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みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2013年2月9日土曜日

番外編 サウジアラビア出張 その2

 さて、朝である。
 外に出ると、Kingdom Towerが非現実的にそびえ立っている。明るいときに見ると、外観のぬめっとした感じも相まって、非現実的としか言いようのない感じがする。
 ちなみにこのビル、アメリカの同時多発テロが起きた9.11の直後に完成したそうな。そんで完成式典でビルの中抜け部分を飛行機が通過するセレモニーをする予定だったんだそうだけど、さすがにいくらなんでもあれでしょ、ということで中止になったということだ。
 
 午後から、サウジ側カウンターパートの拠点施設をこれから建設する(つもりの)場所を見学に行かさせられる。サウジは今冬だけど、日中気温は30度近くまで上がる。でも湿度が10%から20%程しかないので、あまり暑さは感じない。
 中東というと、なんというか、砂の砂漠がどーんとあってそこをラクダが歩いているんじゃないかと思っていたけど、ここは砂ではなく岩砂漠。荒涼とした荒れ地が果てしなく続いている。
 
 
 
 
 崖の部分は上部は真っ平ら。下の方に小さい白い箱のようなものがいくつか移っているが、これはベドウィン族のテントなんだそうだ。まつろわぬ人々。アラビアのロレンスを思いだした。
 
 晩ご飯は出張団員でKingdom Towerの下にあるフードコートのようなところで安く済ませる。ここは10数軒のお店が入っていてしかもお値段が安く、ジャンクな感じもしつつなかなかよろしかった。
 
 よせばいいのにインチキ日本食のお店があったので、よせばいいのに頼んでみる。「日本人だ」と言ったらオオ、ジャポネジャポネと驚かれた。なお、写真をよく見ていただくとわかるけど、男用と女用という看板が掛けられている。男女一緒に並ぶことはできないのね。
 頼んだのはコロッケと焼きそば。これに飲み物が付いて7ユーロくらい。コロッケはまあまあ。焼きそばはスパゲッティの麺が使われていた。

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