about




このブログについて

みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2014年5月8日木曜日

retreatのあと、Schönbrunn宮殿とKarlskircheをぶらつく


 昨日部長秘書からいきなりretreatのアジェンダが届く。
 
 なんじゃらほいと思って課長に聞くと、あ言うの忘れてた、ノミネートしといたから出てちょうだい、各課3名だから、絶対出てよ、とのありがたいお言葉。
 ということで、今日は1日ホテルに缶詰となって、部長以下各課の精鋭と中長期ビジョンのディスカッションである。
 ちなみにこのretreatということば、辞書で調べると1a退却 1b衰退 2a隠居所 2b収容所 3静修 4引退 5表面が周囲よりへこんでいることなどと出てくる。働き始めの頃は何のことやら意味不明だったのだが、何回か経験した後によくよく辞書を見ると3のところに「修道院などにこもって祈祷・瞑想・研究・学習など宗教的修行をすること」とあり、きっとこれに引っかけているんだろう。これが本当にフリーメーソンの行事だったら怖い。

 朝8時半集合で一応終わりは17時。その間昼飯をはさんでずっと議論議論議論。とにかく何か喋らないとアウト。すぐさまあいつは何をしに来たんだ、ってことになる。推薦してくれた課長の顔も潰すことになる。必死で議論に食いついているとあっという間に終了。どっと疲労。
20人近くの参加者にアジア人は2人。やっぱり国際機関は欧米人が支配していることがわかる。


 今日は19時から街中で夕食会。今からオフィスに戻ってもしょうがないし、さてどうしよう。考えてみるとこのホテル、シェーンブルンまで一駅のところなんだ。んじゃ、ちょっと時間つぶしに行ってみようか、そうしよう。

久しぶりに来た。なんか一人で来るのは変な感じ。

偉容に圧倒される。

お馬がいましたよ。

テラスに登ってみるとこんな感じ。マリー・アントワネットもこの風景を見たんだろう。

よく見ると、宮殿からずっとまっすぐに道路が続いている。皇居前の行幸通りみたいなもんか。


さすがに一人だと時間が思うように潰れない。そそくさと宮殿から外に出る。

 ここは門から出て通りを渡ったところの広場。昔は砂利敷きで車を止められたんだけど、今はきれいに整備されて車は止められない。


宮殿側をみるとこんな感じ。前の通りは昔から変わらず慢性的に渋滞。

地下鉄U4線が通っている。

いよいよ時間が余ったので、しょうが無いのでカールス教会にでも行ってみよう。

ここも久しぶりである。

 良い天気。

地下鉄カールスプラッツの出口。昔はこの辺は麻薬の密売人やらジャンキーやらがたむろっていて危険だったけど、最近はすっかりきれいになってしまった。彼らは今どこにいるのだろう?



2 件のコメント:

  1. retreat、お疲れ様でした。「とにかく何か喋らないとアウト」ってすごいプレッシャーですよね。読んでるだけでもドキドキしました。そして、Schönbrunn宮殿とKarlskirche。2年前行ったなあとすごく懐かしい気持ちになりました。

    返信削除
  2. まきさん、いらっしゃい。
    まあ、日本の会議みたいに偉い人のお話をぼーっと聞くだけとか、ぐるぐると無限ループになるような会議じゃないので、それはそれなりにおもしろかったりします。とはいえ、しゃべった者勝ちみたいなところがあるので、非ネイティブにはきついですし、しゃべっている内容も実はどうでもいいようなことが多かったりします。
    まあ文化の違いということなんでしょうね。
    シェーンブルンはクリスマスマルクトの時によく来るのですが、こういう時に来るとなんかだだっ広くて締まらないですねえ。

    返信削除