午前中は極寒で雪まで降ってきたのに、午後になると急に良い天気に。
とはいえ、今からニラを摘みに行くのはめんどくさいし、このままだらだらしているのもナニなので、時間つぶしにどうでもいいところに行ってみようということになり、それじゃ、先日上ったLeopoldsburgから見たドナウ川の向こう側の山に行ってみようということになった。
適当に山の方に車を走らせていると、Bisambergというところに出たので、んじゃ山の中にでも行ってみるかということに。
ここはウィーンの外れ(ていうか、部分的にNiederÖstreich州だし)のレクリエーション地域なんだそうな(http://www.wien.gv.at/umwelt/wald/erholung/bisamberg.html)。まあ、レクリエーションっていったって、こっちによくある「きれいな散歩道が整備されてますよ」っていう程度なんだが。本当にこっちって娯楽が少ないなあ。まあそれがいいところなんだけど。日本だとすぐに愚にもつかないハコモノができたりまずい観光料理屋ができたりして台無しになるものだけど、こっちは自然、それだけ。潔いっす。
山道を登る。だらだらとした緩い上り坂。なんか僕はいつもこんなところを歩いているなあ。
嫁が写した僕とお犬様。いつもは僕が撮るだけなので僕の写真が極めて少ないので、ボケ気味ではあるけどそれなりに貴重ではある。
どこか景色のいい展望台でもあるのかと思ったら単なるハイキング道。でも森林浴効果抜群で空気がうんまいや。
林の中で妙に心惹かれた場所。僕はある条件が整うと非常に霊感が強くなる。何かが呼んでいるのかもしれない。ここを十数枚撮ったのに、なぜかほとんどピントがずれている。この2枚だけがまあまともに撮れているもの。なんか変だ。じっくり見る勇気がない。
まあ森林浴も十分済ませたのでちょっと遠回りしつつどこかで晩ご飯でも食おうかと。
途中で見つけた小さいけどきれいな教会。周囲の風景もなかなかよろしい。
車を走らせていると、山の上に大きなお城が見える。そんじゃちょっと寄っていってみようということに。
あれえ、なんか記憶があるなあと思ったら、日本でいえば鷹匠みたいな人がショーをやるAdlerwarte Kreuzensteinのお城だ。ウィーン第1期生活時に見に来たことがあったことを思い出した。ああここだったんだ。
堀の吊り橋を渡った門の上のレリーフ。神聖ローマ帝国・ハプスブルク・オーストリア帝国のシンボル、双頭の鷲を天使が支えている図。でも考えてみると、こんな鷲がいたらすごく気持ちが悪いし、天使も羽根の付け根がどうなっているのか見てみたい。
ちなみに、鷲と鷹、基本的に大きいのを鷲、小さいのを鷹と総称しているだけで、生物的な違いはないそうですね。
残念ながら、鷹のショーの時間はもう終わっていた。また今度来ることにしよう。
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