昨日までの激暑から一転、今日は肌寒い位の涼しさでしたよ。
庭でお犬様と本を読んでいて、ふと見上げると空が高い!
昨日までの雲一つ無い空よりも、ちょっと雲があった位の方が空の高さがわかるのが不思議。
・・・東京ではあまり感じたことのない感覚。
こっちで働いていた日本の職場の同期(大学も学科は違えど同じ学部の同級生でもあった)が帰国するというので、最後に行きたいところを聞いたところ、Badenでサウナに入りたいという変な要求があったので、もう一人の同期とともにおっさん3人でバーデンに行ってきましたよ。
Badenはウィーンから30分ちょいのところにある、名前のとおりの温泉地。場所はこの辺。
正式にはBaden bei Wien(ウィーンのそばのバーデン)という、そんなことでいいのか?と思ってしまう名前の街。
温泉とは言え、日本の温泉とは違い水着を着て入るぬるーい温水プール。
これが日帰り入浴のできるRömertherme(レーマーテルメ)。屋外のぬるい温水プールと屋内の冷たいプール、あとサウナが数種類という構成。
入り口のそばにある謎のモニュメント。彫像とはいえ、カメラを構えている人にカメラを構えるのは心理的に抵抗感がある。
ちなみにここのサウナは男女一緒に入り、なおかつすっぽんぽん。まあ薄暗いんですけどね。あと若い女性はいないんですけどね。そんでしばらく我慢していると、誰か必ず「そろそろやろうか」と石に水を打ち、内部に置いてあるタオルで室内の空気を循環させるボランティアをする。数分タオルをぐるんぐるん振り回すとみんなが拍手ぱちぱち。これがお約束。
20年以上苦楽をともにした仲間と数時間、くだらない話からまじめな話まで盛り上がり、帰宅。今度はお犬様の散歩に出かける。
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先週お犬様の散歩をしている途中でいつもの空き地の横を通ると、木の下でおっさんが手を伸ばしてひょいぱくひょいぱくしていた。その時は何だろうと思ったけどすぐ忘れた。その後ふと思いだしてその木に近づいてみると、
あのおっさんを初めいろんな人がきっと食べたので手の届くところには生えてなかったんだけど、ジャンプしていくつか取って食べてみたら、これがなんととても甘くておいしい!
数日過ぎて今朝の話。庭でコーヒーを飲んでいると、裏の農園から野菜を買って帰る人の中で、サクランボを持っている人がいた。ふと見ると、小さな赤いものがたくさんなっている。
お犬様の散歩帰りに立ち寄ってみると、11時でおしまいなのよ、サクランボを取る人がいなくなっちゃったので後で届けてあげる、わんちゃんの家よね、とのこと。1.5キロくださいとお願いして帰る。
数時間後、おばちゃんが木でできた素朴なかごに入れて届けにきてくれた。きっと無農薬のさくらんぼ1.5キロでなんとたった5ユーロ!安っ。さすがにたくさんある。
味は・・・おいしいです。すごく甘いのとちょっと酸っぱいのが混じっていて、それはそれで自然な感じでとてもよろしい。ばくばく食べても随分食いでがあるなあ。日本だと山のルビーとかいってすごく高いですけど、いくらなんでも高すぎると思う。こっちはほんと恵まれてます。
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ウィーンはここ数週間天候が不順で、まるで梅雨入りしたかのような感じである。とはいえ、湿気むしむしにはならないのがいいところ。
昨晩も雨がちょぼちょぼ降っていたんだけど、今朝はどんよりではあっても雨は降っていない。最近の天候不順でお犬様も散歩不十分でストレスがたまっている気がしたので、降らないうちに例によって散歩に出かけた。
でもやっぱりスタートダッシュですな。
うちのお犬様は、画面左から来る車にしか反応しない。右側通行だから、手前の車線の車だけってことなんですかね。
この近辺、こういう地味な花を付けた木が並木になっていて、とてもいい香りがしている。何の木だかは全然知らない。
帰ってきてブラッシングをして僕も自分の部屋(3階)に引き上げ一休み。通常お犬様は1階のリビングでごろごろするのだが、今日は僕の部屋にやってきてお休みになられる。気ままなものである。
犬の寝顔を見ていたらこっちまで眠くなってきて・・・てな感じで日曜日はゆっくりと時間が過ぎていきます。
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ウィーン近郊のスキー場としては、SemmeringとかStuhleckとかが有名ですな。市内から車で1時間半くらいで行けるし。でもそこは当然ながらウィーン市ではないのだ。
それとは無関係に私は数ヶ月前から一つの記憶の断片が浮かんでは消えを繰り返していた。確かウィーン市内にスキー場があったよなあ、と。前回赴任時に1回行った記憶がある。ただそれがどこだかすっかり忘れてしまっていた。
それが昨日ペットホテルを見つけに行った帰りに、街ゆく風景を運転しながらぼんやり見ていたら(見ていちゃだめじゃん)、あれー、なんか記憶があるぞ・・・あ、確か例のスキー場がこの辺じゃないか?
それからネットで調べまくり、ようやくヒット!Hohe Wand Wiese Wienだ!
ここはウィーン市14区、まさにウィーン市内にあるれっきとしたスキー場なのだ。早速行ってみることにした。どうせヒマだしな!
ちなみに場所はこの辺。ウィーンの辺境地にある我が家からも30分弱で行ける。
ナビに頼って進む。近くなるにつけ昔の記憶の断片がどんどんつながってくるのは楽しい。
ウィーンの外れではあるが、住宅街。そこに何か幟が立っているぞ。
夏の間はそりをやっている。早速やってみることにした。
まずはそりに乗り込む。ちなみに料金は1回4ユーロ。16歳までは3ユーロ。手すりをつかんで自力で前進する。そんでスキーの乗り場まで来ると、おねぇさんがそりの前端にゲレンデの右端にあるTバーリフトのバーを引っかけてくれる。そうするとそのまま頂上まで引き上げられ(既に2人上がっている途中)、バーは自動的に外れ、そのまま滑り降りる仕組み。
本当はこういうのを写真を使って説明すりゃあわかりやすいんだろーけど、実は僕はこういうそりとかジェットコースターとかは大の苦手。正直写真を撮っている余裕はないだろうと下でお犬様と待つ嫁に託してきた。まあ大正解。えらく高かったしえらく急勾配だったし、結果えらく怖かった(笑)一番前が僕。後ろが娘。座っていながらも腰が引けているという高度な恐がり方をしているのがおわかりいただけるだろうか。
その後嫁ともう1回娘が乗ったところで雨が降ってきたのですぐ退散。まあ、オチも何もないんですが、市内の住宅街のど真ん中にいきなりスキー場があるのもウィーンの意外なところです。
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家族で一時帰国をする時などを考えて、良いペットホテルはないか探している。今日は友人から紹介されたところを訪問した。
ここ、カーナビに住所が登録されていない。スマホのグーグルマップには出てきたのでそれを頼りに行ってはみたものの、なぜか高速道路上で「目的地に到着」などと豪快な案内をされ四苦八苦。迷いに迷ってようやく到着。なんか秘境のようなところ。
一番びっくりしたのがここ。ペットホテルの直前なんだけど、なんと道路上を川が流れている、というか、道路が川の下。(笑)恐る恐る通過。別に増水して冠水したわけじゃない。大雨の後とかどうなるんだろう?まったく、キャメルトロフィーじゃないんだから。
ちなみに場所はこの辺。ちょっと遠いなぁ。
このペットホテル、建物の中でたぶん犬の細かな毛が舞っていたのか、家族3人とも怒濤の鼻水くしゃみ。おばさんは完璧な英語を話すのでよかったんだけどなあ。
秘境から脱出して近所の小さな街に。St.Christophenというところのようだ。教会があってGasthofがあって、それくらい。かわいい街である。
我が家は職場まで結構近い。いつもは嫁が車で送り迎えしてくれているんですけど、陽気が良くなったら自転車で行ってみようとずっと思っていた。でも寒かったり忙しかったりしてなかなか機会が無かったんですよね。
4時間も昼寝をして目覚めた後、ふと自転車で職場まで行ってみようと思い、出かけることにした。
我が家の玄関への通用路にバラが自生していた。これぞ野バラというやつか。
ちなみに自転車は世田谷区から千代田区に単身赴任(思えばひどい単身赴任だ)していた時に慰みに買ったGIANTの2010年モデルDEFY3というロードレーサー(の入門用みたいな感じのやつ)で、日本から船便で運んできたもの。ずっと放っておいたけど、エアを入れたら普通に動いてうれしかった。
日本じゃ自転車が我が物顔で歩道を走る(法改正で車道を走るようになったんでしたっけ?最近どうなっているのかわかんないや)けど、こっちは車道走行が原則。右折左折も自動車と同じ車線を走るので結構怖い。
車道を走るんじゃいやだなあと思っていたら、なんと職場までほとんどの行程を自転車専用道で行けることが判明。これはラッキー。片道20分ってとこですな。これはほどほどの運動量になるかも。
まっすぐ家に戻るのもナニなので、ふらふらと寄り道をしていたら、Alte Donauに出た。場所はこの辺(だと思う)。
ここ10日くらいウィーンは天候不順で、さっきまで快晴だったのが急に土砂降りになったりするのが繰り返された。今日はとても蒸し暑い。
水は結構きれい。こっちの人は河とか湖とか沼とかで泳ぐのが好き。まあ海と違ってべたべたしないから気持ちがいいと言えなくもない。
夜8時近くの初夏の日曜。なんとも優雅な街です。これでも一国の首都なんですけどね。東京じゃ考えられないよなあ。
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犬は汗をかけないから舌を出して体温をコントロールしているとよく言われるが、半分は間違えている。犬にも汗腺があり、しかもアポクリン腺というにおいの発生する方が体中に存在している。これが犬臭さの原因となるのである。
うちのお犬様はシェットランドシープドッグであり、体毛が長いのでこまめにカットをする必要があり、その頻度は飼い主よりももっと高頻度となる。しかも1回のお値段は飼い主が25ユーロ程度の床屋でお茶を濁している一方で、ウィーンでやるとその倍、チェコでも4割増しという、一体俺は何のために下手な英語で四苦八苦しながら生活費を稼いでいるのかバカらしくなるような状況なわけだが、まあそれは置いておいて、何にせよ、カットだけでなく体を洗わないと犬臭くなるわけで、わざわざシャンプーのためにチェコまで連れて行くのもナニなので、数週間に一度くらいの頻度で飼い主が洗うわけだ。
これまではバスタブで洗っていたわけだが、犬としてはシャンプーなんて大きなお世話なわけで、飼い主に絶対服従の牧羊犬の本能を超えて逃げようとあがく。結果風呂場がびしょびしょという結果となり、かつ洗う体勢がどうしても中途半端となるので、洗い主の腰や膝が痛くなるなど、要改善項目であった。ということで、今回は、シャワー用のブースで洗ってみることにした。
心なしか哀しそうな目をしている気がしないでもないが、きっと気のせいだろう。
もはやなすがままである。
乾燥時との当社比マイナス70%位の体の大きさである。これはどこから見ても貧相犬である。
結果、バスタブ洗いと比べて非常に良好であった。この場合、逃げようにもガラス戸で囲まれているので無理だから、あがこうにもあがけない。心配していた水切りぷるぷる行動で洗い主びしょびしょについても、閉鎖空間に飼い主も一緒にいるのでそれなりに落ち着くのか数回にとどまり、びしょびしょにもならなかった。
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