているのはオーストリア人。1分でも営業時間を過ぎるともう受け付けてくれません。