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みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2014年11月15日土曜日

冬の食べ物 その2 Martinigansl


 昨日の記事を読んだ嫁から精神状態を疑われたので、今日はまじめに書く。

 昨日の夜、Zum Martin SeppというGrinzingのちょっと奥の方にあるお店にガチョウ(Gansl)を食べに行った。



 この店はガチョウ料理で有名なんだそうだ。

お店のテーブルに置いてあったパンフレット。いかにもガチョウだ。


 そんで、11月11日は聖マルティヌスの日だそうで、その日にはガチョウを食べることになっていて、それをMartinganslと呼ぶんだそうだ。

 昨日は11月14日だったので、 聖マルティヌスの日でもなんでもなかったんだけど、まあその日の前後はいろんな店でガチョウが出てくるらしい。旬ってことなんでしょうな。そんじゃ、ということで食べてみることにした。

 ちなみに、この店、席を予約する段階で既にガチョウを食べるかどうかの確認をされる。きっと数に限りがあるんだろう。お店の中の黒板にも「ガチョウあと○個」と書かれていたし。


これがMartinganslだ。


ちなみに娘はZwievelrostbratenを注文。まったくおいしそうに写っていない。


 さて、問題のガチョウ。食べてみると、脂がのっていて非常においしい。皮もぱりぱりに調理されていてイケる。フライパンの底にたまっているガチョウの脂やらエキスが溶け込んだスープのようなものをKnödel(お団子みたいなやつ)に付けて食べるとこれまたおいしい。
 あと、娘のZwievelrostbratenも肉が煮込み系でなく焼き系で、かつソースが濃厚かつ素朴な感じでこれまたおいしい。
 これはいい店だ。

名物にうまいものなしというけど、うまかった。

 ただ、残念なことに、ビールの種類が少ない。まあワインを飲めということなんでしょうけど、ビール好きな僕にはそこだけ(あと、予約の時におばさんがドイツ語を超早口でべらべらしゃべるので大変というのもある)が残念であった。




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