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このブログについて
みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。
2014年11月12日水曜日
人間の床屋の話をしてみる
いつもはお犬の毛刈りについての記事を書いているが、今日は人間の毛刈りの話だ。
今日、お昼休みに近所の床屋に行ってきた。床屋といっても女性のパーマなどもやっているので、まあそういうところだ。
なお、自分の毛刈りなので、写真も何もない。
ここには、1回目のウィーン勤務の時から行っている。なぜ同じなのかというと、1回目の勤務先と2回目の勤務先は歩いて5分程度の距離しか離れていないからだ。
ここの料金は、切ってくれる人の偉さによって異なる。Young expert(これってドイツ語?)からMeisterまで4段階くらいに分かれた料金表が貼ってある。とはいえ、お客は切ってくれる人を選べない。その時々で空いている人が切るのであり、その結果料金が変わるというわかったようなわからんようなシステムなのである。ちなみに今日切ってくれたのはYoung expertであり、シャンプーも含めて23ユーロだった。その他にチップを渡すけど、相場がよくわからないのでいつも2ユーロほど渡している。
さて、ここでいつも漠然と不思議に思っていることを述べてみる。
このお店(というか、他の店にも行ったことがあるけど、状況は同じ)、カミソリで襟足やらもみあげを剃ってくれるのだが、そのカミソリは切る人の腰のホルスターからひょいっと出てくる。剃り終わった後もしゅたっとホルスターに戻る。ちなみにこのカミソリは安全カミソリじゃなく床屋で一般的な一枚刃のやつ。 刃は当然替えられない。
店内を見回してみても、日本だったら必ずある紫外線殺菌装置が見当たらない。
ってことはですよ、もしかして同じカミソリを他の客にも使い回しているんじゃないのだろうか?HIV感染防止のためカミソリやら歯ブラシやらは共有しないことは公的機関からも勧告されているこの物騒なご時世、大丈夫なんだろうか?
こっちに来て合計6年を超えてますけど、ずーっと思っている疑問。
まあ、今のところ体は大丈夫そうなんでいいんだけど、潜伏期間もあるし、床屋に行くといつも若干不安になる秋の夕暮れ。
ちなみに、高級なところはどうなってるか知りませんよ。よくある町の床屋の話です。
そんで最近気がついたこと。
こっちの人間って髪が短いよなあってこと。
オーストリア人って、10人のうち9人くらいは日本的にいえばかなりの短髪、そのうち4人くらいは超短髪っていうか坊主頭って感じです。ハゲが多いからだと思うけど、やっぱり頭の形がいいからなのかな、坊主頭でも特段の違和感がないんですわ。
そのせいか、こっちの床屋に行くと、何も注文しないとすんごく短くされます。特に横と後ろは基本的にバリカン。しかも刃先のアタッチメントを何種類も使って執拗に刈られてとにかく短くされます。ちなみに、ハサミは確実に使い回し。当然研ぎが甘くなって時々引っかかって痛いのよ、これが。
それじゃあ、細かく注文するとどうなるか。
実は大して変わりません。やっぱりすごく短い。これがこっちのデフォルトなんですな。
逆を言うと、日本人の男って、年齢に関係なく髪の毛が長いよなあ、ってこと。日本の出張者とかの顔を見ると、みんな髪が長くて、時に幼く、時にだらしなく見えてしまう。
僕がそう見えるんだから、きっとこっちの人間もそう思っているに違いない。
まあそれはともかく、向こうも初めからSo wie immer?(いつもどおり?)としか言わないし何を言ってもしょうがないのでJaと答えて後は目を閉じる(髪を触られると眠くなる体質なので)。シャンプーの時に目が覚めてふにゃふにゃしているうちに終了、という流れ。手鏡で後ろを見せられて「うわ、またすんごく短いなあ、もう冬だってのにどうすんだよ」と思ってもPerfektionと答えて店を出、くしゃみ一発、という今日のお昼でした。
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はじめまして、ブログ拝見しました。
返信削除今月末に旅行で初めてウィーンに行きます。
すみません、質問ですが気温も低そうですが、ダウンコート等が必要な時期でしょうか?菊地
こんにちは。はじめまして。
削除ここ半月くらいは暖かめで、最低気温は8~12℃くらい、最高気温は11~15℃くらいです。月末ですとあと半月ありますし、日によってがらりと変わる大陸性の天候ですから、今後どうなるか若干ギャンブルなところはあります。
安全サイドに立つのならばダウンを持ってこられるのがいいと思います。暖かくてもファッションとしてダウンを着る人もいますし変じゃないでしょう。それでむしろダウンの下に着る服で調整するというのも手かもしれません。外は寒くても建物の中はむっとするくらい暑いことが多いので、ダウンの下をちょっと薄着にしておけば温度調節は楽です。あとマフラーはかさばらないのでお持ちになるとよろしいかと。
雪はきっと心配ないと思います。でも傘はお持ちになった方がいいと思います。
まあ、最悪でもこっちにも洋服屋はありますので、日曜以外なら買い物もできます。それほど神経質になる必要は無いと思います。
ご参考になれば幸いです。
お返事ありがとうございます!参考になりたすかります。ダウンコート、傘、マフラーは持っていきます(*^^*)菊地
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