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みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2015年5月11日月曜日

アメリカ出張



 1週間、アメリカに出張した。行き先はボルティモアのフレデリックという町。



 僕の担当している国にシミュレータを買ってあげることになり、仕様書やら何やらを準備し始めたのが2012年の後半。そこから国際入札をかけ、受注者の決定やらその正当性説明資料やらを作り続け、ようやく正式発注したのが昨年末。完成したよという連絡が入り、仕様書に合致しているかを検査しにいかなきゃいかん。それが今回の出張。いやあ、ほぼ3年かかりましたよ。

 ボルティモアでは白人警官が黒人市民をなんちゃらということで暴動騒ぎになっていたけど、フレデリックは外れの方にあるので至って平穏。ただタクシーの運ちゃん曰く、ボルティモアの中心部には怖くて行けないそうだ。


フレデリック。典型的なアメリカの郊外の町。
アメリカに何回か行かれた方は良くご存じと思いますが、大都市以外は基本的に自動車必須の町なんですよね。日本も一緒じゃないかって?いや、そうじゃなく、要は町作りの中で歩行者が想定されていないんですよ。上の写真では歩道がありますが、下の写真でおわかりのとおり、歩道がないところがあるんです。むしろ無いところの方が圧倒的に多い。したがって、歩けないんですわ、これが。
 googleによるとホテルは用務先から徒歩30分くらいだったので、運動がてら毎日歩こうと思い、実際に月曜の朝は歩きました。いやあ、ひどい目に遭った。歩道がないから、交差点でも歩行者用の信号がない、気合いで渡ろうとすると自動車がびゅんびゅん走ってくる、歩いているとすごく怪訝な顔をされる、すごく怖い。レンタカー借りておけばよかった!

歩道がない。

 まあ、用務先に着いてみれば、あとは快適に作業できるんですけどね。アメリカらしく、コーラ類やスナック類は冷蔵庫から適当に持って行ってよ、って感じ。コーヒーはうまいやつを飲み放題だからさ。建物の中も適当に歩いてもらって構わないけど、一カ所だけ封鎖エリアがあるから、そこには入るな、だって。そう言われるとみたくなるのが人情。

あ、軍の関係の仕事をやっているところね。


これが3年の苦労の成果。まあ僕は仕様書を書いただけだけど。このセットが5セットLANでつながる。


構内には桜(?)が咲いていた。


散歩して楽しいところはあまりない。一カ所だけジャングルっぽいところがあった。

 フレデリックという町は、カニが有名なんだそうだ。仕事が全部終わった金曜の晩、カニを食いに行こうと用務先のおっさん達が連れ出してくれた。
 でっかいテーブルに紙が敷かれて、要はその上ならどれだけ汚くしてもいいよ、ということなんだろう。
 5月とはいえ結構暑かったので(ホテルではクーラー入れまくり)、カニとエビとビールという極上の組み合わせを堪能しました。

マツバガニっぽいやつ。

おっさんが大きさの比較で手を出してくれた。このカニのミソがうまかった。黄色く見えるのはおがくずではなくスパイス。


エビもぶりぶりでうまかった。

このクラムチャウダーがうまかった!



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