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このブログについて

みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2015年4月26日日曜日

お犬の毛刈りに行ってシュパーゲルを食べてハリネズミに出会う


 日本ではゴールデンウィークとかいう浮かれた楽しいイベントが始まったようですが、こっちは5月1日のメーデー以外は通常営業ですよ。

 とはいえ、日曜なのでお休みである。ふとお犬を見ると、毛がわさわさしているので、例によってチェコまで行って毛刈りをしてもらうことにした。



 途中の小さな町を通ると、シュパーゲル(アスパラガスのことね)の産直屋台が出ていたりする。ああ、今が旬なんだなあということで、帰り道のGuntersdorfという小さな町のレストランに入ってみた。

 想像どおり、シュパーゲル料理がたくさん。

鶏肉とシュパーゲルとパスタ。

典型的なシュパーゲル料理に見えて、実はシュパーゲルがチーズとハムと一緒に焼いてある。絶品。


 初めて入った店がとてもおいしくてびっくり。写真は撮らなかったけど、シュパーゲルのクリームスープはこれまでで一番おいしかったかもしれない。あとシュパーゲルのゆで加減が絶妙で、シャキシャキ感がちゃんと残っている。味もしょっぱすぎなくてよろしい。数年この店の前を素通りしていたのが残念で仕方が無い。


 帰ってきた図。さっぱりしてよかった。

何度も言いますが、えらい迷惑です。



 夕食後、お犬の散歩に出かける。

 家のそばまで帰ってくると、森の方から住宅街の方に向かって道をなんか丸いものが横断していく。まっくろくろすけか?と思ったら、なんとハリネズミ。

まだ大人になりきっていない感じ。


 娘に電話をかけるとうきうきしながら嫁まで出てきた。

 さすがに住宅街じゃ具合が悪いだろうと、森の方に戻そうとするけど、さすがに元祖ハリネズミ先輩。痛くて触れやしない。娘が「何か持ってくる」と家に走り、持ってきたのがタオルか何かかと思ったらなんと洗面器。

 なんとか洗面器に入っていただき森に持って行こうとするけど、じたばた外に出ようとして往生した。

どうも。


これ、じたばたすんな。


 一回放したら、すぐにまた出てきてしまった。しょうがなしに、森の奥にある小さな動物公園に放した。ここなら肉食獣はいないし、大丈夫でしょ。

 日本人的には街中でハリネズミってのは珍しいことだけど、英語名はHedgehog(生垣ブタ)だし、ヨーロッパ的にはあまり珍しくないみたい。



2 件のコメント:

  1. 初めてコメントさせていただきます。いつも楽しく拝読しています。
    シュパーゲルのシーズンにウィーンに行けた試しがなく、日本のウィーン料理屋さんでしか食べたことがありません。
    2枚目の写真が本当においしそう!
    いつか、春先にウィーンに行きたいと思います。

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    1. Maki様、コメントありがとうございます。
      おいしいものが数少ないウィーンなので、シュパーゲルは貴重な存在と言えると思います。
      文化財なんかは年がら年中ありますので、それにプラスしておいしいものがこの時期だけ食べられます。是非ご都合を付けていただいて、この時期にお越しになってみてください。

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