国連は会計年度がカレンダーどおりなので、今はちょうど年度末である。
おまけに、クリスマスが迫っている。
ということでどういうことになるかというと、ハンカチ落としと同じように、とにかくこれまで溜めていた自分の分の仕事だけを終わりにしてとっとと他人に渡してクリスマス休暇に逃げ込もうという輩が続出する。
おかげで先週は山のような仕事が唐突に押し寄せて、かつ課の大きな会議もあったので本当にてんてこ舞いであった。
それもなんとか乗り切り、やっと週末を迎えた。
そんな中、今朝7時の飛行機で嫁と娘が僕とお犬を置いてドイツに旅行に行ってしまった。しかも朝5時起きで僕に空港まで送らせた上で置いてけぼりというひどい仕打ちである。
お犬と肩を落としてうちひしがれる(イメージ図)
しょうが無いので、獣医に行ってそのまま街中を散歩することにした。
今日は異常に良い天気。ちなみに昨日は気温が16℃まで上がるという異常気象だった。
ぷらぷら歩いてたまたま目に入ったJesuitenkircheというところに入ってみたところ・・・
ん?
なんじゃこりゃあ(太陽に吠えろの松田優作風で)!?
シ、シュールですね(苦笑)
いやぁ、びっくり。エイリアンの本拠地に迷い込んだシガニー・ウィーバーの気持ちがよくわかりました。火炎放射器が手元になくてよかった。でもビショップの裏切り者ーとは叫ばなかった。
祭壇はきれいだけど、特段特筆するほとのものでもない。
入り口真上のパイプオルガンのところはきれい。
ちなみにこの教会、入り口のすぐ正面に地下に降りていく階段がある。
大体結末はみえているものの、降りていくと・・・
あ、やっぱりありましたね。
カタコンベですね。
まあいわゆるむき出し系のじゃなくてちゃんとしたお墓なので、おどろおどろしさはないものの、少なくとも深呼吸をして一服つけたくなる感情からは数万光年ほど離れている気持ちにさせてくれる。
外見も普通。
なんというか、外見とはうらはらな濃ゆい教会でありました。
このぶら下がり物には驚きました。なぜこんな物が許可されたのでしょう?Jesuiten kircheは、日曜日のミサの音楽がとても良いのと、アンドレア・ポッツォの天井画が素晴らしいのでウィーンに行くと度々訪れます。右側の建物はかつてシューベルトが過ごした寄宿舎、また、旧ウィーン大学もすぐそばで、ウィーンの歴史を感じさせる好きな地区です。それにしても、こういう奇抜な芸術品を教会の中に飾ってどういう意味があるのか理解に苦しみます。
返信削除ayaさん、コメントありがとうございます。
削除まあ、ゲージツのことはよくわからんのですが、ちょっと、ね(苦笑)