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みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2012年3月19日月曜日

我が家のお犬様について

 我が家には1歳になるお犬様がいる。シェットランドシープドッグという犬種である。ウィーンにはあまりいないようで、散歩中よく言われるのが「小さいコリー」とか「赤ちゃんコリー」、ひどい時には「キツネ」とか呼ばれている(シェットランドって、耳を垂らすために赤ちゃんの時にそういう細工をするらしいんだけど、うちはやらなかったので、見方によってはキツネっぽく見えるかも)。



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 このすっとぼけた奴がそれである。



 このお犬様の過去に遡ってみよう。



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 これが買ってきた時のお犬様。生後1ヶ月、なんともはや、という感じである。この頃は地震対応で家に帰るどころかほとんど寝ることもできない状態だったので、家族からメールで送られてきたこの写真を見て大いに脱力したものである。



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 これが生後2ヶ月。ぬいぐるみ状態から生き物っぽくなっている。



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 生後3ヶ月。着実に大きくなっている。でも胸毛もなく、全体的につるっとしている。



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 生後4ヶ月。なんというか、今の原型ができてきた感じ。僕はこのもう少し後くらいまでは地震対応で1ヶ月に1回くらいしか家に帰れない状況で、お犬様が家に来てからこの時点くらいまでの一番かわいい頃の写真があまりない。やんちゃで大変だったそうだ。



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 生後5ヶ月半。胸毛が生えてきた。でも顔は子供から大人に切り替わる最中でなんというか間が抜けている中途半端な顔。この頃はようやく一緒に住み始め、甘噛みする癖を直そうと日々格闘していた。ちなみにこの半月ほど前に、大事な部分を手術して、「元オス」状態になってしまっている。同じ男として想像するだに恐ろしいものであるが、人間社会で暮らしていくためにはしょうがない。



 この半月後くらいに飛行機に乗ってウィーンに移ってきたことになる。とにかく検疫の手続きが大変だったけど、検疫所の担当官の方々はとても親切で丁寧だった。彼らの地道な働きのおかげで日本は狂犬病フリーの国として日本から外国に持ち込む際は最優遇措置が与えられている(例えば近場では韓国は最優遇待遇ではない)。公務員を十把一絡げに悪者扱いするA新聞なんぞはこういう実態を知った上で報道すればいい。まあ知っていたとしても敢えて書かないんだろうけど。だから日本のマスコミって大嫌い。この頃は引っ越しやら何やらで写真なんぞは撮っていない。



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 そんでこれが生後7ヶ月。胸毛も生えそろってきた。顔はまだ若い、かな。



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 生後10ヶ月。もう今と同じ。



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 生後11ヶ月。なんか顔がすっとぼけてきた。



 それで現在に至るわけだ。犬を飼うのは人生で初めてのことで、今や犬中心の生活と言っても過言でないくらい。お犬様にしても生後6ヶ月でヨーロッパに連れていかれるとは思ってもいなかったろう。お互いに大変ではあるが、お互いにこっちで暮らす方が総合的に見ていいと思う。お犬様なんか特にそうで、こっちは自然がいっぱいで走るところもたくさんある。ノーリードで散歩しても何も言われないし、慣れてしまえば気楽で健康的な暮らしが送れる気がする。まあ慣れるまでが大変ではあるのだが。



 



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