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このブログについて

みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2012年4月14日土曜日

北イタリア旅行その1 Venzone

 4月8日の日曜日の朝、イタリアに向けて出発。本当は土曜日に出てもよかったんだけど、恒例のサタデーナイト・バドミントンがあった(嫁と娘だけ。僕は腰痛のためまだお休み)ので、日曜出発とした。
 アウトバーンに乗って一路イタリアへ。グラーツを過ぎると道の両側は急峻な山となる。途中で雪が降ってきてかなり焦る。何せ既に夏タイヤに変えちゃったから。
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 途中何回かお犬様のトイレ休憩を入れ、4時間弱でイタリアとの国境に。側道にわざと入ったからこの写真が撮れたけど、シェンゲン協定加盟国同士は検問所なんてもんはないので、普通にアウトバーンを走っていると気がつかぬうちにイタリアに入っていることになる。
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 Carnia-Tolmezzoで高速を降りるとすぐにロータリーがある。ここでロータリー出口を間違えて工業団地の中に入ってしまった。車を降りると四方が山、山、山。急峻な岩山である。その迫力が写真(及び自分の腕前)ではなかなかお伝えできないのが歯がゆい。
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 そこから30分くらいで今日の宿泊地、ベンツォーネに到着。ここは知り合いの紹介で来たのだが、その説明が英語だったのでイマイチどんなところか想像できなかったんだけど、来てみてびっくり。要は13世紀にできた城塞の中にある街なのだ。
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 幹線道路のすぐ横にある城壁の門をくぐって入城(?)する。
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 城塞の中なのでとても小さい街。道も細いのが込み入っていて、すごく良い感じ。
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 一般家庭も昔の城壁を利用している。
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 城壁の外はすぐ山って感じ。
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 街中の道路は不思議な石が敷かれている。大理石じゃないんだけど、ちょっとつるつるして光沢がある。
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 ベンツォーネはラベンダーで有名らしい。小さな街中に何件もラベンダーのお店があって富良野みたい。これはラベンダー自転車。
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 街中を散策中に猫とお犬様が対峙。フーっと猫がイタリア語で(きっと)威嚇するとお犬様すかさず逃げ出す情けなさ。でもこの後一念発起してワン!と日本語で(たぶん)一吠えしたら猫逃げ出して逆転勝利。最低限犬であることを証明して見せた。
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 街の教会とその内部。豪華さはないけどしっかりとした作り。
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 城壁の外は堀になっているけど水はなく、きれいな芝生が生えていた。
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 小さな街なので、1時間ちょっとで一通り散策できてしまう。疲れたのでホテルに入る。ここは1階がレストランで2階に客室がある、ドイツ語圏的に言えばちょうどGasuhofのような感じ。
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 オーストリアからイタリアに来て何が楽しみかと言えば、当然食事。うどんのようなぐずぐずパスタからアルデンテに早変わり。ニョッキもジャガイモの風味がばっちりでものすごくおいしい。どうして隣国なのにこうも味・食感が違うのか。この後メインの肉料理が出て大満足(すいません、レストランで写真を撮るのにすごく抵抗があるので、まだ周囲に誰もいなかった時に出てきたパスタの写真だけでご勘弁を)。
 翌朝早く起きてお城の外を散歩する。
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 ベンツォーネの駅。小さな無人駅だった。
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 植生はウィーンと似ていて白樺やポプラがたくさんあってとてもきれいだったけど、違うのは山がすくそばにあること。
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 低い城壁の上にお犬様を乗せてみた。露骨に嫌がっている気がしないでもないが、きっと気のせいだろう。
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 歩いているうちに長い橋に出くわす。
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 ここからの景色が絶景。思わず声が出たほど。速攻でホテルに戻り嫁と娘を連れて来たほど。何というか、ただただ雄大できれい。川は乳青色って感じ。
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 橋のすぐ横には小高い展望台のような山があってベンツォーネの街を見渡せる。こんな感じでした。
 何というか、全く期待せずに行ったのにたぶん今回一番感動したのがここ、Venzoneという小さな街でした。



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