夜8時15分。なのにこんなに明るい。サマータイムのおかげである。
月がきれいに出ていた。三脚なしの手持ちで撮ってみたけど、まあそれなりにうまく撮れた(トリミング&明度調整しています)。日本で見る月とちょっと違いような。
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ここ数日むちゃむちゃ良い天気が続いており、気温も最高で30度前後まで上がっている。ついこの前までは寒くてしょうがなかったのに、いきなりである。
「東京には空がない、ウィーンには春がない」というのは蓋し名言である。
そんな暑い中、やっぱりお犬様は走りたがるわけである。
ただ、冬のうちはほぼノンストップで20分くらいダッシュ&ターンを繰り返していたのだが、気温が上がるのに反比例してへたばる時間が短くなってきている。
最近は10分弱でこの顔になる。へばった証拠である。
放っておくとそれでもしばらく走り続けるわけだが、この暑い中、ロン毛の毛皮を着ている季節っ外れなお犬様野郎なので、走り回る場所から無理矢理引っぺがすことにしている。
木陰に移って水を飲ませると、恐ろしい勢いで飲むわけだが、そこは犬の悲しさ、ごくんごくんという訳にはいかずにぺちゃぺちゃと舌を使って飲むわけだ。
飲み終わるとバタンキュウ(死語)。なぜそこまで走るのかと思ってしまうが、たぶん本人(本犬)も本能で走っているだけなのでわからないのだろう。
その後、クールダウンも兼ねて林の中を散歩する。とぼとぼとまるで年寄りである。
林の中はあっという間に緑のジャングルとなっている。陰影が激しい。陰影と言えば谷崎潤一郎かレンブラントかということになろうが、緑の中だと暗い感じにはならない。
2月までは大雪原だった原っぱも今は緑。
近所のポプラもすっかり緑の衣を被っている。すべてが鮮やかな季節がやってくる。
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疲労困憊のはずなのに、妙にかわいく撮れたので、今日はこれで締め!
中東欧にはびこる謎の風土病(うそ。ダニ脳炎)、ツェッケン。これを予防するには、3回予防接種をしなきゃいかんのだ。そうすりゃ3年は生きていられる。そんでその後は3年ごとにブースター(迎え酒みたいなもん?)を1回打てばよい、と。
そんで、昨日、Lilyちゃんも含め家族で打ってきましたよ、2回目。あ、Lilyは最初だけどね。
ちなみに僕は明日またアフリカ用のワクチン接種。
なんかヤク漬けになってないかい>俺。
・・・すんません、先々週からずっと忙しくて、平日はまともな記事を書く(ネタ探しも含め)余裕がないんすよ。ちなみに来週は自分主催の会議だし、その次は中国出張だし。まあ、それが終われば一段落なんすけどね。
これは自分用の備忘録です(このブログ、半ば日記代わりの部分もあるものですから)。
Povolettoから車で15分くらいのところにある小さな街、Godiaに、Agli Amiciという高級イタリアンレストランがあって、とてもおいしいそうな。ついでに、そこには日本人シェフがいるとのこと。webで見る限り見当たらないのだけど、Villa Corenのおにいちゃんもそう言っていたんだよね。
今回は予約しようとしたら、2日とも貸し切りでダメだった。
高級レストランだけあって、お一人様100ユーロは覚悟しておいた方が良いらしいんだけど、今度行ったときには是非とも立ち寄ってみよう。
なんか、ゆきさんのブログに紹介されてから、このブログのアクセス数が急激に増加してまして、昨日はなんと1日1000アクセスを超えました。
こいつぁ過去最高です。芸能人のブログ並み(ウソ)?すごいすごい。
20日の金曜日から、家族が増えたじょ。
とはいえ、赤ちゃんが生まれたとかそーゆーんじゃない。
実は、僕が学位をいただいた教授のところの研究生が国連のインターンとして働くことになり、我が家の空き部屋に長期滞在することになったのだ。
名前はLilyちゃん。国籍:中国。北京・精華大学から東大大学院に留学した才媛。工学修士である。
こっちに到着して早速お犬様の散歩につきあってくれた。やっぱ若いからなのかな。僕だったら時差ぼけでふらふらなはずなのに。
2月に一度来ていてお犬様とも遊んでいるので、内気な我が家のお犬様も初めから打ち解けた様子・・・って、おまえどこを見ている!?それは俺のだ。大事なお預かりものなのだ。こっち向け、エロ犬。
そう、それでよし。
恒例のサタデーナイト・バドミントンにも早速参加しましたよ。若いってうらやましい。
日本語はちょっとだけ、という感じ(東大の授業は原則すべて英語で大丈夫)なので、我が家の会話はいきなり英語ベースになりましたよ。こういうのもおもしろくてなかなかよろしい。
別にシリーズ化する必要も無いんだけど、今日、3・4本目のワクチン接種完了。今日は髄膜炎とチフス。あと注射3本とマラリアの錠剤。
仕事のためとはいえ、トホホである。腕がだんだん上がらなくなってきた。
これだけ打つと無敵かというと全くそんなことはなく、出血熱系には無力らしいし、そのたもろもろのいやらしい訳のわかんない病気がうようよしているわけだから、人間っていったいどんなところに暮らしているのかと改めて不安に思ってしまうわけです。
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仕事柄、技術協力で途上国に出張することが多発しそうな感じ。
もしかすると5月には、先日南部が独立したアフリカの某国に出張しなきゃいかんことになりそうだ。
そうすると必要になってくるのが、ワクチンの接種。
ってことで、職場のメディカルセンターの指示に従い、必要なワクチン接種を始めた。接種しないと入国できないから、必修である。
これが指示書。黄熱病、A・B型肝炎、破傷風、ポリオ、チフス、ジフテリアなど全部で7回注射を打たなきゃいかんという衝撃的な事実。そのほかにマラリアについては錠剤を出張前後数週間にわたって飲まなきゃいかん。この錠剤が結構副作用があって胃がやられる人が一定数いるらしい。
注射代は当然職場持ちなのだが、痛いのは自分持ち。14日に第1回として黄熱病と肝炎を打った。肝炎の注射は結構筋肉の奥まで打ち込むので数日痛みが残った。
残るは5回。痛い肝炎はあと2回も残っている。とほほ。
どうでもいいのだが、外人というのはなぜ文字がきたないのか。
4月11日、イースター休暇も最終日。当然ウィーンに戻る訳だが、途中でグラーツに立ち寄ることにする。
最終日、Povolettoは雨。これがVilla Corenの門。本当に農家である。いい味でてます。
雨は不思議なことに山岳地帯に近づくほど小降りになり、オーストリアに入ると降っていなかった。でも山肌には雲がこびりついていた。
しばらくするとグラーツに到着。いい加減疲れていたので、時計台に登るだけにする。
駐車したところから時計台まで歩いている途中の教会。いい味を出している。
グラーツのトラム。ウィーンのよりモダンな感じ。スピードも出そう。でも路面電車だからスピードを出してもしょうが無いんだけどね。
行き方は2種類。
このトンネルを進んでエレベーターに乗るか、
ちなみにエレベーターはお一人様片道90セント。階段は無料。0.2ピコ秒くらい考えて、当然エレベーターにする・・・ところが、窓口のおやぢから、犬は口輪をしてないとだめ、と冷酷な仕打ち。しょうがなしに僕とお犬様だけは階段で登ることになった。
・・・と、当然ながらここから頂上までのつらい階段登りを写真付きでおもしろおかしく書くんだろーなー、こいつは。と読者の方はお思いだろう。自分もそのつもりだったのよ。でも、でもね、この階段、かなり怖いのよ。急だし狭いし手すりはいい加減だし、その上お犬様は僕の前を蛇行しながら歩きやがるし。正直、3分の1くらいから「これはやばいかも」と思いだし、半分くらいから腰が引けるわ足はすくむわ犬は相変わらず犬だわで、写真どころじゃなく、景色を見るのも怖くなっちゃって、ずーっと足下だけ見て歩いてました(苦笑)
やっと頂上に到着する。
これが時計台。何がおもしろいかというと、この写真を撮ったのは午後4時過ぎ。ってことは?そう、長針と短針が逆なんですな。なんか時間だけわかりゃいいよなって初めに長針を作ったけど、やっぱ分も必要だしぃ~でももうこれ以上長い針はできないし~、分は短い針にしちゃえ、てへぺろーって感じだったらしい。
さすがに眺めがいい。高度は増しているにも関わらずもはや狭い階段じゃないので問題なく風景を楽しむことができる。人間って不思議である。屋根が茶色で統一されているのが何ともきれいである。日本もこうだったらいいのになあ。
きれいな街でした。前回赴任時には、確かグラーツの公園の水道で天然の発泡水(Mineralwasser mit gasってやつですか!?)が出ているところがあったはずなのだが、今回はそこには行かず、次回に持ち越すことにした。疲れたし。もうトシだし。
さすがに疲れた表情のお犬様。やっぱり家がいいよね。さて、帰りましょ。
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さて、4月10日はベネチアに行く。ベネチアは前回赴任時に3・4回程行っており、僕としてはもう十分という感じなのだが、嫁的には「せっかくイタリアに来たのだから」及び「前回は何回か行ったけど今回はまだだし」ということでまた行きたいんだそうな。
これまではベネチアに行くときはベネチアの中ではなくイタリア側のMestreにたいていは宿を取っていた。ちなみにメストレの前回の記事はこんな感じ。http://yuwagui.cocolog-nifty.com/blog/2006/02/post_1e80.htmlメストレの方が圧倒的に安いしね。でも今回は例の田舎村、Povolettoから出発。片道約1時間半。
途中のサービスエリア。白樺の木が盛んに綿毛を飛ばしていた。ウィーンより数週間早い感じ。さすがイタリア。
ご案内のとおり、観光客は自動車ではベネチアの街中には原則入れない。ということで、メストレからの橋を渡ったところにある巨大な駐車場に車を入れることになる。
これは駐車場の最上階からの写真。10階+屋上というでかい駐車場なので、眺めはなかなか良い。1枚目の写真にある橋がメストレとの間のリベルタ橋。
駐車場を出てとことこローマ広場まで行き、水上バスに乗る。これに乗らないとどこにも行けない。12時間券で16ユーロ。なかなかいい商売である。
何にせよまずはサン・マルコ広場に行かなきゃいかんと強迫観念に駆られ、出発。
途中の景色。よく見ると1階部が浸水している建物が多い。
30分以上かかって目的のサン・マルコ広場に到着。
観光客がうじゃうじゃ。うへぇ。って、自分もその一人なんだけど。
相変わらずすごい。サン・マルコ寺院は一部修復工事中でした。
寺院のフレスコ画。
街中をちょっと歩く。ゴンドラには前回乗ったけど、明らかにぼられているのがわかったので今回はナシ。
水上バスでサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂に寄ろうとしたところ間違えて快速に乗ってしまい、またローマ広場に戻ってしまった。またサン・マルコ方面に戻る。何をやってるんだか。聖堂に到着。すんごい建物。内部は荘厳。
そろそろ歩き疲れたので帰ることにする。各駅停車水上バスでローマ広場に戻るか、サンマルコ方面に一度行ってから快速水上バスで戻るか、次に来るバスで決めようと言うことになり来たのがサン・マルコ方面。んじゃサン・マルコで降りずに終点のLidoまで行ってみようということになった。Lidoに着くと街中を自動車が走っている。あれ?もしかしてLidoだったら車で来れるのか?と思ったけど、調べてみるとLidoは孤立した砂州のようなところ。
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フェリーでも使わなきゃ来れるはずがない。やっぱ普通にリベルタ橋を通って駐車場ビルに入れなきゃいかんのね。
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