インプラント治療が終わったのでGyőrの町中に行く

　昨年７月からハンガリーのGyőrにある歯医者で始めたインプラントの治療が今回でやっと終了した。合計６回か７回、片道１時間半かけて通った訳だ。


　行った日にどうするか相談して、３本インプラントをすると決め、費用の概算を出してもらい、OKと行った途端に「それではまずあなたの歯を４本抜きます。今抜きます」と言われてばっしばっしと抜歯（あはは、はは）されて貧血を起こしかけたのももはや遠い思い出だ。

　結果は非常に良好。何より自分にたくさん歯があるのが驚きであるし、ロンドンでおせんべいを食べていたらぼっきり折れた犬歯の手前の歯の部分の空洞を気にする必要がなくなったのもうれしい。

　抜歯やら１本あった虫歯の治療やらも含め、全部込み込みで約２５００ユーロは安い。ウィーンだったら３倍はかかっているだろう。英語もだいたい通じるしおねいさんもわかくてきれいだし。

　ということで、定期点検以外はもうここに来る必要がなくなったので、ちょっと町中を見学してみることにした。

　ちなみに歯医者はこれ。

Smile Zentrumというかなり新しい歯医者。

Győrの町外れにある。ちなみにウィーンからはハンガリー国境までがアウトバーンで１時間、そこからそのまま高速道路で３０分で到着だ。ちなみにハンガリーの高速道路券は１０日有効のものが最短で、ユーロ払いだと１１ユーロかかる。

正直申し上げると、ちょっと貧しい地域の中に忽然と歯医者が出てくる感じ。

　Győrってなんて発音するんだろう？と思っていたら、Wikiによればジェールと読むんだそうだ。

　町外れとはいえ、車で７～８分走れば中心部になる。

　車をどこかに止めようとするけど、みんなパーキングチケットが必要な形式。ハンガリーはまだユーロではなくフォリントを使っている。両替はしたけどお札だけでコインを持っていない。歌劇場と思われる建物の裏の商店街の駐車場みたいなところにちゃっかり駐車してしまう。

歌劇場、かな？

　いつ駐禁をとられるか気が気では無いので、早足で回ってみる。

　ジェールの見所をネットで探すと川岸の教会と市庁舎がたいてい出てくるので、まずは市庁舎を探す。

あ、これかな？

これだこれ。なかなか大きい。

　市庁舎の通り向かいには歩行者天国の一帯があった。ウィーンでいくとシュテファン教会の周囲って感じなんだろうか。

ちょうどBadenの中心部っぽい感じ。

船を漕いでいます。

平日であるせいなのかもしれんが、閑散としている。

ああ、やっぱりヨーロッパですな。

Saint Ignace教会というんだそうだ。

猫の道、ほどじゃないけど、なかなか細い道。こういうの好き。

　実はこの辺で麻酔が切れてきた。

White Friar教会というんだそうだ。

White Friar教会のすぐ向かいには城壁が。

なかなかよく整備されている河川敷。

あ、これですね。なんか司教教会なんだそうだ。

年代を感じる塗装のはげ。

　本当は教会の中とか覗いてみたかったんだけど、歩いている途中で麻酔が切れてきて断念。今度は体調のいい時に来てみよう、と思ったりもするけど、確かにちょっと趣のある街ではあるがわざわざここを観光に来るほどのところでもないなあ、という感じもしたりする。
　７月に定期検査でまた来るので、その時までのお楽しみ、かな？