朝起きて、いつものように子供を送りに行く。
アパートに戻ってきて共用部分の廊下の電気をつけようとすると、全然つかない。部屋に入ると妻がノートパソコンの前で「ネットに接続できない」とぶうぶう。ルーターを見ると電源ランプがついていない。配線をチェックしても異変なし。あれー?自分の部屋に帰ってシャッター(電動)を開けようとしても動く気配なし。ここでようやく、停電だ!と気が付く。
ウィーンは家庭の電化率が極めて高く、我が家もたぶんオール電化住宅。ガスはほとんど使われてません。これはこれで安全で便利なのだが、いざ停電となると大変。お茶も飲めない。シャワーも浴びれない。料理もできない。さらにいうと車庫のゲートが開かないので出勤できない。
途方に暮れていると、通りが騒がしくなる。消防車、電力会社の車のコンボイが行き過ぎ、100m先くらいで止まる。出勤できないのでヒマだったので見に行く。
結局変圧器のオーバーヒートだったらしく、30分くらいで復旧。でも半径500mくらいの範囲で停電になったらしい。
ウィーンは日本のように配電線が醜く露出しておらず、原則地中化されている。景観上はよいのだが、断線でもすると復旧にものすごく手間と時間がかかる。それに老朽化がハンパじゃないほど進んでいるので、よく切れるらしい。まだ変圧器でよかったですよ、本当に。
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何でも一長一短ということか・・・
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