ということで後編。
<前編のあらすじ>
リヤドにパリ経由で出張する際、パリのセキュリティコントロールで手荷物に入れておいた金属製のちょっと変わった形の耳かきが引っかかってしまい、詳細検査を受ける羽目に。これは何だ?と訪ねる空港係員に「耳かき」と答えるのが恥ずかしかったゆわぐい。とっさに口に出した大嘘で窮地を逃れることはできたのか・・・?。
さて、打ちっ放しでちょっと汗を流して、帰りはフェリーに乗ってウィーンの森を通って帰ることにする。
この狭い橋を渡ってフェリー(渡し船ですな)に乗る。
このフェリーはヨットの原理で進むので動力は基本的についていない。この命綱で流されるのを防止しているようだ。
船の上。車は4台まで、あとは自転車と歩行者。車と人間3人で12.60ユーロ。そんなに高かったっけ?乗るんじゃなかった。とほほ。
こんだけ暖かいのなら、春の風物詩、ニラ(ギョウジャニンニクですな。形は全然違うけど味は似ている)が出ているはず、とウィーンの森の秘密の場所に行ってみると、
うわ、ものすごく生えている!下の緑のは全部ニラ!
っていうか、もうでかくなり過ぎ!
周囲はニラのにおいで臭い臭い。小さめのやつをたくさん摘んできましたよ。花芽はまだ出ていないので、あと2週間くらいは採れると思われる。
勝手に生えているやつを収穫してきて食べる喜び。狩猟採集文化ここにあり。