サンクトペテルブルグに出張してきた。昨年からずっと準備してきた国際閣僚級会合の本番のためである。会議の準備自体は一昨年の年末からスタートしていたのだが、どうにも進捗が遅すぎたようで、去年の初秋にScientific Secretary(会議の内容を考えたり会議を運営したりする事務局みたいなもの)の次席にいきなり抜擢され、会議の原案を全部作れと言われた。実際に中身を聞いてみるとホントにほとんど出来ていない。びっくりしてそれから寝る間も惜しんで働いてきた。その成果が出るわけである。
ホテルの目の前にあったイサク大聖堂。与作は木を切る、イサクは大聖堂である。 世界で3本の指に入る大きな聖堂らしく、教会好きな僕にとっては堪らない存在なのだが、会議前と会議中は忙しすぎ、会議が終わったらぐったりとしてしまい、目と鼻の先なのに中には入れずじまいだった。
しかし、サンクトは暑い!毎日30℃越え、しかも湿気がある。出発前のウィーンは寒いくらいだったので、暑さ対策をしてこなかった。ただでさえ疲労でヘロヘロな体に追い打ちをかけられた。
ホテルの目の前にあったイサク大聖堂。与作は木を切る、イサクは大聖堂である。 世界で3本の指に入る大きな聖堂らしく、教会好きな僕にとっては堪らない存在なのだが、会議前と会議中は忙しすぎ、会議が終わったらぐったりとしてしまい、目と鼻の先なのに中には入れずじまいだった。
しかし、サンクトは暑い!毎日30℃越え、しかも湿気がある。出発前のウィーンは寒いくらいだったので、暑さ対策をしてこなかった。ただでさえ疲労でヘロヘロな体に追い打ちをかけられた。
会議場となったエリツィン大統領図書館。ここに50人以上の各国閣僚を含む600人近くの参加者と100人以上の報道関係者が集うわけだ。
・・・会議の内容を書いてもしょうが無いので書かない。
これだけ大規模かつハイレベルな国際会議となると、毎晩ソーシャルイベントが組まれている。主催者としては、どんなに忙しくとも眠くとも出席しなきゃいかん。
初日の晩は マリインスキー劇場でディナーと観劇である。劇場まではパトカーの先導による大型バス8台以上のコンボイである。さすがおそロシア、やることが違う。
オープンエアなカフェも営業中。
2日目のソーシャルイベント、エカテリーナ宮殿。実はこの日はどうしても行きたくなかった。翌日は僕が責任者であるパネルセッションがあったし、この日のイベントはホテル帰着が夜中の2時半という、とんでもないスケジュールとなっていたのだ。
渋っていたのだが、どうしても来いとバスに引きずり込まれてしまった。
・・・とはいえ、来て良かった!
この超大広間でサンクトペテルブルグ市長ホストの公式晩餐会となった。どんだけ金を使ったんだ、ロシア!?こういうのって、やってる最中はいいんだけど、次回からホストしてくれる国が出てこなくなっちゃうので実は困りものなんですよ。
今回の出張は荷物も多かったので愛用のD800ではなくコンパクトデジタルカメラしか持って行かなかったのだが、 心底後悔した。
最終日、僕のパネルセッションも終え、これまで各国外交団と練りに練ってきた成果文書も発表し、9ヶ月に及ぶ苦労の日々が終わった。
博士論文の恩師も来ておられたので、お付き合いいただき浴びるほど飲もうと飲み始めていたら途中で雷雨となってレストランのテラスが終了となってしまった。
しょうが無いので寝ちまおうと思ったらやっぱり興奮していて数時間で目が覚めてしまった。雨もやんでいたので夜の街をさまよう。