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このブログについて

みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2015年1月16日金曜日

もうちょっとまじめにやれよオーストリア人、と言いたくなったお話


 僕のメインのカメラはNikon D800というでかいやつ。これは出張とかに持ってにはちょっときつい。ってことでサブ用としてこれまではNikon 1 V1というレンズ交換式だけど画像素子が1インチという小型のものを持っていました。けど、センサーが小さいだけに画像が満足いくものでなかったことに加え、持ち運び最中に勝手に電源が入って勝手にバッテリーが消耗して使うときにはバッテリー切れ寸前という、ただでさえ鬱になるこっちの冬をさらに不快にしてくれた事件が発生。ちょっとした臨時収入もあり、買い換えることにした。なおNikon1は売り飛ばす予定。



 最近思うんだけど、中国製品があふれるこの御時世で全世界の好き者が日本企業の一挙手一投足を注視し続けている分野ってデジカメ位じゃないだろうか。したがってデジカメは全世界的に日本が最安。特にヨーロッパは商品が投入されるのは遅いわ値段は高いわで良いこと無し。デジカメ関連だと1ユーロ=100円になって初めて値段が釣り合う感じ。

 12月の半ばに日本のネットショップで購入、国内の連絡先からEMSでこっちに発送したのが19日。EMSは通常2日か3日で到着するので、クリスマスの混雑は逃れたか?と思ったけど、結局ダメ。まあクリスマスが終わったらすぐ届くよね、という願いも空しく年越し。いくらなんでも1月第1週には、という目論見も外れ。

22日にはオーストリアに来ている。3週間以上Zoll(税関)で足止め。当然申告書は発送済み。


 いい加減頭にきて税関のインフォセンターに電話を掛けると山ほどたらい回しにされた上で電話を切られる。もう一度電話をかけたらまたたらい回しされた上で、「メールで貨物番号をクレームしろ」、ガチャン。

 指示通りのメアドにメールを送ると、うちの部署が担当じゃないので以下の所にメールを送り直せというありがたい返事が。ぐっとこらえて御指示どおり送り直すと、「申告書がうちの部署に来ていないので発送できない。なお荷物の留め置き期限がもうすぐなので、それまでに書類が来ない場合は日本に送り返す」だって。頭にきて、申告書は随分前に提出している、書類が回ってこないのはお前の組織内の問題だろうと電話で訴えても返事は同じ。

 以前、別件でオーストリアの某省庁に書類を金曜のお昼過ぎに届けに行った(急ぐと言われたのでこっちは好意で直接届けてあげた)ら、なんで金曜の午後に来るんだ、あり得ないだろと事務のおばさんに怒鳴られて書類を受け取ってもらえなかったこともある(この時は仕事だったこともあり、このおばさんには正式な手順を踏んで報復措置を執らせていただきましたが)。

 政策判断を伴わない単純な提出書類の適否もそう。ある窓口職員はこれでOKといい、別の職員はダメという。そういうことが茶飯事。 そもそも職員が偉そうなくせにやる気や責任感がない。

 この国の行政システム、ダメだわ。日本より30年は遅れている。もし日本でこんなことをやったら新聞やら週刊誌やらが自分のことを棚に上げて大騒ぎしてくれるでしょう。日本の行政手続法のような処理手法の明確化や標準処理期間を定めるルールがないのか、運用がいい加減なのか、人格的にいい加減なのか。本当にひどい。

 他方、雪かきやらゴミ処理などをやるブルーカラーな公務員の人たちは親切だったりするのであなどれないわけだけど。

 そんなこんなで、丸1ヶ月経ってやっと昨日手元に到着しました。


SONYのα6000です。


 サブカメラの発送ごときでなんでこんなにやきもきしなきゃいかんのか。本当にこの国が嫌になりました。げんなりです。







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