どうもお犬が左前足をびっこ引いているようなので触診をしてみると、人間で言う小指の爪を触ると「うー」という。ありゃってんで獣医に連れて行った。
お医者の見立てでは、爪が折れて若干剥がれかかっている、ここは剥がしてしまうべき、とのこと。押さえつけを手伝わされて麻酔の注射を打って剥がすという生々しい簡易オペを実施。時間的にはあっという間だったんだけど、終わったら汗びっしょり。おまけにお代金締めて55ユーロ也。
家に帰ってきたら、痛い思いをさせられたと思っているのであろう、僕の顔を見れば左足を顔でガードする、ちょっとなでればうーと唸る。親の心子知らずである。そのくせ僕のそばから離れようとしない。一体何なんだ。ツンデレか?
激おこぷんぷん丸です。
3日後には包帯をとってもいいとのことなので、結構早く治るものだと関心。 さすが獣。伊達に毛深いわけじゃない。
そんなことをしていると、先日注文の品が届いたので取りに来いとバイク屋からSMSが来たので、帰宅途中に立ち寄る。
なんとヘルメットを購入したのだ!興味の無い人には全くどうでもいいだろうことはわかっているけど、敢えて無視して開封の儀を執り行う。
買ったのはNolanというイタリアのメーカーのN90というもの。現在は後継バージョンのN91というのが出ているのだが、その分値段が安くなっているし、デザイン的にこっちの方が好き。日本には世界的に有名なSHOEIやAraiがあるけど、イタリアにも有名なヘルメットメーカーが多数あり、日本製と同レベルの安全性能評価のものが断然安く買えるのだ。
ちなみに、これと同じ物を日本で買うと倍以上、SHOEI製の同じタイプも倍以上。なんともお買い得である。
外箱。100%イタリア製と書いてあるけど、それが安心に直結しきれない気がするのはやはりイタリアへの信頼感の欠如からだろうか?
中身。さあ、お父さんに顔を見せて御覧。
何か楽しみにしているものを買って箱から出すときになぜか必ずこの「お父さんに顔を見せて御覧」ってのを 言ってしまうんだけど、一体何の台詞だったんだろうか?
ででーん。
ストラップはマイクロラチェット式。最近のはやりのようだが、僕はこれが大嫌い。でももうDリングタイプがあまりないので我慢する。
留め具の部分が喉に当たるのが大嫌い。Dリングの方がよほどいいのに。
このヘルメットはフリップアップ方式といって、フェースガードががばっと上に上がるタイプ。ヨーロッパでは結構一般的。これが欲しかったのさ。なんかウルトラ警備隊みたいでしょ?と言っても30代以下の人は知らないか。ウルトラセブンを見ていた頃(きっと再放送)、あのヘルメットが欲しくてしょうがなかったのさ。40年ぶりにその夢が叶った(安っぽい夢)。
ちなみにヨーロッパ製はフェースガードを上げた状態で固定できる(SHOEIはできない)ので、それで走ることが認められています。
モロボシ隊員になった気分。アンヌ隊員はどこだ?
はい、アンヌです。
あれ?久しぶりに見てみるとヘルメットのイメージが違うな。
あ、むしろウルトラマンの科学特捜隊の方が近いのか?
はい、フジ隊員です。なぜか巨大化してます。ちなみにMCは石坂浩二です。
これも違うな。まあどうでもいいや。
最近のヘルメットはインナーバイザー方式でおでこの部分からサンバイザーが降りてくる。
これはトンネルに入ったときとかにきっと便利。
ちなみになぜヘルメットを買ったかというと、来週からの休暇帰国時になんと大型二輪免許を取る予定なのだ。しかもこのトシでうれし恥ずかし合宿免許!中型二輪免許は既に持っているので17時間の教習だけで(合格すれば)OK!那須高原の某教習所に通います。
考えてみれば、中型二輪をとったのは就職した年の秋から冬にかけて。あの時は本当に毎日明け方まで仕事をさせられて、身も心もぼろぼろになっていて、日曜日(当時は隔週で週休二日だったけど休みの土曜も当然出勤)はただただ寝ているだけ。こんなことじゃいかん、と思い唐突にバイクに乗りたくなったんだなあ。日曜の始発で帰ってきて、横になったら教習所に寝過ごすので壁にもたれて1時間寝て教習所、という拷問か荒行かという週末、教習所で居眠り運転をするという荒技を繰り出し、初めて半日だけ有給休暇が認められてそれを運転免許試験場行きに使うということまでして取った中型免許。そのおかげで今回はたった17時間でOKなんだよ、おっかさん!あの努力は無駄じゃなかったんだよ、おとっつぁん!
日中は異常に暑かったけど、不穏な雲が広がってきた。今晩は雨だな。
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